
離乳食をスタートさせても、思うように進まなかったり、赤ちゃんが体調を崩したり、手間ばかり掛かって成長を感じられないことがあります。
食事は毎日のこと。いつもいつも「食べなさい」と叱ったり、赤ちゃんに泣かれたりしているとストレスが溜まって当然です。
もう、離乳食なんてイヤ! と病んでしまうママがいてもおかしくありません。そんな風に追い詰められてしまった時にやりたい3つのことを紹介します。
【やること1】離乳食を放棄する
まず、離乳食がストレスの原因なら、作るのを止めましょう。スッパリ全部止めてしまいます。
そもそも、今は離乳食を作らなくても美味しい物がたくさん売られています。それを買ってきて済ませるようにしましょう。ネットスーパーを活用してまとめ買いし、買いに行くことさえせずに済ませる方法もあります。時短や育児の合理化という面から言えば、活用できるものを活用すればいいのです。
ストレスが溜まって心が弱ってしまっている時は、まず、心の回復を目指しましょう。心の回復のためには、ストレスの原因を取り除くのが一番です。
離乳食を作るのを止めれば、その時間を違うことに割り当てることができます。義務がひとつ減ると心は軽くなりますし、休む時間にしてしまうこともできます。
[talk words=’私の友人には「離乳食作りがイヤだから、0歳から保育園に預けて仕事するの」というママも居ました。彼女は双子を含む4人の子を育てていますが「保育園に頼らないと絶対ムリ!」と言い切っています。
思い切って「作らない道」を貫いているママもいますよ。
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【やること2】育児のハードルは踏みつぶす
今は育児に関する情報が簡単に手に入ります。その中には夢のような理想像であったり、実現不可能な机上論であることもよくあります。
ただ、頑張り屋さんママはハードルが高すぎる高尚な育児書をそのまま実現しようと奮闘しすぎていることがあります。それらを一旦、認識し治してみましょう。
まず、自分が考えている離乳食の像を書き出してみましょう。そして、それが「ハードルが高すぎることではないか?」と疑ってみてください。もしくは、そのハードルを全部破壊してみてください。
特別な料理であっても極たまに1~2回頑張って作ればいいなら、ハードルが高くてもチャレンジできます。
ですが、子育ては24時間365日行うことであり、離乳食も毎日作り続けるものです。ちょっと面倒、ちょっと大変。そんな「ちょっと」は積もり積もって大きな負担になってしまいます。
- 素材は安心安全で無添加のものを活用
- だしも調味料も極力、手作り(化学調味料不使用)
- 毎日、違う材料を使って違う献立を!
- 作りたてをテーブルに出してあげる
- バランス完璧で、あらゆる食材を経験させる
- 手掴み、スプーン、コップも全部失敗なくできるように手伝う
- 好き嫌いしないよう、何でも食べるように工夫を重ねる
理想を書き出しているとキリがありませんが、あなたはどこまで離乳食にこだわっているでしょうか。
このこだわり、スパッと切り捨てるのもアリです。ママがストレスMAXで楽しく食事ができないなら、どんなに完璧と称される離乳食を作っても子どもは楽しく食べられません。
自分の子どもが楽しく食べられない離乳食を作る意味があるでしょうか?
わが家流でOKです。自分流のルールを決めて、そこそこの内容で毎日続けられる離乳食にしましょう。
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私は、使う材料は普通にスーパーでいつも買っているもので、まとめて作り、あとは組み合わせてで味が変わるようにするとか、丼物で済ませる日を作るとか、とにかく「楽に続けられる離乳食」にしていました。
長女は「白飯&ヨーグルト&果物以外拒否!」という本当に食べない子でウンザリしましたが、それでも保育園では全部食べていましたし、小学校でもおかわりするような子どもに成長しています。
アレルギーが心配で食材にこだわった時期もありましたが、結局はファーストフード大好き&レトルトカレーが一番好き! という今時の子の舌に育っています。’ name=’食育アドバイザー’ align=’l’ avatarimg=’http://babynet.jp/wp-content/uploads/imgs/474363.png’ avatarsize=” avatarshape=’2′ avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=’#3a93c6′ bgcolor=’#d9edf7′ bdcolor=’#0d94ec’ bdstyle=” class=” style=”]
離乳食であれこれ悩んでも、子どもは育つように育ちます。必ず成長しますので、ママが少々手を抜いても問題ありません。
【やること3】育児も家庭も全部放棄しよう
多くのママが「自分時間を持てていない」と感じています。自分の人生なのに、他人のペースに合わせて行動する毎日で、自分のペースを保てません!
