新生児期の赤ちゃんは、昼夜の区別なく短い眠りを繰り返します。その間に、おっぱいやオムツ替えなど、赤ちゃんにしてあげないといけないお世話が沢山ありますよね。
そんな中、寝不足気味で体調を崩すママたちも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんの寝かしつけに関して、睡眠コンサルタントの二コル・ジョンソンさんの運営しているサイトである『BABY SLEEP SITE』に、とても興味深い記事があったのでご紹介したいと思います。
赤ちゃんに「眠る時間だよ。」と語り掛けよう!
赤ちゃんに話し掛けることの重要性を理解している方は、きっと多いのではないでしょうか?
しかしながら、実際に実践するとなると案外難しく感じてしまうものです。中には、「言葉をまだ話さない赤ちゃんに話し掛けても、まだ理解できないんじゃないかしら?」と思ってしまう方もおられるかも知れません。
しかし、『BABY SLEEP SITE』の中でニコルさんは、赤ちゃんを寝かしつける効果的な方法の一つとして、赤ちゃんにもう眠る時間であることを語り掛ける方法をあげています。
「もう眠る時間よ。」と赤ちゃんに語り掛けることが、赤ちゃんの寝かしつけに効果的なことに懐疑的な方もおられるでしょう。
しかしながら、赤ちゃんの能力を見くびってはいけません、とニコルさんは述べています。
たとえ新生児だったとしても、辛抱強く、尚且つ優しくママが語り掛け赤ちゃんに安心感を与えてあげるなら、赤ちゃんもママの話す言葉の意味を理解しようと努力してくれるそうです。
因みに、この寝かしつけ方法を成功させるために重要なポイントは、必ず毎晩同じ言葉で語り掛けることだそうです。
お腹の中にいる頃から語り掛けることでさらに効果あり?
妊娠期間中に、お腹にいる赤ちゃんに積極的に語り掛けることは、赤ちゃんの脳の発達に大きく貢献します。
もちろん、赤ちゃんが生まれてからでも効果はありますが、早く語り掛けをした方がママと赤ちゃんの絆を育むのには良いようです。
またそれだけでなく、よく語り掛けて育てられた赤ちゃんは、人の感情の機微に敏感なやさしい子供に育つとも言われています。
そのため、あるママは赤ちゃんがお腹の中にいる頃から、
「上のお兄ちゃんたちの世話であまり構ってあげられないかも知れないけど、ごめんね。夜はちゃんと一人で眠れるいい子に育ってね。」
と語り掛けていたそうです。
結果は、驚くほど効果的だったそうで、眠る時間になるとほとんどグズらずに眠ってくれる赤ちゃんが生まれてきてくれたそうです。
この経験談を通して、まだ小さい赤ちゃんであったとしても、毎日語り掛けることでママの気持ちを理解してくれる、そんな赤ちゃんに育ってくれることが理解できたのではないでしょうか?
もしも、どうやって赤ちゃんを寝かしつけたら良いのか試行錯誤している状態であるならば、一度お試しになられてみてはいかがでしょうか。