カサカサして乾燥し始めた赤ちゃんの肌。
しっかり保湿してあげたいけれど、どんな保湿剤を使えばいいの? と悩んでしまうママは多いようです。
赤ちゃん用品店やドラッグストアなどには、さまざまなベビー用ローションやクリームが所狭しと並んでいます。その中から、自分の赤ちゃんにピッタリなものを見つけ出すのは、さすがに難しいでしょう。
しかも、大切な赤ちゃんの肌に合わない保湿剤を塗って、もしも肌荒れが悪化してしまったら……なんて考えると、本当に迷ってしまうもの。
そこで今回は、赤ちゃん用の保湿剤の中でも安全性と保湿効果が高いもののオススメと、保湿剤を選ぶ時のポイントについてお話しましょう。
肌へのやさしさ重視で選ぶならこの3つ
赤ちゃんのデリケートな肌には、やはり安全性の高い保湿剤を使ってあげたいですね。肌にやさしく、低刺激な保湿剤には次のようなものがあります。
ワセリン
赤ちゃんの保湿剤といえばコレ、と言えるほど有名なのが、ワセリンです。ワセリンは、肌の表面に油分の膜を張り、水分が蒸発するのを防いでくれます。安全性が高いため、目や口の周りといったデリケートな部分に塗ることができるのもメリット。
赤ちゃんの肌にも一般的な白色ワセリンを使って問題はありませんが、赤ちゃん用に安全に処理された「ベビーワセリン」や「ワセリンソフト」なら、さらに安心です。
また、特に肌の弱い赤ちゃんには、白色ワセリンをさらに精製した「プロペト」や、プロペトをさらに生成して最高純度にした「サンホワイト」などがオススメです。
馬油
馬油は、その名の通り馬の脂肪から抽出された天然成分。
人間の皮脂に近く、保湿効果が非常に高いことや、どんな肌質の人でも使えることから、昔から多くの人に親しまれてきました。天然成分だけに、もしも赤ちゃんの口に入ってしまっても心配はいりません。
初めて使う人にとっては、独特のニオイやベタつきが気になるものですが、現在はニオイやベタつきを抑える工夫が施された馬油製品も多くなってきています。馬油は安全性とともに美容効果も抜群であるため、ママの顔や髪、そして乳房のケアにも使うことができます。
ライスオイル
美容成分として最近注目を集めている、ライスオイル。いわゆる米油ですね。
美白やアンチエイジングなどの効果があるとして、多くの女性の間で話題となっていますが、このライスオイルは米ぬかや米胚芽を原料とした植物性のオイルで、食用にも使われるほど安全性が高いものです。
ベビーマッサージ用のオイルとしても有名であるように、低刺激で肌にやさしいのが特徴です。
また、オイル特有のベタつきがなくサラっとしているため、使い勝手がいいのもポイント。馬油のしっとり感が苦手というママは、こちらを選んでもいいかもしれませんね。
ベビーローションを選ぶ時のポイント
こうした保湿剤のほかに、非常に多くの種類があるのが、市販されているベビー用のローションです。
手軽に使えてコスパも高いベビーローションは、どのようなポイントに気をつけて選べばいいのでしょうか?ローションを選ぶ時に注目したい点は、以下のとおり。
- 低刺激であること
- 合成保存料、着色料、香料などが使われていないこと
- ノンアルコールであること
- 無鉱物油であること
- 内容物が空気に触れにくく、衛生的に使える容器であること
こうしたポイントを満たしたローションであれば、安全性は比較的高いと言えるでしょう。
それでも、絶対に赤ちゃんの肌に合うとは言い切れません。
まずはママがローションを使ってみて、異常がなければ赤ちゃんにもパッチテストをし、かぶれや赤みが出ないことを確かめてから、本格的に使用を開始するようにしましょう。
実にさまざまな種類があるベビー用の保湿剤や、ローション。
実際に使ってみなければ、肌に合うかどうかはわかりませんが、赤ちゃんにより安全で肌にやさしく、保湿効果の高いものを選べるよう、上記のポイントをご参考にしてくださいね。
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