今回は赤ちゃんの毛。それも体毛です。
私には4人の子供がいますが、3人目の子供までは、赤ちゃんの肌ってツルツルスベスベのイメージをもっていました。おサルさんのように毛深い4人目が生まれるまでは!
でも、赤ちゃんの体毛は成長の証だったのです。
1人目の時は「赤ちゃんてこんな感じ?」と試行錯誤しながら育てました。比較対象がいないので多少のことでは問題視しないのですが、これが2人目、3人目と増えていくとちょっとした違いが気になったりするんですね。
やはり毛は目立ちます
3人目までは、みな、髪の毛が少なめに生まれました。2人目など女の子でしたので、
「七五三まで伸びるんだろうか?」
とドキドキしたのを思い出します。
「きっと毛は薄い家系なんだわ」
と私は妙な納得をしていました。
「私自身も赤ちゃんの写真では髪の毛が薄かったし、今でもムダ毛は処理しないぐらい体毛も薄毛だから、生まれる赤ちゃんも遺伝でそうなるのよ」と。
しかし4人目が生まれた時、おサルさんのようにカラダが毛深くてビックリしたのでした。髪の毛は相変わらず少なめなのですが。顔にもうっすらヒゲのような生え方。背中にも縦にびっしりと…。
「何かホルモンバランスの異常では!?」
思わず、「赤ちゃんが毛深い!」で検索しました。
すると、意外にもたくさんヒットして、世の中のママさんたちも赤ちゃんの体毛の薄い濃いには心配することを知りました。
そして、赤ちゃんの体毛の秘密も…。
産毛は、赤ちゃんの肌を守るための大切な毛
お腹の中にいるころから、赤ちゃんの産毛は生えています。羊水の刺激から、赤ちゃんの薄くて弱い肌を守るために胎脂というものがカバーするように付くためです。
その胎脂が取れないように産毛を生やして流れないようにしているそうです。
生まれた直後に、赤ちゃんに白い脂のようなものがついていて、産毛が目立つのはその名残り。
たいていのママさん達が「1才になるころには体毛の濃さが気にならなくなる」との意見を述べられていました。
それは、赤ちゃんが寝返りをするころから産毛が抜け始めるからだそうです。赤ちゃんの肌のバリアがしっかりしてきて、産毛が必要なくなって薄くなるのです。
個性を気にし過ぎるとシンドイです
ホルモンバランスの崩れから毛深くなる場合もありますし、アトピーや乳児発疹でステロイド剤を使用していると副作用で出てくることもあるそうですが、割合的には少ないそうです。
遺伝で毛深い赤ちゃんもまれにいますが、生まれたての毛深さのまま成長することはないそうです。
1才を過ぎた今、我が子の体毛で心配することはなくなりました。
まだ他の兄弟よりは体毛が濃いかな?と感じますが、顔の表情が豊かになったので、そちらに気をとられて体毛は気にならなくなりました。
今となっては、なんであんなに心配したのだろうと苦笑しているほどです。
検索すると、体毛の濃さが気になって剃った方がいいのかとまで心配されるママさんもいらっしゃいましたが、髪の毛の少ない多いと一緒で、体毛の濃さも個性として認めてあげてほしいという意見が多数ありました。
人と違うことでオロオロするのは悪いクセですね。改めないとと、体毛のことで反省した次第です。