赤ちゃんは基本的に寝るのが下手です。
眠いけれど上手に眠れなくて泣いてしまうことが頻繁にあるでしょう。
自分の欲求や体の不調などをまだ言葉にできない赤ちゃんは、泣くことしかできないため、泣き続けて全く寝てくれない!となると、ママも「どうしてわかってあげられないんだろう…」と心配になったり、落ち込んだりしてしまいますね。
では、赤ちゃんに上手に寝てもらうために、ひとつオススメの方法をお伝えしましょう。
眠れない赤ちゃんに砂糖水?
カリスマナニーとして有名なジーナ・フォードの説では、赤ちゃんが眠れずに泣いている時に砂糖水を飲ませるとよいとしています。
生後2~3ヶ月になると、何をしても泣き止まない、いわゆるコリックという時期がきます。
コリックは、腸のはたらきがまだ未熟な赤ちゃんが、たまったガスや便によって痛みを感じて泣いてしまうのがひとつの原因とされています。
砂糖水は腸のはたらきをよくしてくれる、また便秘を解消する効果があるため、砂糖水を赤ちゃんに飲ませると落ち着いて寝てくれることがあるのです。
甘い砂糖水、赤ちゃんに飲ませても大丈夫?
ママが心配するのは「砂糖水って赤ちゃんに飲ませても大丈夫なの?」という点ですよね。
砂糖水といっても、赤ちゃんに飲ませるものは5%の濃度なので、とても甘くて癖になってしまうようなものではありません。
また、産院の中には、生後すぐの赤ちゃんに5%の砂糖水を飲ませて水分を補っているところもあります。私が娘を産んだ産院もそうでした。生まれたての赤ちゃんでも飲める砂糖水は、実はとても安全なものなのです。
眠れない赤ちゃんに飲ませる5%砂糖水の作り方
白湯100mlに対して5gの砂糖を入れて混ぜるだけです。
赤ちゃんに飲ませる時は、哺乳瓶に入れて湯煎をし、人肌程度に温めます。
100mlすべてを飲ませるのではなく、20~30mlずつ飲ませましょう。
一度に多く飲ませると、お腹をこわしてしまう可能性もあります。決して無理に飲ませず、赤ちゃんが嫌がったらやめてくださいね。
また、眠れずに泣く度に砂糖水をあげていると、それが入眠儀式のようになってしまい、砂糖水がないと眠れないくなってしまう危険性もあります。砂糖水は、どうしても泣き止まない時に試す程度にしておきましょう。