BabyNET

生活リズムを整えてストレスを減らすために。150以上の超具体的な赤ちゃんの寝かしつけのコツ。

ブログを運営し始めて12年|妻に感謝し続けたい

こんにちは中の人です。このブログは世の中からは忘れ去られていると思いますが、意外と歴史がありまして12年近く運営しています。

ブログのはじまりは不妊治療を乗り越えて出産した妻を支えるために、夫である私が学んだ情報をまとめたものでした。

人工授精後に無事子供を授かったものの、スグに襲ってきたのが「赤ちゃんが全く寝ない!」という悪夢のような毎日。

妻はボロボロ。私もボロボロ。産後3週ほど目には幻聴が聞こえてくるようなありさま。

妻は専業で子供に付きっ切りですが、子供と24時間一緒では参ってしまいます。だから私も可能な限り参加。

「育児に参加」なんて書くと「当事者意識が無い!」なんて指摘されますが、やっぱり参加という意識でしたね。妻を助けようという気持ちが強かった。

昼間は仕事。夜中も寝ない子供を見続けるのはね。超しんどすぎ。

そこで、私は「赤ちゃんを寝かしつける方法はないのか?」と考えてネットを検索しまくりました。

でも出てくるのは「そのうち長く寝るようになる」なんて使えない情報ばかり。

今すぐ問題を解決できる具体性が無いんですよね。絶望を感じました。

「このまま死に物狂いで乗り切るしかないのか」と。

でも、世の中には知っている人がいるものなんですね「赤ちゃんを寝かしつける方法がある」というのです。

それが「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」という本でしたね。

その本から知ったのが「生活リズム」という言葉。その考え方に驚きました。そんなことをして良いの!?と。

今までは「赤ちゃんが泣いたら授乳。もしくはおむつ交換」ぐらいの知識しかありませんでした。行き当たりばったりです。

でも快眠講座は違いました。親が赤ちゃんの食事と睡眠のリズムを制御するという考え方なんですよね。西洋的な考え方ですよね。

私はコンピュータエンジニアなのでこの考え方は腑に落ちました。私は妻に提案したんですよね。

「このカリスマナニーのやり方を参考にしてみよう!」って

妻はすぐに賛同してくれました。そして私が手動で授乳と睡眠の徹底管理を行いました。妻は何も考えなくても私の言うとおりにするだけで良いようにしました。

だって、考える余裕なんてないですから。それにこのような計画を立てるのは私の方が得意でしたし。

結果どうなったのかというと、妻と私の生活に余裕が産まれました。

次にすべきことが分かるって最高ですね。「何時何分になったらこれをする!」って夫婦共通の認識ができるんですよ。そしてうまい具合にうちの子にはこの方式がぴったりマッチしてくれました。

カリスマナニーのブログを書いていたとき「そうそう上手く行くものではない!」って反応がありました。当然だと思います。

原因は分かりません。すべきことをしていないだけなのかもしれません。もともと本当に合わないのかもしれません。どちらかは私にはわかりませんよ。当たり前ですよね。

別に無理してカリスマナニーのやり方を実践しなくたっていいのです。好きにすればいい。

でも私たち家族にはナニーのやり方がぴったり合った。それだけです。世の中は広い。同じようにぴったり合う人はいるはずです。その人たちだけでも救われればいいと思います。合わない人は別で試行錯誤してください。

冷たいですか?でも冷たいと思われてもどうしようもないですものね。ここは私の個人的なブログなんですよ。実際に実践して「よかったな」という情報を掲載してるだけなんです。個々の情報を参考にするかしないかは読み手の判断にお任せです。

赤ちゃんの寝かしつけの次のテーマは?妻を大切にする。

やがて、私個人の体験の赤ちゃんの寝かしつけ方法はすべて書ききりました。それだとGoogle検索で表示されなくなるんですよね。それは困る。だって更新の止まったブログは検索順位が落ちていきますからね。

