赤ちゃんを泣き止ませ、寝かしつけるためのコツは、赤ちゃんを安心させること。
抱っこをしたり軽く揺らしたりおくるみをしたりといった、ママのお腹の中の環境を再現させるような方法が有効なのは、そのためです。
しかし、それでも赤ちゃんが泣きやんでくれない時は、他にどんな方法が有効なのでしょう?
安心させてもダメなら、意表をついてみよう
赤ちゃんが泣いている理由がわからない、ということはよくあります。
- 体調も悪くなさそう
- ケガもしていない
- 厚くも寒くもない
- お腹も空いていないし
- ゲップも出ている
思い当たることをすべてチェックして、抱っこでユラユラ、おくるみ、横向き寝やうつぶせ寝など、赤ちゃんを安心させる方法をとっても泣き止んでくれない場合は、まず赤ちゃんの気持ちを切り替えることから始めましょう。
まず、泣いている赤ちゃんの気をそらすために、赤ちゃんの意表をつくことをしてみます。
たとえば、
- 小指で赤ちゃんの耳をそっとこする
- 赤ちゃんのほっぺたを口で吸ってみる
- 耳元でボソボソと小さな声でつぶやいてみる
- うちわでそっとあおいで風を送ってみる
など。
赤ちゃんが「え?なにそれ?」と思わずビックリしてしまうようなことをすると、赤ちゃんがピタっと泣き止むことがあります。
泣いている赤ちゃんの気持ちのスイッチを切り替えよう
ママに耳を触られると泣き止むという赤ちゃんは意外に多いようです。
くすぐったい刺激が心地よいと感じるのか、それとも今まであまり経験したことのない刺激だからビックリするのかはわかりませんが、一瞬意表をつくにはよい方法かもしれません。
また、顔に風がかかると、赤ちゃんはその刺激に慣れていないため、ビックリするそうです。
扇風機のような強い風は論外ですが、うちわでそっとあおいだり、顔にふーっと優しく息を吹きかけてあげると泣き止むことが多いです。
一瞬ビックリした顔をして泣くのをやめるので、その隙に抱っこをしてあげるようにすると、スムーズに寝かしつけへ進めることが多かったです。
泣きモードに入ったスイッチを切り替えよう
赤ちゃんがあまりにも泣いている時は、抱っこもおくるみも意味がありません。
こうした一瞬の意表をつくママの行動で赤ちゃんが泣き止んだら、そこからふたたび抱っこやおくるみなどをして寝かしつけの態勢に入りましょう。
赤ちゃんの気持ちのスイッチを切り替えてあげるつもりで、落ち着いて寝かしつけができる環境に持っていくといいでしょう。