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2歳の言葉の遅れは追いつくの?発達の遅れを指摘された娘が小学校を楽しめるようになった療育

2歳の言葉の遅れは追いつくの?発達の遅れを指摘された娘が小学校を楽しめるようになった療育
  • 2歳で発達に遅れに気づいたけれど、なにをすればいいのか分からなかった。
  • 3~4歳になってから療育をスタートさせたけれど、もっと早くスタートさせていたら早く良い効果を得られたかもしれない。
  • そもそも、療育で発達が追いつくの?

こんな不安に襲われているママはいませんか? このまま追いつかなくて就学の時に問題になったらどうしよう! そんな心配をしているママに、子どもの発達と療育の関係と就学について紹介します。

発達が追いつくかどうか、子ども次第

まず、子どもの発達の遅れが追いつくかどうか。これは子ども次第です。

一口に発達の遅れと言っても、いろんなケースがあります。そして、苦手なことや遅れているところをサポートしても、スキルが身に付くまでに必要な時間は様々です。

発達に遅れや障害がある子どもをできるだけ早く把握し、サポートをしようとする理由のひとつが「苦手なことができるようになるまで、時間が掛かるケースが多いから」です。

どんどんできるようになっていく子もいれば、試行錯誤を繰り返してようやく一歩前に進む、という子もいます。

療育で子どもの成長を促せるのは確かですが、その度合いやスピードはケースバイケースで、焦りは禁物!

ただ、子どもに合った療育は確実に身に付き、成長を促すので無駄になることはありません。

我が子に合うのはどれ?療育の種類

発達に遅れや障害がある場合、その原因を把握することが重要です。原因に合わせて療育の種類や内容を変えていく必要があります。

5つの療育の種類と期待できる効果

療育と一口にいっても、色々な種類があります。

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療育の種類 期待できる効果
ソーシャルスキルトレーニング 少人数のグループで、集団の中での過ごし方や、友達関係の築き方などを勉強する
言語聴覚療法 言語聴覚士による指導で、発音の仕方のトレーニング、語彙を増やす、文章の組み立て方などを身に付ける
作業療法 作業療法士による指導で、着替えや箸の使い方、鉛筆やハサミの使い方など、遊びや勉強を通して手先の運動性や操作力を向上させる
理学療法 理学療法士による指導で、ダイナミックな動きを取り入れた運動やゲームを通し、全身の運動機能をアップさせる
学習指導 家庭教師や少人数制の塾など形態は様々。紙媒体の教材を使ったり、タブレット端末を使ったり、子どもに合った方法で学習を指導する

大きく分けてこれだけあります。子どもに合わせて複数の療育を複数の施設で受けることが多いですね。

自治体の施設で無料(もしくは安価)に受けられる療育もあれば、自治体の医療費助成制度を活用しながら病院で受けられるものもあります。また、全額自己負担で民間企業のサービスを受ける方法もあります。

子どもの困りごとに合わせてサービス・施設を選ぶようにしましょう。

身体機能が影響している場合の施設の選び方

言葉が遅れている、というと、脳に何らかの障害を持っていて理解できていない、と思いがちです。

しかし、耳の機能に問題があって音をうまく聞き取れなかったり、相手の言葉を理解しているけれど、口を上手く動かせなくて発音できなかったり、体の機能に原因があるケースがあります。

この場合は、まず、耳を掃除したり、補聴器を使ったり、喉や声帯の状況を確認したり、口の動きの確認など、体の機能のチェック・補助する所からスタートします。

これは家庭で実践するのは難しいサポートなので、必ず専属の医師の協力を仰ぐようにしましょう。

知的障害がない場合の施設の選び方

知的障害がない場合、経験や知識は子どもの中に蓄積されていきます。ただ、どうやって経験や知識を子どもの中に入れていくのかがポイントになります。

例えば、目の前に鍵付きのボックスがあるとしましょう。中に物を入れるには鍵が必要ですよね? そして、箱を壊さないよう気を付けながら鍵をさし、どう回すか探る必要があります。また、鍵をさした時に、なにか仕掛けが発動しないか注意する必要もあります。さらに、箱の中に更に箱がある可能性もあります。