しかも同じ親という立場に立っているはずの夫が自分時間を確保し、目の前で自由を満喫する姿を見せ付けてくる毎日!これではストレスが溜まらない訳がありません。そう、ストレスの原因は必ずしも離乳食に限らないのです。
人はみんな自分の中にコップを持っています。このコップにいろんな不満分子を放り込んでいるのですが、偶々、最後に放り込んだのが離乳食に対する不満だった。それが溢れたから「離乳食がイヤなんだ」と思っている可能性があります。
その場合、離乳食の不満を取り除いたとしても、コップの中には他の不満がワンサカ入っています。コップの中の不満を解消しないと、また直ぐ、違うことでストレスMAX!になってしまいます。
不満を全部取り除くのは至難の業です。ですが、少しでもストレスが減ったように感じることがあります。それは「自由があると感じること」です。
とりあえず、ママは「自分のためだけの時間」を作りましょう。全部忘れて、自分のことだけに集中できる時間があるだけで、全く気持ちが違ってきます。
たった3分でもストレス耐性は全く違うと実感した体験
[talk words=’私は、夫が単身赴任&次女妊娠中&仕事&長女魔の2歳児&長女の好き嫌い絶頂期&長女の保育園トラブル勃発というストレスMAXどころじゃない! という時期がありました。’ name=’食育アドバイザー’ align=’l’ avatarimg=’http://babynet.jp/wp-content/uploads/imgs/474363.png’ avatarsize=” avatarshape=’2′ avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=’#3a93c6′ bgcolor=’#d9edf7′ bdcolor=’#0d94ec’ bdstyle=” class=” style=”]
そんな時期を乗り越えられたのは、ほぼ毎日、朝夕3分ずつ自分時間を持てたからだと思います。
職場から保育園まで車で移動する3分間、車の中で海外のハードロックを絶叫する妊婦を想像できるでしょうか?
「この人、かなりイっちゃってるんじゃない?」と思わる姿だったかもしれません。ですが、母でも妻でも嫁でも社会人でもない、ただの自分の時間を確保でき、大声で歌うという時間は本当に貴重でした。この時間が無かったら、多分、私は仕事も妊婦も辞めていたと思います。
しかし、出産後、乳児の長女を育てている時期にはそうした時間が確保できませんでした。睡眠不足だし、全てが初めてでイライラしている時に子どもを持たない義妹に
「ごめんなさ~い! ネイルサロンが思ったより時間掛かっちゃって遅れちゃった!」
と言われて殺意が芽生えたことがありました。
「は? ネイルサロン? 自分のオシャレのために時間使って約束の時間に遅れた訳? 義両親の家という完全アウェイの中で乳児あやしてヒーヒー言ってる私を待たせてくれた理由がソレ? それで『ごめんなさ~い! テヘッ!』なの? はぁ?!」と頭に血が上ってブチ切れそうになった時がありました。
ほぼ、八つ当たりの部分もありますが、本当に腹が立ちましたね。
これはやはり「自分のために使える時間がある」という嫉妬だったんだと思います。自分にない時間を謳歌している姿を見せ付けられたからだと思います。
自分のために時間を使える、ということは本当に重要です。自分時間を確保してストレスでピリピリしている心を休めるようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんを叱るばかりで、自分も泣きたくなるくらい離乳食がイヤ! そんな時は一度、スッパリ離乳食を止めましょう。
そして、自分の中にある離乳食に対するイメージや考え方を書き出し、自分で作り上げているハードルを全部踏みつぶしてしまいましょう。
[talk words=’大切なのは、最高水準のものを作ることではありません。それなりの質のものを毎日継続できることです。’ name=’食育アドバイザー’ align=’l’ avatarimg=’http://babynet.jp/wp-content/uploads/imgs/474363.png’ avatarsize=” avatarshape=’2′ avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=’#3a93c6′ bgcolor=’#d9edf7′ bdcolor=’#0d94ec’ bdstyle=” class=” style=”]
さらに、自分時間を確保して自分のストレスを軽減するようにしましょう。自分が自分らしくあることは誰にとっても大切なことであり、ストレスを軽減できる方法です。
自分を大切にしながら、心の余裕を作り出して育児に向かい合うようにしてみてくださいね。