ある日突然、ママが風邪でダウン!そんな時、パパはどんな反応をするでしょうか?
イクメンならもちろん、
- 「大丈夫? 今日は早めに帰るよ」
- 「夕飯、何か買って帰ろうか?」
などと、優しい気遣いを見せてくれるはず。
しかし、世の中には、ダウンしているママをうんざりさせるような態度を取ってしまうパパもいるようです。
ダウンしたママに追い打ちをかける、うんざりするパパの態度
ある日、ママが風邪で熱を出してしまいました。頭痛もひどく、どこにも行けないし、赤ちゃんのお世話さえままなりません。
そんな時、熱を出して寝込んでいるママに向かって、
「なんかさ~、オレも熱っぽいんだよね」
ママが「頭が痛い」と言えば、
「オレも昨日から頭痛くて」
など、突然自分も具合が悪いとアピールをするパパ。
挙句の果てには、体温計で自分も熱を測り、
「36.8度だって! 微熱だ! 大変だ!」
と大騒ぎ。
平熱でも、
「この体温計、壊れてる」
などと言って、さも熱があるかのように振る舞うのです。
ママの具合が悪くなると、たちまちパパの具合も悪くなる、という家庭は意外に多いようです。心配してくれるどころか、それまで平気そうだったのに、自分も具合悪いなんてアピールされるとママはイラっとしてしまいます。しかも、具合が悪いアピールをするパパに限って、早めに寝るとか、風邪薬を飲むとかするわけでもなく、ソファやこたつでスマホ三昧だったりするのです。
そして極めつけは、ママと赤ちゃんの心配を差し置いて、ゴロゴロしながらこの一言。
「そういえば、オレの飯ってあるの?」
こんな態度が続くと、ママは心底うんざりします。
パパのそんな態度の裏には、こんな気持ちが……
ママの具合が悪い時に、自分も具合が悪くなったフリをする(本人にとっては、フリではないのでしょうが)ようなパパは、心の中では、
「家事なんて面倒で大変なこと、やってられるか!」
と思っている可能性が高いでしょう。
主婦なんて楽、家事なんて誰でもできる、と口では言いながら、実際に自分は何一つできないし、やりたくない。でも、それが情けないことだと本当はわかっているからこそ、ママがダウンして家事ができなくなると、その役割が自分に回ってこないように、具合が悪いフリをして予防線を張っているのです。
自分の具合が悪い時、パパに具合が悪いアピールをされるのは、本当に面倒くさくて、イライラするものですよね。でも、いちいちそれに文句を言ったり、反論したりするのは時間の無駄ですし、ここでパパに構って優しくすれば、パパはますます調子に乗ってしまいます。
具合が悪いアピールばかりで、家事ひとつできない、ママに頼りきりなパパのことは、
「はいはい、大変ね」
と適当に聞き流しておくのが一番よい対処法です。
ストレスをためるとますます具合が悪くなりますから、イライラしなくて済むように、ママは赤ちゃんと一緒に早く寝て、早く風邪を治しましょうね。