
「生後3ヶ月になると楽になる」とよく言いますが、実際はどうでしょうか。
この時期は赤ちゃんも昼夜逆転になりやすかったり、寝ぐずりが激しくなったりして、手を焼くママも多いものです。
しかし、引き続きしっかりと生活リズムを意識して、昼夜の区別をつきやすくしてあげることが大切です。
生後3ヶ月~5ヶ月頃の生活スケジュール例
この頃から赤ちゃんの首がすわり始め、うつ伏せや寝返りなどをして運動量が増えてきます。
また、母乳の出が安定してくるママも多いので、泣く度に授乳をするスタイルから、少しずつお腹が空くまで待って授乳するスタイルに変えていきましょう。
娘の場合のスケジュールは、このような感じでした。
7:00 | カーテンをあけて部屋を明るくする 顔をガーゼで拭き、着替えをする 授乳(母乳のみ) 授乳後、起きていることが多い |
9:00 | 授乳(母乳のみ) 散歩や買物など しばらく起きていて、その後1時間ほど寝る |
12:00 | 授乳(母乳のみ) 起きている時はうつ伏せで遊ぶ ぐずぐずすることも多い |
14:00 | 授乳(母乳のみ) 2~3時間ほどお昼寝、その後起きて遊ぶ |
17:00 | 授乳(ミルク160ml) なるべく起こしておくようにするが、この時間に寝てしまうことも |
19:00 | お風呂 授乳(母乳+ミルク120ml) |
20:00 | 暗くした寝室で寝かせる この時期、一人で寝入ることもあるが、たまにぐずって泣くことも ↓睡眠 |
2:00 ~4:00 |
この間に1回授乳(母乳のみ) ↓睡眠 |
母乳の出は安定してきたものの、夕方は出なくなるのを実感していたので、夕方の授乳はミルクのみにしていました。
夜寝る前の授乳は、母乳とミルクを両方飲ませていたので、夜中に起きるのが1回だけという日がほとんどでした。
夜は一人でベビーベッドに寝かせて、私はすぐ隣で眠るまで様子を見ていました。一人で眠る日と、寝ぐずりがひどい日がありましたが、昼間の刺激が多かった日などはよく泣いていたように思います。
昼寝の時間を意識し始めよう
授乳をして寝るだけの生活とは違い、生後3ヶ月を過ぎると昼間起きていることが多くなってくるので、お昼寝の時間をパパやママが調節してあげる必要があります。
午前中と午後にそれぞれ1回ずつお昼寝をし、夕方はなるべく起こしておくようにしましょう。
夕方寝てしまった場合は、短い時間で起こします。ママも赤ちゃんが寝ている間に夕飯作りや家事などをしてしまいたいところですが、ここで18時頃まで寝かせてしまうと、夜寝なくなって生活リズムが崩れてしまいます。
17時以降はできるだけ起こしておくように心がけましょう。

体重は出生時の2倍くらいになり、成長が早い子は首が座ってきます。ミルクもしっかり量が飲める様になり、ミルクの間隔が定まってきます。また、夜に寝る時間が徐々に長くなり、お昼寝の回数が減り、時間も短くなります。
お昼寝の時間が短くなってきたら、赤ちゃんのペースに合わせて生活リズムを整えていきましょう。
決まった時間に、睡眠(ねんね)・お風呂、ミルク・朝の散歩などを行うように続けていけば、少しずつ規則正しい生活リズムの習慣が身につくようになります。
たったひとつの気付きで、メチャクチャだった生後3ヶ月の生活リズムが改善した例もあります。誰もが誤解する意外な盲点を紹介します。