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楽チンな沿い乳での寝かしつけ|海外の常識ではあり得ない?4つの理由

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ママのおっぱいが何よりも大好きな赤ちゃんには、寝そべって授乳しながら赤ちゃんを眠りに就かせる沿い乳での寝かしつけが一番効果を発揮するかも知れません。

この寝かしつけ方法は、ママも体を休ませながら行うことが出来るので、日本ではかなり一般的に行われているのではないでしょうか?

しかしながら、実は沿い乳での寝かしつけは海外ではほとんど推奨されていません。

そこで今回は、海外の育児サイトである『Baby Center』から、その理由についてご紹介したいと思います。

沿い乳での寝かしつけは楽だけど…

母乳が出るママなら、寝かしつけには沿い乳が一番!と思われるかも知れません。

確かに、赤ちゃんにとってもママにとっても最良な寝かしつけ方法に思えますが、以下の点に留意する必要があります。

1.大好きなものが突然消えてショック

母乳はミルクよりも消化が早いため、お腹が空く間隔が早くなり赤ちゃんは頻繁に目が覚めてしまいます。

そうして目覚めた後に、眠る前まで目の前にあったおっぱいがもう無くなっているので、赤ちゃんはびっくりして泣いてしまうのです。これが夜泣きの一因になっていることもあります。

2.贅沢大好き

沿い乳での寝かしつけは、赤ちゃんが最も好きな寝かしつけ方法でしょう。

しかしながら、一度この方法を試してしまうと、赤ちゃんはこの方法以外の寝かしつけ方法を嫌がるようになってしまうことが多い様です。

3.ちょっと怖いことも

沿い乳したままママの方まで眠りに落ちてしまう可能性があります。そうすると、無意識の内に赤ちゃんを圧迫してしまう恐れがあるので、危険と言えるでしょう。

4.食べながら寝るのと同じ?

乳歯が生えてきた赤ちゃんは、沿い乳のまま眠ってしまうと、これが虫歯の原因になることもあります。

沿い乳は絶対ダメ?

赤ちゃんとママの絆を育むのに、沿い乳はぴったりな方法と言えるでしょう。

ママも体を横たえてリラックスした状態でいられるため、赤ちゃんと過ごす時間を心から楽しめるのではないでしょうか。

そのため、絶対に何がなんでも沿い乳はしてはいけない、という訳では決してありません。

生後1ヶ月もしくは2ヶ月までは、ママが先に眠り込まないようにさえ気をつければ、沿い乳での寝かしつけは全く問題はありません。

ですが、一般的には生後3ヶ月を過ぎる頃には、赤ちゃんも沿い乳以外の方法で眠ることを学習できるようになります。

そのため、もしも生後3ヶ月以降でも沿い乳での寝かしつけをしているならば、他の寝かしつけ方法へとシフトしていくほうが、実はママと赤ちゃんのためにも良いと言えるかも知れませんね。

参考文献:BabyCenter
http://www.babycenter.com/

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