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食物アレルギーにも関係してくる!アトピー性皮膚炎と乳児湿疹の違いとは

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お母さんのお腹から出てきたばかりの赤ちゃんの皮膚はとっても繊細!

羊水に包まれていたので、生まれてからはとても乾燥しやすく皮膚もまだ未発達のため、肌バリア機能もとっても弱い。

ほこりや細菌、石けん、自分のよだれなどが原因で皮膚トラブルを起こすこともよくあります。それは多くの場合乳児湿疹であり、1年が経過する頃にはきれいに治ると言われています。

またそれとは別に、アトピー性皮膚炎という言葉もよく聞きますよね。今回は、乳児湿疹とアトピー性皮膚炎の違いなどを比較していきたいと思います。

乳児湿疹ってなに?

外からの刺激によって赤ちゃんの肌がかぶれることをいいます。

母乳、よだれ、離乳食、汗など刺激はさまざまです。よだれが収まるころに乳児湿疹も落ち着いてくるのが特徴です。

アトピー性皮膚炎ってなに?

生後4カ月以降に起こり、耳の裏側や耳たぶ、関節部分の皮膚があかぎれのように切れて、膿んだようにジュクジュクになるのが特徴です。また、体に円形の湿疹が見られるのも赤ちゃんに多い症状です。

アトピー性皮膚炎は、もともとアレルギー体質という遺伝因子を持っているところに、ダニ・ホコリ・特定の食物等などのアレルゲンが加わることで発症するといわれています。遺伝が大きく関わってるんですね。

乳児湿疹とアトピーの深~い関係

実は、生後すぐから保湿剤を全身にしっかりと塗り、保湿をし続けることでなんと!アトピーの発症を3割減らすことができるという研究結果を、国立成育医療研究センターが発表しています。発症してからでは遅い。発症する前からの対応がとっても大事なんですね。

特にお父さんかお母さんのどちらかにアレルギーがあったり昔アトピーだったという場合は要注意です。結構な確率で遺伝するからです。

生まれてからすぐ ということは、生まれる前にそういうものを準備する必要があります。産んだあとはすごくバタバタしますし、赤ちゃんのことでいっぱいいっぱいでゆっくり調べたり買い物にいくなんてことはできなくなってしまうので。

どんな保湿剤を選んだらいいの?ということですが、お母さんの肌に合うもので大丈夫です。できれば、無添加、植物性のものがベストです。口に入れても大丈夫!というものならなお安心ですね。

アトピー性皮膚炎になると食物アレルギーなどの他のアレルギー性疾患にも。と言われています。これらを予防するためにも保湿はとても大切です。

最初が肝心。生まれてから焦らないように、余裕を持って準備したいですね。

夜中に痒いと泣いて起きていた娘。3日のケアで肌がしっとりになりました。その時の体験をまとめています↓ [blogcard url='http://babynet.jp/page-5552' width='' height='' class='' style='']
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