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生活リズムを整えてストレスを減らすために。150以上の超具体的な赤ちゃんの寝かしつけのコツ。

妊娠中に注意するのは食べ物だけじゃない!産後涙を流さないために出産前までにやっておくべき10のこと

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結婚や妊娠を機に仕事を辞めて専業主婦になった女性、あるいは妊娠して産休に入ったばかりの女性は、それまでの生活とは違い、自分の時間がたっぷりあることに戸惑うことが多いようです。

朝から晩まで仕事をし、家事もままならなかった時と比べて、きちんと家事をこなしていても、どうも時間が余って何をすればいいかわからない……

でも、時間があり余るのは今のうち。

妊娠、出産してママになれば、それはもう寝る時間もないほど壮絶な子育ての日々が始まります。それなら、時間のある今だからこそ、いずれ来る産後の生活に備えて少しずつ準備を始めてみませんか?

備えあれば憂いなし! 出産前にこれだけはやっておこう

産後は、本当に慌ただしい生活が待っています。自分の時間はもちろん取れませんし、調べ物をしようにもじっくり腰を据えて検討することはできません。

そこで、まだ見ぬ産後の生活のために、時間がある今のうちにやっておきたいことを10点ご紹介します。

1.赤ちゃんの生活スケジュールを勉強する

育児書などでは『授乳は3時間おき』とか『新生児は1日の大半を眠ってすごす』なんて書かれていますが、あれはほぼ嘘です。嘘というか、理想です。

赤ちゃんにもよりますが、実際の新生児は、

  • 抱っこしていないと泣き止まない
  • 起きている間は泣き通し
  • 布団に寝かせた途端泣き出す
  • 1時間または30分おきに授乳

など、育児書の通りにはいかないのが当たり前。

育児書を鵜呑みにせず、実際の赤ちゃんの生活スケジュールを調べてみましょう。近くに赤ちゃんを産んだ先輩ママがいれば、ぜひ新生児の頃の話を聞いてみてください。個人の子育てブログなどを検索して、読んでみるのもいいですね。

その上で、赤ちゃんの生活リズムのととのえ方、寝かしつけの方法なども合わせて調べておくとバッチリです。

2.母乳についてじっくり調べる

「産めば母乳は出るでしょ」といった考えは捨てましょう。気楽に考えていると、産後に痛い目にあいます。

かくいう私も、母乳については出るのが当たり前と思い込んでいたため、妊娠中には何も調べていませんでした。

それが、いざ出産してみたら、母乳は全く出ない、赤ちゃんは飲むのがとっても下手。まったく授乳ができない状態で、何度も涙を流しました。母乳についての知識が全くなかったため、乳腺炎にもなりました。

赤ちゃんが生まれてから、じっくり調べる時間はありません。今のうちに、母乳についての知識をしっかりとつけておきましょう。そして、最初のうちは授乳できなくても当たり前と考えて、搾乳器や乳頭保護器の購入の目星も付けておくと安心です。

3.離乳食やアレルギーについて知っておく

実際に離乳食が始まるのは生後6ヶ月頃ですが、妊娠中にある程度調べておくことをオススメします。

開始時期や、進め方、必要な食器など、大まかにでよいので、今のうちから知っておくようにしましょう。

また、姑世代の人たちの中には、いまだに「赤ちゃんに果汁を飲ませろ」という人も見受けられます。こうしたことは、現代の育児においては非常識。早すぎる果汁の摂取は、アレルギーの原因ともなります。

