赤ちゃんの肌は、薄くてとてもデリケート。ちょっとした刺激ですぐに荒れてしまい、ブツブツができたり、カサカサと乾燥したりしてしまいます。
また、赤ちゃんが自分で引っかき傷を作ってしまうこともありますね。
生まれてから全く肌トラブルを経験したことがない、という赤ちゃんは少ないもの。肌そのものが薄く、肌を守る力も未熟な赤ちゃんの肌が荒れてしまうのは、仕方がないことかもしれません。
しかし、肌トラブルの中には、ママが毎日の中であることに気を配るだけでも防げるものがあります。今回は、赤ちゃんの肌荒れを予防するために気を配りたいポイントを、5つほどあげてみましょう。
肌が荒れる5つの原因をブロックしよう!
赤ちゃんの肌が荒れてしまう原因は、大きく5つあげられます。これらの原因ごとに予防法と対策をきちんと知っておけば、赤ちゃんの肌トラブルを未然に防ぐことができるかもしれません。
それでは、肌トラブルの原因別に、どんなところに気をつければいいのか、そのポイントをお伝えします。
1.汗、よだれ、汚れ
汗やよだれ、オムツの汚れなどは、すぐにキレイにしてあげることが大切。オムツをこまめに交換するのはもちろん、汗やよだれで汚れたら、その都度拭いてあげるようにしましょう。
また、帽子やスタイなどを使う時は、かぶりっぱなしやつけっぱなしに注意!汗やよだれで湿っぽくなっていないか常にチェックし、汚れた場合は肌を清潔にして、きれいなものに取り替えるようにしましょう。
よだれかぶれのケアや保湿については、「スタイが原因のケースも!?赤ちゃんのよだれかぶれケア5つのポイント」で詳しくお伝えしていますので、合わせてご覧ください。
2.紫外線
皮膚の薄い赤ちゃんは、紫外線の影響を大人よりも受けやすいと言われています。紫外線は、短期的にも長期的にも肌にさまざまな影響を及ぼすものですので、しっかりガードしましょう。
お出かけの際は赤ちゃん用の日焼け止めクリームを塗り、帽子をかぶせたり、ベビーカーの幌を下げたりして、強い日差しを避けてあげましょう。
「やり過ぎに注意!赤ちゃんの紫外線対策のポイントと日焼け止めクリームの選び方」で、紫外線対策の方法をマスターしてくださいね。
3.乾燥
赤ちゃんは皮脂や水分の量が少ないため、常に乾燥しがちです。お風呂あがりや、よだれを拭いた後などは、ローションやクリームなどでしっかり保湿してあげましょう。
乾燥を防ぐことで、赤ちゃんの肌トラブルの多くは予防できますから、赤ちゃんに合った保湿剤を常備しておくようにしましょう。
どの保湿剤がいいか迷ってしまった時は、「オイル?ローション?赤ちゃんに本当にピッタリの保湿剤どう選べばいいの?」をご参考にしてくださいね。
4.衣類やタオルの刺激
意外な盲点とも言えるのが、衣類やタオルの繊維による刺激です。赤ちゃんの肌はデリケートなため、化学繊維によって肌が荒れることもあります。
また、洗濯した際の洗剤や柔軟剤が繊維に残ったままになっていると、それによってかぶれることもあります。赤ちゃんの衣類やタオルは、吸水性にも優れ、汗や水分をよく吸い取ってくれるコットン100%のものがオススメ。できれば肌によりやさしい、オーガニックコットンを選んであげたいですね。
5.赤ちゃんが自分で顔を掻いてしまう
赤ちゃんが自分で自分の顔を傷つけてしまうと、傷の痛みが気になったり、傷が治りかけてかゆくなったりして、また触ってしまうという悪循環が生まれることも。
また、傷に雑菌が入ってしまうと炎症を起こして荒れてしまうこともあります。赤ちゃんの爪が伸びていないか毎日チェックするとともに、傷がひどい時や、赤ちゃんがどうしても顔を掻いてしまう時だけは、ミトンを利用するようにしましょう。
赤ちゃんの顔の傷についての対策は、「赤ちゃんはなぜ顔をこするの?その原因と対策法をチェック!」で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。
これらの5つの原因をしっかりブロックするだけでも、赤ちゃんの肌荒れは十分に防ぐことができます。上記のことに気をつけて、赤ちゃんのすべすべ肌を守ってあげましょう。
夜中に痒いと泣いて起きていた娘。3日のケアで肌がしっとりになりました。その時の体験をまとめています↓
[blogcard url=’http://babynet.jp/page-5552′ width=” height=” class=” style=”]