結婚後、初めて迎えるお盆に夫の実家へ帰省する場合、服装はどんなものが好ましいのでしょう?
お盆といえばお墓参りもありますし、親戚が集まったり、親戚宅を訪問したりすることもあるでしょう。夫の実家で初盆を迎える場合は、法要に参加しなければなりませんね。
そんな時、どんな服装をすべきなのか悩んでしまうという人のために、今回はお盆の帰省時にふさわしい服装をまとめてみました。
普通の帰省やお墓参りの時は普段着でOK
まず、お盆の帰省といってもあまり難しく考えることはありません。
お盆の時期に夫の実家へ行き、お墓参りをしたり、親戚たちと一緒に過ごしたりする、ごく普通の帰省の場合には、普段着でOKです。
ただし、やはり結婚後初めての帰省、そしてお盆という時期を考えると、あまりに派手な色や柄の服、ショートパンツやノースリーブといった肌の露出が多い服装は避けた方が良いでしょう。
また、お盆期間中は嫁として台所に立ち、あれこれとお手伝いに忙しく過ごすことも考えられますので、台所でも動きやすい服装を心がけ、エプロンを持参するのも良いでしょう。
お墓参りに行く際も、基本的には普段着でOKですが、白や黒、グレー、紺といった落ち着いた色味の服を心がけるようにしましょう。
お墓参りでは、お墓の掃除を義父母と一緒にすることも考えられますので、汚れても良いような服を着るのもひとつの方法です。
お墓参りの服装やしきたりなどは、地域や家庭によってさまざまですので、不安な場合は夫やお姑さんに事前に確認を取ってみてくださいね。
初盆の場合はやはり礼服がいいの?
初盆とは、故人の四十九日を過ぎてから迎える初めてのお盆です。
亡くなった人が初めて里帰りをすると考えられるため、法要を営んで手厚く供養をするのが一般的です。
お坊さんを呼び、親戚一同や故人に縁のある人たちが集まる場となりますので、服装もきちんとしたものを選ぶ必要があります。
間違いないのは、やはり礼服でしょう。
義実家で初盆の法要が行われ、親族や知人など多くの人をお招きする場合には、当然礼服を選びます。
「平服で」と指定されることもありますが、この場合の平服は普段着のことではなく、略礼装のこと。
黒やグレーなどの落ち着いた色のスーツやワンピースを着用し、ストッキングは黒、アクセサリーはパールのみとします。初盆ということで、礼儀を欠かないような服装を心がけるようにしましょう。
お墓参りや初盆の法要などがあると、お盆に帰省する時の服装も悩むものですよね。
上記を参考にしつつ、またお姑さんにもどんな服装がいいのか確認しながら、準備をととのえておきましょう。