今回は、赤ちゃんの「ねんね」の環境について考えみましょう。
赤ちゃんが心地よく、すやすやと眠るためには、寝室の環境をととのえることが大切です。大人でも、周りがうるさかったり明るかったりすると、なかなか眠れませんよね。
赤ちゃんの場合、大人よりもずっと敏感なため、ちょっとした刺激があるだけでも眠れなくてぐずってしまうことがあるのです。
赤ちゃんに最適な寝室の環境とは?
チェック1
まず大切なのは、赤ちゃんにとっての寝室を用意すること。子供部屋でなくても構いません。
チェック2
大人と一緒の寝室でもOKですので、「夜はここで寝る」と決めたら、もうほかの場所では寝かせないようにしましょう。
チェック3
そして、寝室にはなるべく物を置かないようにします。テレビ、おもちゃなどはすべて別室に。
スマホは厳禁
赤ちゃんを寝かしつけながら横でスマホをいじっているパパやママもいることと思いますが、今すぐやめましょう。
スマホの光や音は赤ちゃんにとっては大きな刺激となり、眠れなくなってしまいます。特に、部屋を暗くしているのにスマホの画面がこうこうと光っているような状態は、赤ちゃんの目にとってもよくありません。
赤ちゃんが寝る時間が近づいたら、布団やベッド以外は何もない環境で静かに過ごすこと。それこそが、寝かしつけのスタートになります。
「寝室=眠るための場所」と学習させる
赤ちゃんの寝かしつけに大切なのは、
- いつも同じ部屋で
- 静かに、ゆったりとした時間を過ごしながら
- 同じ人が寝かしつけをする
ということ。
これを毎日、毎晩繰り返していくと「寝室は眠るための場所」「静かで暗い部屋では眠るもの」ということを、赤ちゃんは学習します。
そうして2歳、3歳になる頃には、自然に一人で「おやすみなさい」ができる子供へと成長していくのです。
毎日同じ方法、同じ環境での寝かしつけの繰り返しが、数年後のママを楽にしてくれます。まだ小さな赤ちゃんの今のうちに、しっかりとねんねの環境をととのえておきまょうね。