そこで次のBabyNETのテーマを考えました。

知育とか幼稚園の事とかも考えてました。でもイマイチぴんと来ない。もうちょっと私の経験が生かせるモノ。私が書いていて楽しいものをテーマに選びたい。

最終的に選んだのは「夫婦の仲の良さ」でした。

実は私たち夫婦は、結婚歴は20年。知り合ってから30年ちょっとなんですよね。長いです。それでいて仲が良いです。(そう考えるのは夫だけ?という指摘はなしでお願いします。)

その辺りの経験から「夫婦仲を良く保つにはどうすればよいか」をテーマに選びました。夫婦仲について調べていくとどうも「嫁と姑」というものが引っかかるようです。

「妻も同じような気持ちを抱いているのかもしれないな。これはやばいな。」

そう感じ取ったんですよね。そこで自分の勉強にもなるし「嫁と姑」をテーマに取り扱うことにしたんですよね。

どちらも、BabyNETの読者には興味があるのではないかな?って思います。

私は夫(おとこ)なのでファッションとか雑貨とか、そういうのは全く知りません。でも夫目線から妻をフォローするにはどうすればいいのか?は知りたいし、知った事を伝えることが出来ます。このブログに相応しいテーマだと思いました。

だからこのブログの嫁姑対策などの記事は「夫目線」なんですよね。

「いかに自分の大切な妻を自分の母親から守るか?」そのための知識を掲載しているつもりです。

嫁姑夫ネタは沢山ありました。ネットの情報だけではなくて妻からも沢山話を聞きました。「どんないやなことがあった?」って。これは自分の反省材料になりましたね。

また、妻の心理をしるために、女性心理の本も何冊も買って読みました。やっぱり難しいですね。男とは考え方捉え方感じ方がちがいますから。

奥様方に対してアンケートをとったりもしましたね。ほんと、ブログを通して妻を大切にする方法を沢山学びました。このブログは妻を大切にしたい私のための勉強ブログへと成長していきました。

人生最大級の困難に直面。BabyNET存続の危機到来

夫婦仲良く。これからも末永く仲良く。寝かしつけに悩んだ子供ももうすぐ中学生。すべてがうまくまわっている。そう感じていたある日でした。人生最大の危機が私に訪れました。

【私は病気で脳に障害を負いました。】

原因はインフルエンザ。目の前にあるものを目の前で隠されると「あれ?どこにいったのかな?」と探し始めるような状態となりました。たった今起きた事すら思い出せないのです。

この状態でブログを書くなんて無理ですよね。っていうか普通に生きていけません。仕事も出来なくなり毎日散歩と昼寝を繰り返すだけの毎日を過ごしました。障害で長時間起きていられないのです。

この状態の私を支えてくれたのが妻でした。

私のすることは相当滅茶苦茶でした。常識では考えられない事をさも当然のようにしていました。妻への負担はとんでもないレベルだったはずです。正直見限られて離婚されても文句言えません。「そうなるのかな。足手まといだもんな…」と覚悟も少しありました。

でも妻はずっと支えてくれました。

私の脳の障害は「認知症の老人に近い」症状でした。でも認知症の老人と決定的に違う部分があります。

認知症は今もよりも今後が悪くなりますが、私の障害は少しずつ良くなっていくものでした。だから望みがあったんですよね。

急性期は入院。その後はリハビリの毎日。その中でブログを書こうとしました。でも書けませんでした。書いている最中に、たった今書いた内容を忘れてしまうからです。だから同じことを何度も何度も書いてしまう。これではブログになりません。

そんな私ですが、病気をしてからもうすぐ3年。ようやくここに文章を書けるまでに脳が回復しました。私を支えてくれた妻のおかげです。もちろんほかにもたくさんの方々に支えられてきました。

でも一番は妻です。ずっとずっと私を支えてくれました。「なにもかも忘れてしまう。もうだめだ。」とくじける私に向かって「絶対に良くなる!」と言ってくれていました。

そして今こうしてブログを書けるようにまで脳が回復できました。

また「夫目線からみた妻を大切にするブログ」を再開したいと思います。

感謝です。

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