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2歳で激しい場所見知りだと発達障害?障害の可能性と克服法4選

病院や乳幼児健診の会場を子どもが異常に嫌がり、尋常でない泣き方をしたり、激しく抵抗したりした経験はありませんか?

また、そうした姿を見た保健師や臨床心理士に「発達障害かも」と指摘された経験はありませんか?

障害と言われたら驚いてしまうと思いますが、実は発達障害の子どもの特徴に、激しい場所見知りがあります。

注意したい場所見知りの理由と、場所見知りの克服法を紹介します。

場所見知り自体は誰にでもあるもの

まず、場所見知り自体は誰にでもあり得ます。場所見知りというだけで、発達障害確定! ではありません。

私の次女は、初めての場所や状況が苦手でしばしば硬直して全く動けなくなっていました。

保育園の慣らし保育期間が長かったですし、発表会などのお遊戯では観客の多さやカメラのフラッシュに驚き、ステージ上で立ち尽くして何もできませんでした。

ですが発達に問題はなく、4歳過ぎてからは緊張しても泣いたり硬直することなく行動できます。

場所見知りをするからといって発達障害を心配する必要はありません。

ただ、その頻度が高く、嫌がり方があまりに激しい場合は可能性を考えてもいいかもしれません。場所見知りをする理由によっては、発達に特徴を持っていることがあります。

発達障害児が場所見知りをする理由

発達障害の子どもが激しい場所見知りをする理由をいくつか紹介します。

恐怖心が非常に強い

激しい場所見知り

初めての場所や、慣れない環境に行くと誰でも緊張すると思います。この反応はごく自然なもので、異常ではありません。

しかし発達に遅れや障害がある子の中には、異常に強い不安や恐怖を感じてその場に居られなくなってしまう子がいます。

また、こだわりが強い子の場合、子どもの中にあるルールに当てはまらない場所には居られない、という特徴があります。

この拒絶の反応が実に激烈で、ママの声も耳に入らないくらい激しく泣き叫んだり、パニックになってしまうことがあります。

病院に行くと声が枯れるまで絶叫したり泣き叫ぶ子もいれば、床や壁に激しく頭を打ち付けながら感情を爆発させる子もいます。

知らない場所=得体の知れない場所=なにが起こるか分からない

こんな風に感じて慣れない場所を拒否し、激しい場所見知りをする発達障害の子がいます。

嫌な記憶を思い出してしまう

発達障害の子の中には、非常に記憶力がいい子がいます。特にイヤだったことをよく覚えていて、その時の場所や状況に少しでも似たところがあると「イヤだ!」と拒否することがあります。

例えば「花瓶が置かれた部屋で注射をされてイヤだった」という記憶がある場合、全然違う部屋でも花瓶があるだけで、その場所がダメ! ということがあります。また、大きな音を立てて走るバイクに驚いたことがあると、バイクに乗っていた人と似たところがある人がいる部屋に入れなくなったりします。

理由は様々ですが、とにかく、過去の嫌な記憶を思い起こさせる何かがある部屋はNG!(その度合いが、ちょっとやそっとではない)ということがあります。

眩しかったり音の聞こえ方が苦手など、感覚的な問題がある

発達に遅れや障害がある子の場合、感覚が非常に鋭かったり、特徴があったりします。

例えば、普通の人にはなんでもない蛍光灯でも、その明るさを何倍にも感じていたり、点滅して見えていたりします。

また、音が異様に反響して聞こえていたり、普通の人が気にならないエアコンのモーター音や扇風機の風を切る音が異常に大きく聞こえていたりします。

他にも、部屋に飾られた絵が目に飛び込んでくるように見えたり、視覚や聴覚に特徴を持っている子は、慣れない場所を極端に嫌がることがあります。

2歳くらいだと、自分がどんな風に感じているのか説明もできないですし、とにかくイヤ! と拒絶することしかできません。

大人が気づいてあげられないと、本人が長く辛い思いをすることになるので、あれ? と思うことがあった場合は、早めにケアしてあげたいものです。

場所見知りの克服法

場所見知りは年齢が上がったり、自分に自信がついたり、対応力が付いていけば自然に気にならなくなっていきます。


しかし、激しい場所見知りの場合は克服を目指して対策を取った方が良い場合もあります。ここでは簡単な4つの克服法を紹介します。

積極的に初めての場所へ行く

場所見知りをする場合、どうしても外へ行くのが怖くなってしまいがちです。ママも大変な思いをしますが、積極的に外へ出ましょう。

最初は直ぐ近所でもOKです。とにかく外へ出て、色んな場所を体験させます。そして「知らない場所でも怖いことは起こらない」「知らない場所も大丈夫」という経験を少しずつ積み上げていきましょう。

