産後のお手伝いにお姑さんがくることについては、賛否両論があります。いいえ、賛否両論というよりは、「否」の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
産後というデリケートな時期、お姑さんに手伝いに来てもらうとますます気疲れしてしまう、休みたい時に休めないというお嫁さんの意見もありますし、実際に手伝ってもらって、お姑さんのやりたい放題な態度にブチ切れてしまったお嫁さんもいます。
しかし、中には「お姑さんに来てもらって助かった!」というお嫁さんも、少なからずいるのです。
今回は、そんなお嫁さんの意見を参考に、お姑さんにはどんなお手伝いが望まれているのかを考えてみましょう。
お姑さんが手伝ってくれて嬉しかった!
実際に、産後の数日間~数週間、お姑さんが自宅に来て手伝ってもらったというお嫁さんは、どんなところが嬉しかったと感じたのでしょうか?
お嫁さん側の意見を、いくつかご紹介します。
- 買い物やご飯の支度など、赤ちゃんを見ながらではなかなかできないことをしてもらって、助かった
- 作ってもらった料理が煮物などの和食中心で、母乳のためにとても良かった
- 上の子の幼稚園の送り迎えをしてくれた
- 調理したおかずをたくさん持ってきてくれた
- 掃除をして、長居せず2時間くらいで帰って行ったので、お姑さんの気遣いが感じられた
いかがでしょうか。
決して、赤ちゃんを抱っこするだけだったり、お嫁さんの育児にダメ出ししたりするのではなく、本当にお嫁さんのしてほしいことを汲んでお手伝いをしているのがわかりますね。
そして、孫がかわいいからといつまでもダラダラ滞在しないのもポイントです。
お嫁さんに感謝されるお手伝いをするためには「孫のため」ではなく「お嫁さんのため」に手伝うという意識を持つことが大切なのかもしれません。
本当に必要な手伝いは何なのか見極めて
ここでひとつ、産後、お姑さんに来てもらってとても助かったという女性のエピソードをご紹介します。
しかも、私が寝ている間に赤ちゃんにミルクを飲ませ、沐浴もしてくれて、簡単なおかずまで作ってくれて……
気を遣ったのか、私が起きてすぐに帰ってしまいましたが、嫌なひとつ顔せずに全てやってくれて、本当に感激しました。あの時、お姑さんに来てもらえなかったら、私は育児ノイローゼになっていたかもしれません。
お嫁さんが本当に大変な時、頼ってくれた時、すぐに手を差し伸べて、必要なことをきちんとしてくれる。これこそが、お姑さんに求められる産後の手伝いではないでしょうか。
もしも、産後にお嫁さんの手伝いをすることになった場合は、上記を参考に、本当に必要なお手伝いができるようになりたいですね。