ママが病気になって寝込んでしまった時や、急な用事で家を空けなくてはならなくなった時、パパは赤ちゃんの服を洗濯できるでしょうか?
「洗濯なんて、洗濯機に入れてスイッチ押せばいいだけだろ?」
というパパ、甘いですよ!
赤ちゃんの肌着や服は、とてもデリケートにできています。
普通に洗濯すると、布地がいたんだり、縫い目がほつれたりするため、赤ちゃんの肌にとって刺激となってしまいます。また、大人の服と同じ洗剤や柔軟剤、漂白剤などを使うと、それが原因で肌荒れを起こしてしまうこともあるのです。
赤ちゃんの服を洗濯する時には、大人の服を洗濯する時と違う注意が必要です。ここでは、パパ向けに赤ちゃんの服を洗濯する時のコツをお伝えします。いざという時のために、覚えておいてくださいね。
赤ちゃんの服のお洗濯、基本の手順
各家庭で、赤ちゃんの服の洗濯の方法や使う洗剤は違いますが、基本的な手順は以下のとおりです。
パパが洗濯を任されたら、以下の手順を参考にしてみましょう。
1.目立つ汚れは下洗いする
赤ちゃんの服は、汗、よだれ、母乳やミルクなどで意外と汚れています。まず、洗濯機に入れる前に目立った汚れがないか確認しましょう。
汚れがある場合は、事前に下洗いをします。母乳やミルクの汚れはタンパク汚れであるため、お湯で洗ってしまうと固まって落ちにくくなります。必ずぬるま湯を使いましょう。
2.洗濯表示を確認する
次に、服についているタグに書かれている洗濯表示を確認します。
- タライのようなマーク、または「手洗イ」と書いてあるものは、洗濯機に入れずに手洗いをします。
- 四角い箱のマークがあるものは、洗濯機で洗えます。
- 「弱」は弱水流で洗うことが望ましいもの。
- 「ネット使用」は洗濯ネットに入れて洗うも。
幾つかルールが有りますが、基本的に、赤ちゃんの服を洗濯機で洗う時は洗濯ネットに入れる、と覚えておいてOKです。
洗濯ネットに入れる場合は、ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと汚れが落ちないので、ある程度余裕を持たせましょう。
3.洗剤を入れて洗濯スタート
赤ちゃんの服専用の洗剤がある場合は、それを使います。洗濯機に表示される水量と、必要な洗剤の量を確認して洗剤を投下し、洗濯機のスタートボタンを押して洗濯をスタートさせましょう。
赤ちゃんの肌にとって負担となる漂白剤や柔軟剤は使いません。
4.干す
洗濯が終わったら、干します。赤ちゃんの服は小さいので、専用のハンガーがあればそれに、なければピンチでしっかり挟み、風で飛ばされたり、落ちたりしないように固定しましょう。
干す時は、繊維の方向にそってやさしくシワを伸ばします。引っ張りすぎると伸びてしまうので、要注意です。
基本さえマスターすれば、パパも洗濯上手に
いかがですか?
赤ちゃんの服を洗濯する場合は、
- ひどい汚れは下洗い
- 赤ちゃんの服はネットに入れる
- 専用の洗剤を使う
というコツさえ覚えておけば大丈夫。
ママが寝込んだ時、赤ちゃんに着せる服がない!などということにならないためにも、洗濯の基本をマスターしておきましょう。