初めての場所でも怖いことが起こらない、と分かれば克服できることがあります。大丈夫、という経験を蓄積して、平気なことを覚えさせてみてください。

大好きな物を持って行く

皆さんは初詣などでお守りを買いませんか? まさに、このお守りを子どもに持たせてあげましょう。

  • 大好きなぬいぐるみを持っているから大丈夫!
  • 仮面ライダーのシャツを着ているから、今日はとても強い!
  • ママのパワーがいっぱい詰まったチョコを食べたから大丈夫!

こんな風な心のお守りを持たせてあげてください。こうすることで「自分は強い!」「大丈夫」という自信を持たせましょう。

その場を切り抜ける力を与え、大丈夫だった! という経験を積むことで少しずつ場所見知りを克服していきましょう。

予め目的を伝える

非常に基本的なことですが、今からどこへいき、どういうことをするのか。これを予め子どもに話して理解させておくことも大切です。

いきなり病院に連れて行かれて、ズボッ! と鼻に綿棒を突っ込まれるインフルエンザの検査をやられたら、病院なんて絶対イヤだ! となりますよね。綿棒を見ただけで絶叫してしまいそうです。

同じ嫌なことを経験するとしても、予め知らされ、納得の上で検査を受ける場合は、感じ方が異なります。

2歳児に事情を説明するのは大変かもしれませんが、だまし討ちのようなことや、青天の霹靂よりは、話をしてから連れて行くことをお勧めします。

頑張ったら、ご褒美!

ご褒美を嫌がるママも少なくありませんが、ご褒美は悪ではありません。

子どもは正直なもので、嬉しいことが起こった時のことをよく覚えています。ですから、子どもが頑張ったらご褒美をあげてください。ご褒美といっても、いろんなご褒美があります。

  • (1)言葉で褒める
  • (2)抱き締める
  • (3)お菓子をあげる
  • (4)オモチャを買い与える

ご褒美というと、多くの場合が(4)を連想するのではないでしょうか? (1)や(2)もご褒美ですし、(1)+(2)も子どもにとっては非常に嬉しいご褒美です。

ママが大げさなくらい興奮した様子で「頑張ったね! 凄いね!」と言いながら子どもを強く抱き締め、少し力を入れて背中などを素早く何度も撫でてみてください。子どもも気分が一気に高まり、もの凄く嬉しい! と感じるでしょう。

(3)は、普段からお菓子を与えていない子に有効です。ただし、ダラダラと食べ続けるお菓子はNGです。直ぐに食べ終わるお菓子がお勧めです。

なお、家でしばしばお菓子を与えていたり、待ち時間や移動時間に決まったようにお菓子をあげている場合は、ご褒美と感じにくいので効果は薄いでしょう。

ご褒美は、気分が盛り上がるものでなければなりません。できれば(1)と(2)で喜びを感じさせたいですね。

場所見知り=障害ではないが、サポートは必要

場所見知りは誰にでもあり、発達障害の代表的な症状というわけではありません。

ただ、場所見知りをする理由だったり、頻度や反応が苛烈な場合は発達障害であろうが、なかろうが、サポートが必要です。

その場所を嫌がる理由を探りつつ、普段からいろんな場所を経験させたり、お守りを持たせたり、その場所へいく理由を話しておくとか、頑張ったらご褒美をあげる、という方法で克服していきましょう。

障害かどうか、というより、場所見知りをしている本人の心のケアを最優先に考えてサポートしてあげてください。

もし、どうしても発達障害が気になってしまう場合は、小児神経医に相談してみましょう。3歳以降でないと診断できない、と言われるかもしれませんが、相談や現在の発達状況の把握はできます。

専門家の意見を聞く場を確保しておくとママが安心できることもありますから、不安な場合は病院に行くことも考えてみてください。

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