生活リズムを保つためには、朝7時には起きることが大切。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、夜にスムーズに眠りに入ることができるからです。
しかし、そうわかっていても、子供がなかなか起きてくれないことも多いですよね。
朝7時になったから声をかけてもなかなか布団から出てこなかったり、泣いて手が付けられなくなってしまったり…毎朝うんざり、というママもいるでしょう。
そこで今回は、子供を上手に起こす方法についてまとめました。
部屋を明るくして、音を聞かせよう
寝ている子供を起こすには、まず目と耳から刺激を与えることが必要です。
そして、
「〇〇ちゃん、おはよう、朝だよ」
と声をかけます。一度では起きないので、何度も繰り返しましょう。
声をかけるポイントは、大きな声ではなく、普通の大きさの優しい声を出すこと。
寝ている時にいきなり大きな声を出されると子供はビックリして泣いてしまうこともあります。早く起こしたい時はつい大声を出してしまいがちですが、いつもと同じ声量で、優しく声をかけましょう。
そして、子供の名前を呼ぶのもポイント。
人間は、自分の名前を呼ばれることに対して、とても敏感に反応します。ですから、ただ「おはよう」と言うよりも、子供の名前を呼んだ方が目覚めやすいのです。
また、声をかけたら子供の好きな音楽を流して、音の刺激を与え続けるのも効果的。スローテンポのゆったりした曲はますます眠くなってしまいますので、アップテンポで踊りたくなるような楽しい曲を選ぶといいですね。
なかなか起きない時は、抱っこでリビングへ
声をかけても子供が起きない時は、いっそのこと抱っこしてリビングや台所まで連れてきましょう。
布団から出て、寝室から違う部屋に移動すると次第に目が覚めてきます。
泣いてしまう場合は、しばらく抱っこをして声をかけたり、手足を動かしたりするほか、抱っこのまま部屋の中をぐるぐる歩いたりして、気持ちの切り替えを促しましょう。
アロマの有効活用!目覚めによい香り
赤ちゃんの夜泣き対策や、ママのリラックスに一役買ってくれるアロマ。実は、寝起きをスッキリさせる効果のあるエッセンシャルオイルもあるのです。
それは、レモンとベルガモット。
レモンのエッセンシャルオイルに含まれている成分が体温を上げるはたらきをし、さわやかな香りが気持ちをリフレッシュさせてくれます。
ただし、レモンのエッセンシャルオイルは1歳以下のお子さんには使えませんので注意しましょう。
ベルガモットのエッセンシャルオイルには、精神のバランスを安定させる成分が含まれていますので、安眠効果とともに、目覚めの気分をよくする効果も期待できます。
忙しい朝、子供がなかなか起きてくれないと、ママもイライラしてしまいますが、朝からガミガミ怒っていては、子供は起きることが嫌になってしまいます。朝だからこそ余裕を持って、優しく子供を起こしてあげたいですね。