夫から妻に謝る時、何に気をつけて謝ると誠意が伝わりやすくなるでしょうか。
また、夫に謝られた妻はどのような態度をとるべきでしょうか。謝罪する夫を激昂させてしまう、やりがちなミスとは…?
夫が妻に謝る時のポイントです。
妻に謝罪を受け入れてもらうために、夫が心がけること
1.謝罪はできるだけ早く
喧嘩したその時は、怒りでそんな気持ちにはなれないかもしれませんが、謝るのなら早ければ早い方が吉。
時間がたてばたつほど謝りにくくなりますし、妻の態度は硬化して、意を決して謝っても「今さら何よ!」と逆ギレされるおそれもあります。謝罪はできるだけ早いタイミングでしておきましょう。
2.妻の「感情」に注目する
女性は良くも悪くも感情を中心に動いていますので、謝る時も妻の感情に訴えかけるようにしましょう。
ただ「ごめん」とだけ伝えるのではなく、
- 「悲しませてごめん」
- 「嫌な気持ちにさせてごめん」
といったように、妻の気持ちに寄り添う言葉を加えるのが効果的。それだけでも、妻は「気持ちをわかってもらえた」と感じるため、怒りが鎮まりやすくなります。
3.理由の説明はなるべく控える
男性は謝罪をする時に、あれこれと理由を並べて説明してしまいがちですが、女性にとってそれは言い訳以外の何にも聞こえません。
大切なのは、妻が悲しんでいたり怒っていたりする事実です。それに対してまず謝罪した上で、妻が聞いてくれるようなら「実は……」と手短に理由を付け加えるようにしましょう。最初に「ごめん」があった方が、妻も落ち着いて夫の話を聞く姿勢が整います。
夫が謝ってきたら妻はこんなところに気をつけて
妻の場合も、謝る時のポイントは夫とほぼ同じです。
しかし、女性は比較的素直に自分から謝罪できるものの、相手から謝罪された時の対応が原因で、仲直りするどころか逆にこじれてしまうことが多いかもしれません。夫が素直に謝ってくれたら、妻はこんなことに気をつけてみましょう。
1.過去を蒸し返さない
女性は記憶力がよく、それが感情と結びついているために、つい「あの時だって……」と思い出すままに文句を言ってしまいます。しかし、男性はそこまで記憶力がよくないため、覚えのない過去を蒸し返してグチグチ責められると非常にうんざりします。
今、その出来事に対して謝ったのに、過去の出来事まで持ちだして更に責められれば良い気持ちはしません。それどころか、「謝るんじゃなかった!」と後悔してしまうことも。過去のことを思い出しても言葉にはせず、自分の胸だけにしまっておきましょう。
2.自分の非を素直に認める
一方的に夫が悪いと思われる時でも、もしかしたら自分にも悪いところがあったのかも……と振り返ってみることは必要です。
夫も謝っているのですから、こちらも素直に、謙虚になって「私もこういうところが悪かったわ、ごめんね」と伝えて、お互い様で終わらせるのが理想。そうして夫に「自分から謝ってよかった」と思わせるのも、よい方法です。
仲の良い夫婦であっても、些細なことから喧嘩になって、お互い謝れずに気まずい思いをするのはよくあることですよね。しかし、早めの謝罪とそれを素直に受け入れる姿勢があれば、雨降って地固まるのごとく、喧嘩の後は夫婦関係がより強固なものになっていくことでしょう。
上手な仲直りの仕方を身につけて、喧嘩はしても常に夫婦円満でいられるようにしていきたいですね。