一口も食べずに「イヤ」と拒否する「食わず嫌い」に悩んだことがあるママは多いですよね。
大人でも「見た目がイヤ」と言って食欲を失うことがあるように、子供も見た目で判断してしまうことがあります。
食事の見た目を批判されるとママの料理能力を否定されているようでイラッとしますよね。そんな食わず嫌いの対策法を年齢別に紹介します。
1~2歳は放置&ママが一人で喜ぶ
まず、1~2歳は放っておいてOKです。
この時期の子供が食べない理由は山ほどあって、全部を一度に解決することはできません。
成長すれば解決することも多々あるため、親があれこれ悩んで迷って必死に解決策を模索する必要がないケースが多いのです。
とりあえず食事は出し、食べるなら食べさせ、食べないなら叱る必要もありません。
強いて言えば「美味しいなぁ!」「食べなくてもいいよ。ママが食べちゃう!」というように、子供が「ママ羨ましい!」と感じるように仕向けるといいでしょう。
いろんな食感、色んな見た目、多様な料理を並べ、叱らず、一緒に楽しく食べることを第一に考えていきましょう。
3歳は嬉しいドッキリで!
3歳になってくると、好き・嫌いが出てきたり、こだわりがあったり、思い込みなどから食わず嫌いをすることがあります。
この場合、とりあえず見た目を変えてしまいましょう。
例えば、生キャベツのサラダを食べない場合は、刻んで挽肉と一緒にメンチカツにし、食べさせてみましょう。そして、食べたら「ジャジャーン! 実はキャベツが入ってました! キャベツ食べられるじゃない! すご~い!」と嬉しくなるドッキリにします。
実は食べられるんだ! と自信を持たせた後、見た目で拒否していたサラダのキャベツにチャレンジします。
まず、せん切りキャベツをマヨネーズ和えしたもので「サラダが食べられた!」と自信を持たせ、その後、塩昆布で和えたキャベツの姿がはっきり分かるキャベツにチャンレジ。
このように、まずは騙すようになりますがドッキリで食べられるという自信を付け、そこからスローステップで少しずつ「食べられる!」という自信を付けていきましょう。
ママが近くで美味しく食べてみせるのもいいですね。一緒に頑張ろう! と気分を盛り立てていきましょう。
[talk words='わが家の食わず嫌いクイーンの長女は、基本的に何でも食べられるのですが、見た目&気分で食べないことがよくあります。でも形を変えれば食べるし「自分は食べられる」という自信は持っています。食べるかどうか、それは本当に気分次第! 気が向けばどんな形であっても食べてくれます。' name='食育アドバイザー' align='l' avatarimg='http://babynet.jp/wp-content/uploads/imgs/474363.png' avatarsize='' avatarshape='2' avatarbdwidth='' avatarbdcolor='' avataricon='' color='#3a93c6' bgcolor='#d9edf7' bdcolor='#0d94ec' bdstyle='' class='' style='']
ガミガミ叱りつけなくても、自信さえ持っていれば大抵、食べるようになりますよ。
4歳過ぎたら正直が一番!
4歳を過ぎると、子供も理屈を理解し、必要性を考え、我慢して頑張る! ということができるようになります。また、4歳になれば幼稚園に通うようになったりして子供の世界が広がり、外からの刺激も増えてきます。
食わず嫌いも、親から指摘されるより、友達や先生の目や言葉が効果的なこともあります。
子供がその気になった時に、騙すのではなく、正直にイヤな物と向き合って頑張る方法がお勧めです。
子供が自らの意志で頑張り、ほんの僅かでも成功すれば非常に大きな自信になります。食わず嫌いも4歳になったら「苦手な物が目に見える状態で、ほんの少しずつでも頑張る!」という方法で克服していきましょう。
成功体験を積み重ねて自分に自信がついていくと、色々なことにチャレンジできる子供に育ちますよ。
まとめ
食わず嫌いの対策も、気にしなくていい、騙しちゃう、正直に向き合うなど、子供の年齢によってお勧めの対策が違います。子供の年齢や、心の成長度合いに合わせてママが対策を取っていきましょう。
ただし、どの年齢でも叱り付ける必要は全くありません。ネガティブな言葉で責めることはせず、褒めながら、頑張る心と自信を重視しながら気長に付き合っていきましょう。