うまく箱を開けられれば、どんどん情報を中に入れていけますが、箱よりも大きな物は入りません。うまく折りたたんで入れるか、切り分けて入れるか、工夫が必要ですね。


こうした、配慮と注意、様々な工夫を重ねて試行錯誤しながら療育を進めていきます。

知的障害を伴う場合の施設の選び方

知的障害を伴う場合、経験したことや知識を定着させにくかったり、定着する情報量が少なかったりします。

どのくらいの情報が子どもの中に入るのか。どうやれば定着しやすいのか。注意深く状況を見極めながら療育を進めていくことになります。

2歳では難しいのですが、成長すれば知能検査を実施できるようになります。定期的に知能検査を行って、どのくらいの知能レベルか確認しながら、子どもに合った療育を行うようにします。

自閉スペクトラム症の子どもの実例

私の長女は2歳の時に発達に遅れを保育園で指摘されました。
  • 2語文を話さない
  • クレーン現象
  • 保育園で先生の指示を聞けない
  • エレベーターのボタンを押すことに執着する
  • 単語は話すが、赤ちゃん言葉
  • 意味不明の言葉を一人で話す
  • 極端な偏食(保育園ではなんでも食べる)

こうした特徴が発達に遅れがあると指摘された理由です。

自治体の発達支援センターに相談しましたが、納得いくサポートを受けられず、家庭療育をスタート(ABAに基づく家庭療育を実践)。

4歳から、病院で言語聴覚療法を、そして民間の塾で学習指導&ソーシャルスキルトレーニングをスタート。

ABAに基づく家庭療育は即効性がありました。ど素人の私(母親)が家庭でチョコチョコと実践しただけで

「お母さん、何をしたんですか! 障害児なのに先生の指示を聞きましたよ!」

と保育士が驚きの声を挙げたほどです。

娘は通常の小学校に就学しました。国語と算数を支援学級で受け、それ以外の時間を通常学級で過ごしています。

学習内容は通常学級の子ども達と同じです。小学校で毎年、実施されている実力テストも通常学級の子ども達と同じものを受け、7割以上の点数を採っています。

学習にもサポートが必要で、友達との遣り取りも「あれ?」という違和感がある娘ですが、大きなトラブルなく楽しい学校生活を送っています。

やはり、療育と大人のサポートが効果を上げていると母は感じています。

療育を受ければ就学の時、通常学級に行けるの?

発達に遅れがある子どものママやパパの大きな不安は「普通の小学校に行けるのか」「通常学級に入れるのか」だと思います。

私自身も、支援学級に入ると勉強が遅れたり、いじめられたりするのでは?! という不安を抱いていて、なんとか通常学級に入れなければ! と考えていました。

しかし、現実は大きく異なりました。そうした不安は全く考える必要がありませんでしたよ。

まず、発達に遅れがあることを理由に、就学時、強制的に支援学校や支援学級に入れられることはありません。

子どもが年長になった時に教育委員会や学校と相談することになりますが、就学先は本人や親の希望が優先され、通常学級に在籍することはできます。そして、療育を続けていると、確実に学校生活を送りやすくなります。

そもそも、小学校は幼稚園や保育園と全く違う環境で、子ども自身が自分の判断で行動しなければなりません。

療育を続けていると、親が子どもの困りごとを把握しやすく、トラブルの予防策を考えることもできますし、学校や先生に「こういう時は、こんな風に指導してください」と話しやすくなります。

「通常学級に行くために療育をする」というより、「子どもが自分で対応していけるように(困りごとを減らすために)療育をする」と考えておくといいですね。

子どもの成長を促すための療育を続けよう

療育は、子ども自身が感じている困りごとを軽減するためのサポートです。

言葉の遅れなど発達に遅れがあると「追いつくこと」を目標にし、期待しがちです。しかし「普通になること」を願うよりも「いろんなサポートを利用して、適応力・対応力を付けていくこと」を考えていきましょう。

また、子どもの成長スピードはそれぞれなので、就学先に固執するのではなく、環境変化に対応していく力を身に付けることを目標にしていきましょう。

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