
赤ちゃんが激しく泣いている時は、何をしても泣き止んでくれません。
泣き止ませようとしても、赤ちゃんは何が気に入らないのかますます泣くばかり…
ママは途方に暮れてしまいますね。
このように、泣き止ませようとすればするほど赤ちゃんが泣いてしまう時、どうすればいいのでしょうか?
「泣き止ませる」ことにこだわらない
まず大切なのが、ママが焦って泣き止ませようとしないこと。
ママが「何とかしなきゃ!」と焦ったり、「何かの病気かも…」と不安になったりすることで、赤ちゃんがますます泣いてしまうこともよくあるので、一番いいのはママが落ち着いてどーんと構えていることです。
病気の兆候がないことを確かめ、オムツを替え、室温を調節し、不快になるような原因を取り除き、その上で抱っこや授乳で泣き止まないのなら、赤ちゃんはただ単に泣きたい気分なのかもしれません。
もし可能なら、赤ちゃんの気が済むまで泣かせてあげましょう。
無理に泣き止ませようとしないことが、赤ちゃんの欲求を満たすこともあるのです。
赤ちゃんにも気分転換を!
しかし、長い時間赤ちゃんを大声で泣かせていられるご家庭ばかりではありませんね。
泣き止ませたいけれど泣き止んでくれない時は、赤ちゃんにも気分転換が必要です。
抱っこをして少しだけ外に出てみたり、窓を開けて外の空気に触れたりしてみましょう。
小さな赤ちゃんでも、空気が変わるとハッとして泣き止むことがあります。
外に出られない場合は、赤ちゃんの顔にふーっと軽く息を吹きかけたり、優しい音楽をかける、ビニールのシャカシャカ音を聞かせるなど、赤ちゃんの気を引くようなことをしてみましょう。
赤ちゃんが激しく泣いている時は、パパやママが「泣き止むきっかけ」を作ってあげるといいですね。
いっそのこと、電気をつけて起こしてしまう
夜に赤ちゃんが泣き止まない時の最終手段として、電気をつけて部屋を明るくし、赤ちゃんを完全に起こしてしまう、という方法があります。
赤ちゃんは、起きて泣いているように見えても実は半分寝ぼけている、ということがあります。そんな時は何をしても泣き止まないため、一度しっかりと起こして、落ち着かせてあげるといいでしょう。
電気をつけて明るくし、赤ちゃんが目を覚ましたら、抱っこをしたり水を飲ませたりして、もう一度寝かしつけます。
ここで必要以上に授乳をしたり、遊びすぎたりすると、赤ちゃんがますます寝なくなってしまいますので、あくまで落ち着かせるだけに留めるよう注意が必要です。
ただし、この方法は赤ちゃんの様子を見ても泣き止まず、抱っこや授乳などあらゆる手をつくしても激しく泣く場合のみ行いましょう。
毎晩夜泣きをするたびに部屋を明るくしていては、赤ちゃんが自力で眠りにつくことが難しくなってしまうからです。
一度しっかり起こすと、落ち着いてくれることが多いんですよね。やはり寝ぼけて泣いていることが多かったのでしょうか。
ただ、その後は少し水やお茶などを飲んですんなり寝てくれる時もあれば、寝室に戻ると再び泣き出す、完全に目が覚めて遊びモードに入ってしまう、など、日によってさまざまでした。
目を覚まして寝ない息子に付き合うため、冬の夜中の3時位に明るい部屋でミカンを食べながらテレビで放送していた前衛的なバレエを見ていたぼんやりとした記憶があります。
(本当は、テレビをつけたりするのは厳禁なんですけれどね)
赤ちゃんがなかなか泣き止まない時は本当に辛いものですが、まずは「泣いてもいいんだ」という気持ちを持つこと。
そして、最終的にはしっかり起こしてあげるつもりで対応するようにしましょう。

もし赤ちゃんが夜泣きをし始めたら、最初の2~3分は何もせず、見守るようにして下さい。少しするとそのまま寝てしまうこともあります。もし2~3分たっても泣きやむ様子がなければ、赤ちゃんのオムツを替えたり、ミルクを飲ませてあげたりなど、気分転換をさせてあげたりしましょう。
夜泣きは赤ちゃんにとって成長の一過程に過ぎません。大抵は1歳を過ぎる頃になくなります。それまでは、ママも寝不足で疲れがたまってしまうと思います。夜泣きがひどい時期は、パパや他の家族にも協力してもらうようにしましょう。
ママがイライラして疲れとストレスをためてしまうと、赤ちゃんにも悪影響を与える事になります。ママもたまには息抜きをして、休息をとるようにしましょう。