そして、果汁以外にも、

  • はちみつ
  • 牛乳
  • ミネラルウォーター

など、赤ちゃんに与えてはいけないものは意外に多くありますので、こうしたものに関しては、自分だけでなく、夫や姑との間でも共通認識としておきましょう。

4.赤ちゃんと自分のかかりつけ医を確認する

自宅近く、あるいは実家近くの

  • 小児科
  • 母乳外来
  • 乳腺外科
  • 母乳マッサージを行っている場所

などを、あらかじめ調べておきましょう。所在地や電話番号だけでなく、実際にそこに通った人の口コミなども確認するといいですね。

生後半年くらいまでは赤ちゃんにも免疫がありますので、そうそう熱を出したりすることはないのですが、それでも緊急の連絡先を控えておくと安心です。

また、乳腺炎が疑われる場合など、いざという時に自分が駆け込める産院や病院も把握しておきましょう。

5.一時保育やファミサポの使い方を確認する

専業主婦の場合は、出産後~幼稚園入園までは家で赤ちゃんと過ごすことになります。

しかし、体調不良や急な身内の入院・不幸など、何らかの突発的な理由で、どうしても赤ちゃんを預けなければならない、という事態になる可能性は捨て切れません。その時になってから、慌てて預け先を探すのは大変です。

祖父母など頼れる人がいないなら尚のこと、近くの保育所で一時保育を実施しているか、自治体のファミサポなどはどうやって利用するのか、ということを調べておきましょう。

ちなみに、一時保育などは自分のリフレッシュのためにも使えます。育児をしていると、ストレスがたまって逃げ出したくなることはたくさんあります。マックスになったストレスが赤ちゃんに向く前に、こうしたサービスを利用できるようにしておきたいですね。

6.歯の健診を受ける

妊娠・出産をするとダメージを受けるのが、歯や歯茎。

特に歯周病は早産のリスクを高めることが知られていますし、産後は赤ちゃんとの接触を介して歯周病菌を感染させてしまう可能性もあります。産後になると頻繁に歯医者さんに通うことはできなくなりますので、妊娠中の今のうちに健診を受け、虫歯や歯周病を治療しておきましょう。

7.夫の家事力を高める

家事を妻任せにしている男性ほど、

  • 「家事なんて大したことない」
  • 「それくらい誰でもできる」

と思い込んでいることが多くあります。

それだけに、赤ちゃんが生まれてからも産前と同じように家事をこなすよう要求したり、家事が行き届いていないことを責めたりしてしまいがち。また、家事を全くしない夫では、出産での入院中や里帰り中に、ゴミや洗濯物をためまくって家の中が大変なことに……、という事態も考えられます。

もしも、夫が料理や洗濯、掃除などの家事を妻任せにしているなら、妊娠中から少しずつ教育して、家事ができるようにしておくことをオススメします。夫をイクメンにするためには、どんな言葉かけや態度が有効なのか、このサイトでも何度か取り上げていますので、ぜひご参考にしてくださいね。

8.ママ友づくり

育児書やネットで知識を得たつもりでも、実際の子育てでは疑問や不安が次から次へとわいてくるものです。

病院に行くほどでもない小さな体調不良、「これって普通なの?」という疑問、発達についての不安などを相談できるママ友は、1人でもいた方がいいかもしれません。

特に、子育てにおける愚痴やストレスは、夫に話すよりも、戦友とも呼べるママ友に話した方がスッキリすることも多いもの。自治体や産院の母親学級などでは、予定日が同じくらいのママと知り合いになれる可能性がありますから、積極的に参加してみましょう。

9.夫婦の時間を充実させる

子供が生まれれば、夫婦2人きりの時間というものはほぼありません。

妊娠中の数ヶ月は、夫婦だけで過ごせる貴重な時間。

今のうちにたくさんデートをして、赤ちゃん連れではなかなか行けない映画館やレストラン、コンサートといった場に足を運んでおくのもいいですね。夫婦の時間を充実させ、絆を深めることが、その後の長い子育てにもプラスに作用するでしょう。

10.とにかく寝る!

出産したその日から、数時間おきに起こされる生活が数年間続きます。誰にも邪魔されず、たっぷりと寝られるうちに、ぜひ寝ておきましょう!

寝溜めはできませんが、妊娠中に嫌というほど寝たという思い出があると、寝不足が続く育児生活も何とか乗り切れるかもしれません。

いかがでしょうか?こうして考えてみると、妊娠中にもやっておきたいことがどんどん増えてくるのではないでしょうか?

時間がたっぷりと取れる今のうちに、産後の生活をイメージして、コツコツと準備をすすめておきましょうね。

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