
眠いはずなのに大声で泣いて寝てくれない赤ちゃん。最近になって、その寝ぐずりがひどくなったと感じることはありませんか?
いろいろな対策をしても寝ぐずりが改善するどころかひどくなる一方だと、
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とうんざりしたり、あるいは、
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と心配になったりすることもあるかもしれません。
月齢があがってから寝ぐずりがひどくなるのはなぜ?
赤ちゃんが寝ぐずりをする理由は、お腹がすいていたりオムツが濡れていたりという生理的な不快感や、発熱などの体調不良がなければ、
- 眠りに入るのが下手
- 眠りが浅く少しの物音でも起きやすい
- 昼夜の区別や生活リズムがついていない
- 刺激の強いできごとがあった
といったものがあげられます。
このほかにも、お昼寝をし過ぎた、歯が生え始めたなどピンポイントな理由もありますが、もうひとつの理由として考えられるのは「まだ眠くない」というもの。
眠くないのに寝かせられようとしたら、それは赤ちゃんじゃなくても嫌な気分になってしまうかもしれませんよね。
成長するにつれて体力も好奇心もパワーアップ!
生まれたばかりの頃は、おっぱいを飲むだけで疲れ果てて眠ってしまった赤ちゃんも、月齢があがるにつれてどんどん体力がついてきます。
体力がつくと言っても、大人のように長い時間起きて活動できるわけではありませんが、うつ伏せ、寝返り、おすわり、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ちと、できる動作が増えるとともに行動範囲も広がっていきます。
寝たり起きたりを繰り返していた新生児期と比べると、お昼寝の時間も短くなっていきますよね。お昼寝の寝かしつけでぐずることが多い場合は、赤ちゃんが「まだ眠くない!」と訴えているのでしょう。
そして、好奇心もどんどんわいてきて、いろいろなものに興味を持ち始めます。あれをしたい!これをしたい!という欲求も出てくるため、遊びの幅が広がってきたとパパやママが感じることもあるでしょう。
しかし、あれこれやりたい気持ちとは裏腹に眠くなってきてしまうと、遊びたいのに眠い、眠いけれど遊びたい、という気持ちでどうしようもなくなり、寝ぐずりにつながることもあると考えられます。
新生児期からしばらくは、眠いけれど眠れないという理由で寝ぐずりしていた赤ちゃんですが、成長にともなって、眠くない、まだ遊びたいという理由で寝ぐずりすることが増えていくのかもしれません。このタイプの寝ぐずりは、2~3歳になっても時々見られることがあるようです。
赤ちゃんが本当に眠いのかどうか見極めることが大切
お昼寝をさせようとしてもなかなか寝ないでぐずってしまう時は、そろそろ今の時間帯のお昼寝が合わなくなってきたという赤ちゃんからのサインと考えて、少しずつお昼寝の時間を短くしていってもいいかもしれません。
赤ちゃんの1日の睡眠時間は、
- 生後3ヶ月~6ヶ月…13~14時間
- 生後6ヶ月~12ヶ月…11~13時間
- 1歳~3歳…11~12時間
となっています。
※参照:ユニ・チャーム「赤ちゃんはどのくらい眠るの? 妊娠・出産育児初めてレッスン」
この睡眠時間を大体の目安として、1日に何時間くらい赤ちゃんが眠っているかを把握しましょう。そして、夜は20~21時に就寝し、朝7時頃に起きるという基本的な生活リズムは崩さずに、お昼寝の時間が合っているかどうかを見直してみることをおすすめします。
お昼寝時間の考え方や、赤ちゃんにとって良いお昼寝のポイントなどは、次の記事にまとめていますので、ご参考にしてくださいね。
赤ちゃんの良い昼寝と悪い昼寝|夜ぐっすり眠るための月齢別ポイント
無理に寝かしつけないのもひとつの方法
赤ちゃんがいろいろなものに興味を持って遊ぼうとしているのにお昼寝をさせようとしても、上手くいかないことが多いものです。お昼寝の時間になっても眠くなさそうな時やまだ遊びに夢中になっている時は、無理に寝かしつけないのもひとつの方法です。
とはいえ、お昼寝をしないままだと夕方に眠くなってぐずったり、ぐっすり寝てしまったりすることもあります。そうなると夜寝る時間が遅くなり、朝もいつもの時間に起きられないなど、生活リズムの乱れにつながるため、短い時間でもできるだけお昼寝はしてもらいたいですよね。
そんな時はあえて寝かしつけをやめて、お布団などの上におもちゃを広げて遊んでしまいましょう。遊んでいても、眠さに勝てなくなれば赤ちゃんは一人でコテンと寝てしまいます。
そのまま寝てもよいところで見守りながら遊んであげて、赤ちゃんの気持ちを満たしつつ、自然に寝るのを待ってみると、案外スムーズにいくかもしれません。
まとめ
いつまで続くか不安な寝ぐずりも、ちょっと対処法を変えてみるだけで少なくなることもあります。
赤ちゃんの成長とともにパワーアップする体力や好奇心に合わせて、パパやママが寝かしつけの適切なタイミングを探ってみてくださいね。