乾燥しやすく、油断するとすぐにカサカサになってしまう赤ちゃんの肌。少しの刺激でも赤くなったり、痒くなったりしてしまうこともありますよね。
赤ちゃんの肌トラブルは、一度起こってしまうと、キレイに治すまでに時間がかかります。なぜなら、赤ちゃんは痒いところを我慢できずに搔いたり、こすったりしてしまうため。
大人なら、荒れているところはなるべく触らないようにしようとか、痒くても我慢しようと心がけることができますが、赤ちゃんにはそれは無理な話です。
だからこそ、赤ちゃんの肌トラブルを発生させないように、また、発生してしまった時は症状が軽いうちに改善できるように、ママがしっかり保湿してあげたいですね。
ここでは、肌トラブルを予防するために大切になる、ベビー用の保湿剤やローションを使った保湿のポイントを、体の部位ごとにまとめてみました。正しい保湿方法をマスターして、赤ちゃんの肌トラブルをしっかり予防してあげましょう!
部位別の保湿ポイントをおさえてすべすべ肌に!
頭
赤ちゃんの頭皮が乾燥している時は、ママの手にワセリンやローションを少量取り、髪の毛を分けながら塗ってあげます。
人差し指の腹で、やさしく頭をなでるようにして保湿剤を塗りましょう。頭に使う保湿剤は、できるだけベタつきが少なく、伸ばしやすいタイプのものを選ぶといいですね。
顔
赤ちゃんの額、頬、顎に点々と保湿剤を乗せて、そこから円を描くように伸ばしていきます。
目の周りや口の周りは特に皮膚が薄いので、保湿剤をすり込んでこすり過ぎないように注意しましょう。唇までケアできるタイプの保湿剤であれば、唇にも忘れずに塗ってあげてくださいね。
また、耳の保湿はついつい忘れがち。乾燥しやすい部分ですから、顔の保湿をする時は耳と耳の後ろまで保湿剤を伸ばしてあげましょう。
お腹と背中
赤ちゃんを仰向けに寝かせたら、保湿剤を多めに手に取り、お腹の中央から左右へと、手のひら全体を使って広げていきます。
背中も同様に、赤ちゃんをうつ伏せにして、全体に行き渡るように保湿剤を塗ってあげましょう。背中にあせもができやすい場合は、保湿剤は控えめにいてあげるといいかもしれません。
腕と足
腕や足も、忘れずに保湿してあげましょう。
手首や足首のシワになっている部分は、乾燥が進むと皮膚が切れて出血することもあります。シワを伸ばしながら、丁寧に保湿剤を塗ってくださいね。
また、膝の裏や肘の内側、肩から腕の付け根にかけての部分は意外に乾燥しやすい部分です。忘れずに保湿しましょう。
おしり
保湿剤を手に取ったら、左右のおしりの真ん中から外側に向けて、円を描くようにして均等に伸ばしていきます。
太ももの付け根にあるシワにも、忘れず保湿剤をつけてあげましょう。
保湿剤をママの手に取る時は、手のひらに吸収されることも考えて、少し多めに取ると、赤ちゃんの肌にも伸ばしやすくなりますよ。
このようにしてスキンケアを続けると、保湿効果だけではなく、タッチセラピー効果として、赤ちゃんの心を落ち着かせたり、寝付きを良くしたりするといったメリットも感じられるかもしれません。
スキンケアの時間は、ママと赤ちゃんの大切なスキンシップの時間でもあると考えて、笑顔で話しかけながら、赤ちゃんの肌を保湿してあげたいですね。
夜中に痒いと泣いて起きていた娘。3日のケアで肌がしっとりになりました。その時の体験をまとめています↓ [blogcard url='http://babynet.jp/page-5552' width='' height='' class='' style='']