ママが一生懸命話をしているのに、パパは全然真剣に聞いてくれない…
一日中赤ちゃんと過ごしているママは、パパにその日あったことや他愛のない話をしたがります。
しかし、肝心のパパはちっともママの話を聞いていない、それどころか面倒くさそうに
「何言ってるの?」
なんて言われること、ありませんか?
「私の話なんて、どうでもいいと思ってるんでしょ!!」
はい、その通り。パパは、ママの話の半分以上は「どうでもいい話だ」と思っているため、真剣に聞いてくれないのです。
その理由は、女性特有の話し方にあるのかもしれません。
あちこち話が飛ぶ…脈絡のない話に集中できない!
女性の会話でありがちなのが、途中でポンポンと話題が飛んでしまうことですよね。
お喋り好きな女性は特に、
「〇〇さんと食事をしてね…、あっ〇〇さんっていうのは××に住んでいる人で、××には何年か前に行ったことがあるんだけど…」
と、話のポイントがあちこちに移ってしまい、なかなか結論にたどり着かない話し方をしてしまいがちです。
男性は論理的に、筋道を立てて話をし、結論を求めます。女性のように会話そのものを楽しむことはしないので、話題がコロコロ変わると会話に集中できません。
また、話の中に余計な情報が多くなると、それを処理しきれずに何を言っているのかわからなくなり、結果的に「どうでもいい話を長々としている」と思ってしまうのです。
こんな話し方をしていませんか? 男性が苦手な会話の特徴
話題があちこち飛ぶという特徴の他にも、男性が「何を言っているのかわからない」と感じる女性の会話の特徴に、次のようなものがあります。
主語がない
「今日、ケガをしたの」
とだけ言われても、子供がケガをしたのか、ママがケガをしたのかわかりません。いちいち「誰が?」と聞き返さなければならない会話は疲れるものです。
同様に「あれ」「これ」「それ」などを主語の代わりにするのも、何を言っているかわからなくなる原因です。
会話にならない切り出し方をする
- 「ティッシュペーパーがないのよね」
- 「今日は疲れたわ」
察してちゃんママにありがちなのがこんな切り出し方ですが、これは男性にしてみればひとり言としか思えないもの。「ああそう」としか反応できません。
これで「話を聞いてくれない!」と怒られるのは、ちょっと理不尽ですね。
結論がない
オチがないのにやたらと長いのは、女性の会話の最大の特徴でもあります。
会話そのものを楽しみたい女性とは違い、会話に常に結論を求める男性は「だから?」と聞きたくなってしまいます。
パパが話を真剣に聞いてくれないと悩んでいるママは、普段からこのような話し方をしていないか考えてみましょう。
パパに話を聞いてもらうためのテクニック
男性に何かを伝える時に大切なのは、結論を先に話すということです。
ちょっとした世間話でさえも、重要な部分を最初に伝えて、後から理由や自分の感想を加えると、男性にも興味を持って話を聞いてもらいやすくなります。
ママは感情にまかせて話をするのではなく、話したいことを頭のなかで一旦整理して、結論を先に言うようにしましょう。
「今日子供がケガをしたの。公園で遊んでいる時に転んでしまったの。子供も泣いちゃって、かわいそうだったわ」
というように、何が起こったのかを先に話してから、それについて何が原因でどう思ったのかを伝えるようにします。
ひとつの文を短く、端的にするのも効果的。
話をする前にはパパが他のことに夢中になっていないか、話を聞くモードになっているかを確認しましょう。
パパと楽しく会話をするためにも、ママは男性にとって聞きやすく、わかりやすい話し方を工夫してみてくださいね。