アロマテラピーは、植物の香りによってストレスを解消したり、気分をリフレッシュしたりするもの。
不眠の改善や安眠を誘う効果があるといわれている精油もありますね。
私自身も、リラックスしたい時や心地よく眠りたい時に使っていましたが、ふと「もしかしたら赤ちゃんの夜泣きにも効くかも?」と思い立ち、試してみたことがあります。
赤ちゃんの夜泣きと精油
現在はアロマ入りの専用オイルを使ったベビーマッサージも盛んになっているように、よい香りは赤ちゃんにとっても気持ちを落ち着かせたり、ストレスを和らげたりしてくれます。
実際にベビーマッサージをしてから夜よく眠るようになったとか、芳香浴(アロマディフューザーやアロマライトを使用して香りを拡散させる方法)によって夜泣きが改善されたという声もあるようです。
赤ちゃんに使用する際の注意点
ただ、赤ちゃんにアロマテラピーをする場合は注意も必要です。
注意点1
まず、安眠に効果があるとされていて、なおかつ赤ちゃんにも使用できる精油は、ラベンダー、カモミールといったもの。
これ以外の精油は刺激が強かったり、赤ちゃんのまだ未熟な神経や免疫に作用してしまう恐れもありますから、避けてください。
注意点2
また、精油はマッサージではなく、あくまでも芳香浴に使います。ベビーマッサージで使われるオイルは、専用に調合された安全なものです。
自己判断で精油をマッサージに使用すると、体の小さい赤ちゃんは思わぬ影響を受けることがあるので注意しましょう。
注意点3
最後に、精油は必ず質のいいものを選ぶこと。
安く売られている精油は合成香料などが使用されていることが多いため、100%ピュアオイルの表記があるものを選んでくださいね。
私が行っていた精油を使用した夜泣き対策
専用のアロマディフューザーやアロマポットがなくても、芳香浴をすることができます。
熱いお湯を使用するので、小さいお子さんがいる時は手の届かない高いところに器を置くように注意しましょう。
ハンカチ1枚で手軽に
また、ハンカチやタオルなどに精油を1滴染み込ませ、枕元に置いておく方法もあります。夜泣き対策としては、この方法が一番手軽かもしれません。
ただし、赤ちゃんが精油のついたハンカチやタオルを口に入れないよう、気をつけてくださいね。
ラベンダーの精油の効果
息子だけではなく、一緒に寝ていた2歳の娘も私も、なんとなく心地よくなって、すっと寝入ることができるのです。
ただ、夜泣きで起きる回数はそれほど変化がなかったような気がします。
ラベンダーの香りには、リラックスや安眠だけではなく疲労回復や頭痛の改善にも効果があるといわれています。
赤ちゃんの夜泣きにそれほど効果が見られないとしても、ママの気持ちが落ち着いたり、疲れが取れたと感じたりすることを期待して、アロマテラピーを試してみるのもオススメです。