我が家には2歳半になる息子がいますが、生後3ヶ月位の頃は特に大変でした。
初めての育児でしたので、「ひよこクラブ」などの育児雑誌や育児本などで赤ちゃんの生態について学びながら手探りでやっていました。
生後3ヶ月位になると「授乳の間隔が空き夜の睡眠も長くなるので、新生児の頃と比べるとだいぶ楽になる」こう聞いていたのでそれを励みにしていました。
しかし我が子の場合はそのような平均的な生活リズムとは程遠いものでした。
とても不規則な生活なため、次第に育児本などを見ることもやめてしまいました。どのような生活だったかを、具体的に書いていきたいと思います。
8:00 起床、授乳
9:30 授乳
10:00 睡眠
11:30 授乳、散歩など
13:30 授乳
15:00 睡眠
16:00 入浴
17:00 授乳、睡眠
19:00 授乳
21:00 授乳
23:00 授乳、睡眠
2:00 授乳、睡眠
4:00 授乳、睡眠
6:00 授乳、睡眠
授乳のペース
新生児の頃はだいたい2時間おきくらいの授乳でした。しかし2ヶ月位になると次第に授乳間隔が短くなってしまいました。
そして3ヶ月位になると、ひっきりなしにおっぱいを欲しがるようになりました。
1時間ももたず。早いときは30分もしないうちにまた欲しがるという状況でした。
もともと母乳の量が少なく最初からミルクと混合で育てていたのですが、この頃はさらに母乳が足りていないと感じ、ミルクの量が増えていきました。
よく聞く生後3ヶ月の赤ちゃんの生活とはあまりにかけ離れたものだったので、不安のあまり保健師をしている友人に相談したことがあります。この友人からのアドバイスにかなり救われました。
その内容は
「母乳が足りないから欲しがっているわけじゃない」
ということでした。
つまり、ひっきりなしにおっぱいを欲しがるのは、お腹が空いているからではないということです。
確かに私は息子が少しでもぐずると、反射的におっぱいをあげるようになっていました。でも、本当にお腹が空いてぐずっているのかどうかは、もちろんわかっていませんでした。
まずは、ぐずったら一度抱っこして様子を見ること。
それで泣きやまないようなら最終手段としておっぱいをあげるというアドバイスを受けました。
2時間間隔が空けば、母乳だけで十分育てていけるということでしたので、それを目標にした結果、意外にもあっさりと間隔をあけることができました。
4ヶ月位になると、ミルクは寝る前の1回だけで済むようになりました。
睡眠のリズム
我が子の場合は、特に睡眠が不規則で本当に苦労しました。
生後3ヶ月位になると、まとめて寝てくれるようになるとよく聞きます。しかし我が子の場合は、2ヶ月位の頃から昼夜逆転。一晩中起きていて、朝5時位になってようやく2~3時間寝てくれるという状態が続いていました。
上記のように授乳の間隔が空いていなかったので、日中でもまとめて寝てくれるということはほとんどなくとても大変でした。
なんとか改善しなければとネットなどで検索していろいろ試した結果、部屋を早めに暗くしておくというのが一番効果があり、4ヶ月位になってやっと4~5時間寝てくれるようになりました。
育児に関してはいろいろな情報が飛び交っているので、振り回されてしまうこともあると思います。
私は情報に振り回された結果、我が子がどこかおかしいのではないかと過剰に心配してしまいました。
しかし、赤ちゃんの生活リズムは本当にその子によって違うのだと思います。
今息子は2歳半ですが、特に大きな病気もなくすくすくと育っています。
雑誌等に載っている平均的な生活リズムはあくまでも理想であって、その通りにいかなくても心配し過ぎないことが大事だと思います。

赤ちゃんは基本泣くものですし、泣くことで心肺機能が鍛えられるのも事実です。生後3ヶ月くらいになるまでは、体重がしっかり増えて、母乳やミルクを飲めているなら、問題視しなくても大丈夫です。
お腹が空いた以外にも、オムツが気持ち悪いや、ママにかまってもらいたい等、赤ちゃんは色々な理由で泣きます。赤ちゃんが泣いている理由を、ママがきちんと観察し理解できるようにしましょう。
「泣いたら授乳」スタイルでは、赤ちゃんが何をママに伝えたいのかが分からなくなってしまします。すぐに授乳するのではなく一歩立ち止まって、赤ちゃんを観察し会話しながら、育児を楽しんで頂きたいと思います。
生後3ヶ月の生活リズムを整えるために、成功したママの経験をご紹介します。