パパから見て、ママと自分の母親の仲は良いですか?
ママは何も言わないかもしれませんが、実はお姑さんと険悪な関係になっている、ということもあります。
ママは「お姑さんの愚痴をパパに言っても仕方がない」あるいは「自分が我慢すれば丸く収まる」などと考えていることも多いもの。
しかし、ママが何も言わないからといって放っておくと、取り返しのつかない事態になってしまうこともあります。
そうなる前に、嫁姑の仲をパパがチェックしてみましょう。
ママの態度を見てみよう
まずは、帰省中のママの様子をよく観察してみましょう。
ママとお姑さん、つまりパパのお母さんが一緒にいる時、仲が悪い、あるいはママがお姑さんに対してよい感情を持っていない場合は、
- いつも以上に子供の世話ばかりしている
- 姑のいる場所から離れて過ごしている
- 自分から話題を出さない、聞かれたことにしか答えない
- 姑の話に適当な相槌しか打たない
- 姑の顔をあまり見ない
- 台所に入りたがらない
- すすんで手伝わない
というような態度になりがちです。
帰省後の様子も要注意!
また、お姑さんの前ではニコニコして話を合わせ、よく手伝いをしていても、自宅に帰ってから
- 家事や子供の世話もそこそこに寝てしまう
- わけもなくイライラしている
- 帰省中の話をすることを嫌がる
といった態度の時は、お姑さんとの仲があまり良くないために、ママが相当気を遣っていることが伺えます。
その時は平気そうでも、愚痴を言わなくても、ママの中にストレスがたまっていることもありますので、注意しましょう。
お姑さんの態度を見てみよう
実は、お姑さんの中には、嫁のことをよく思っていない人が多いもの。自分の母親だけは大丈夫、ではありません。
基本的に、どんなお姑さんも心の中に「可愛い自分の息子を嫁に取られた」という気持ちを持っています。つまり、ママの印象は最初からマイナス。それが態度に出てしまうこともあるのです。
お姑さんがママに対してこんな態度を取っていないかチェックしてみましょう。
- 会話の中でさり気なくママをけなす
- 子供をダシにして、ママを蔑ろにする
- 「私が若い頃は…」とやたらと嫁としての苦労話をする
- ママの分の料理だけ違う献立、違う食器にする
お姑さんが子供に対して、
「お家のご飯より、バアバのご飯の方が美味しいよね」
「ママは怒ってばかりで怖いねえ」
「ママはいなくても平気だよね」
などと言うことで、ママの立場を下げるのはよくある話。
また、自分が若い頃に嫁として苦労したことをアピールするのは、ママに「嫁失格」「息子の嫁として満足していない」と暗に言っているのと同じです。
こうしたお姑さんの言葉でママは非常に傷つき、そしてお姑さんを嫌うようになるのです。
嫁姑問題の発生を未然に防ぐには、パパが注意してアンテナを張っている必要があります。パパは普段から母親の話をあまり聞いていないかもしれませんが、帰省中はちょっとした会話に嫁姑の仲が映し出されます。
よく耳を傾けて、ママと自分の母親がどんな関係なのかをチェックしてみてください。