夕食後、テレビを見ているパパに、
「そういえば、今日子供が幼稚園でこんなことをしてね~」
なんて話しかけた時、パパはどんな反応をしますか?
- そのまま黙ってテレビを見続ける
- 「あっそう」「ふーん」と短い返事をする
だいたいこの2パターンが多いのではないでしょうか。ひどいケースでは、黙ってテレビのボリュームを上げたり、「うるさい、邪魔するな!」とキレたりするパパもいるようです。
男性の脳は一点集中型。何か他のことをしながら会話をするということが得意ではありません。
パパがママの話を聞いてくれないと感じるのは、こうしたことも理由のひとつです。ママは、パパに話しかけるタイミングを見計らう必要があるのです。
パパがテレビを見ている時は、話を聞く余裕がない
一旦野球中継を見始めると、私が話しかけても
「ああ、うん」
などと適当な相槌を打つだけで、全く話を聞いてくれません。そのため、パパが野球を見始めたら大切な話をするのはあきらめることにしています。
女性の脳はマルチタスク型
女性は、テレビや雑誌、スマホを見ながら他人と会話したり、家事をしたりすることがよくあります。女性の脳は、脳梁とよばれる左脳と右脳をつなぐ神経の束の一部が太くなっているため、左右の脳の連動性が高く、複数のことを同時にこなすことができます。
男性の脳は一点集中型
一方、男性はというと脳梁が女性に比べて細いため、ひとつのことを集中してこなします。男性の脳が一点集中型とかシングルタスクとか言われるのは、このためなのです。ですから、パパがテレビを見ている時は、テレビのみに集中しているため、ママの話は頭の中に入ってきません。
ママが何か喋っているという感覚はあっても、それが大切な話なのか、どうでもいい世間話なのかも判断ができないので、「ママが大切なことを言ってるみたいだから、テレビを見るのを止めてママの話を聞こう」ということも思いつきません。
それどころか、「テレビを見ているのに邪魔しやがって!」と怒ることもあるのです。
パパに声をかけるタイミングはコレ!
男性にとっては、何かに集中していて返事ができない状態の時に、ママが一方的に話しかけてきて、「パパったら全然話を聞いてくれない!」と文句を言われても、困ってしまいます。
パパに話しかける時は、タイミングをうまく見計らいましょう。
パパが何かをしている時に話しかけるのは、基本的にやめておいた方が無難です。
テレビを見ている時、本を読んでいる時、ゲームをしている時なども集中しているため、パパは話を聞く態勢になっていませんから、できればそれが終わってから話しかけるようにしましょう。
パパに声をかける最善のタイミングは、一人ひとりの性格によっても変わってくるでしょうが、
- お風呂に入っている時
- 食事をしている時(ただし、テレビは消してある状態で)
- 食事の片付けをしている時
などが考えられます。
話しかける時は、パパの名前を呼びかけてママの方に意識を向け、「今から~について話をするよ」ということを最初に告げるようにすると、パパは「話を聞くモード」になりやすいでしょう。