ママ友達と話をしていると、赤ちゃんの睡眠や夜泣きについてが必ずといっていいほど話題になります。
- 「うちの子は夜泣きが少ないわ」
- 「夜は通して寝てくれるから楽なの」
などと聞いたりすると、あの赤ちゃんはよく眠っているみたいなのに、どうしてうちの子は寝ないんだろう…と疑問に思ったり、愕然としたりしてしまいますね。
寝ること寝ない子というのは、一体何が違うのでしょうか。
寝る・寝ないにも個性が関係している?
一言で言ってしまうと、赤ちゃんが生まれ持った性質というのが一番の違いです。
たとえば、同じように育てられたきょうだいでも、上の子はよく寝るのに下の子は全く寝ない、ということがあります。これは、赤ちゃんがひとりひとり持っている「個性」の違い。
一方、下の息子は生まれた時からとにかく寝ずに泣いてばかりいる子で、寝ぐずりや夜泣きもひどく、私はノイローゼになりそうでした。
5歳の今でも、時々「眠れない」といって泣いたりすることがあります。たまに昼寝をすると、夜寝付くのがびっくりするほど遅くなります。姉とは正反対ですね。
赤ちゃんにも個性はある
癇が強い、自己主張が激しい、などと言われてママも手を焼いてしまう子がいる一方、大人しくて育てやすいと言われる子もいます。
前者の性質を持った赤ちゃんは、寝ぐずりや夜泣きがひどく、後者の性質を持った赤ちゃんは、それほど夜泣きをしないという傾向もあるようです。
赤ちゃんが寝るか寝ないかは、ママの愛情不足や育て方がよくないのではなく、個性にも影響されるのです。
睡眠時間が少なくても平気な赤ちゃんもいる
個性というか、体質というか、睡眠時間が少なくても元気いっぱい!という赤ちゃんもいます。
もちろん、それに付き合うママはヘトヘト。自分の時間が全く取れず、本当に辛そうです。
睡眠時間が少なくても健康的に活動できる人のことを「ショートスリーパー」と言ったりします。
赤ちゃんでも、このショートスリーパーに似た性質を持っている子がいます。
「こんなに寝なくて大丈夫?」なんて、ママは心配してしまいますが、赤ちゃんが日中ずっと眠そうで不機嫌だったりせず、元気に遊んでいるなら健康上の問題はありません。
ショートスリーパーなりの生活リズムを整えよう
そういう赤ちゃんの場合、眠くなければもう何をしても寝てくれないし、しかも目覚めるのは早いので、パパやママはうんざりしてしまいますよね。
しかし、それでも生活リズムをきちんとととのえて、眠る環境を作ってあげることが大切です。
赤ちゃんが寝ないからといって、夜遅くまで電気やテレビをつけていたりしてはNG。眠そうではなくても、夜になったら部屋を暗くして静かに過ごし、朝は早い時間にしっかりと朝日を浴びるようにしましょう。
癇の強い赤ちゃん、ショートスリーパーな赤ちゃんだからといって、寝かしつけを放棄していいわけではありません。
生まれ持った「寝ない個性」があっても、寝かしつけと生活リズムを意識して過ごしてくださいね。