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お宮参りって仏滅はダメ?六曜よりも大切にすべきこと

お宮参り 仏滅
お宮参りとは、その土地の氏神様に赤ちゃんが無事に生まれたことを報告し、これからの健康を祈るための行事です。

生後30日を目安に、赤ちゃんやママの体調などを考慮しながら行うのが一般的ではありますが、パパやママの両親も一緒に参加する場合、全員の都合がなかなかつかなかったり、天候に左右されたりすることもありますよね。

その結果、都合の良い日が仏滅しかない……なんていうことも。

仏滅となると「何となく縁起が悪いような気がして気が進まない」というママや、お宮参りというせっかくの赤ちゃんのための行事を、仏滅に行っても良いのかと心配になるママもいることでしょう。

さて、仏滅にお宮参りをすることには何か問題があるのでしょうか?

お宮参りと仏滅などの六曜は関係がない

仏滅や大安といったカレンダーに書かれている「六曜」は、もともと中国で生まれたものだと言われています。

その名の通り、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口という6つの曜日があり、それぞれに吉凶や運勢が決められているため、今でも広く行事や慶弔事の参考にされています。

しかし、これは全く根拠のない迷信であるという説もあり、今では特に気にしない人も増えているようです。

そしてこの六曜、仏教と関係が深いように思われがちですが、実はお寺はもちろん、神社などとは一切関係がないと言われています。

六曜は、占いと同じようなもの。神様や仏様が根拠のない占いに左右されないのは、当然のことですよね。

周りの意見に左右されず、赤ちゃんの体調を最優先しよう

大安だろうが仏滅だろうが、お宮参りとは何の関係もありません。

むしろ、六曜よりも気にすべきなのは赤ちゃんの体調、そして天候です。

年配の人の中には、この六曜をいまだに強く意識している人もいます。

そのため、都合の良い日がたまたま仏滅しかなかっただけで、お姑さんから「仏滅なのにお宮参りをするのか」などと言われて困った経験をしたママも少なくないようです。

しかし、肝心の赤ちゃんの体調が今ひとつだったり、参加する人の都合がどうしても合わなかったり、また天気が思わしくなかったりする場合は、臨機応変に変更して構いません。

これだけ私たちの生活に深く根付いている六曜ですから、関係ないといって積極的に仏滅を選ぶのもどうかと思いますが、参加者の体調や都合を考慮した結果が仏滅になってしまったとしても、それほど気にする必要はないのです。

むしろ、六曜に気を取られて赤ちゃんの体調を無視したり、悪天候の中を連れ出したりする方が問題です。

周りの意見に左右されず、赤ちゃんの体調を最優先に考えてお宮参りの日にちを決めましょう。

お宮参りにおいて大切なのは、縁起をかつぐことよりも、赤ちゃんの健やかな成長を願うその気持ち。迷信に惑わされすぎず、赤ちゃんのために本当に最適な日を選んであげたいですね。

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