前回の記事では、パパの実家に帰省する場合のママ、そしてお姑さんの気持ちを見てきましたね。
それを踏まえて、帰省する場合にパパが気をつけたい「帰省のルール」を考えてみましょう。
ルールその1.ママに帰省を無理強いしない
ママは、パパの実家に帰省したいとは思っていません。
ゴールデンウィークなら家族で出かけたり、家でのんびりと過ごしたりと、普通の休日を楽しみたいのです。
ですから、まずは帰省を強制しないこと。パパが一人で帰省の計画を立てるなんてもっての外です。帰省をしたい時は必ずママの意向を確認し、納得の上で帰省してください。
ママが嫌がっているのに無理やり帰省を決行すると、夫婦仲に取り返しのつかないヒビが入ることもありますから、注意しましょう。
ルールその2.嫁と姑を二人きりにしない
いつも小言を言ってくるし、話は長い。パパにとって母親というのは面倒臭い存在かもしれません。だからって、ママに相手をさせておこうとするのは間違いです。
ママは、他人であるお姑さんのことを、パパ以上に面倒臭いと思っています。仲が悪ければ悪いほど、関わりたくない、話したくない、顔も見たくないと思ってしまうもの。
また、パパの実家はママにとって「居場所がない、気まずい」と感じる場所です。そんな場所で苦手なお姑さんと二人きりになったら、何をしていいのかわからず疲れきってしまいます。
パパは、お姑さんの相手をママに任せず、二人きりにしないようにしましょう。親孝行のつもりで帰省するなら、自分の母親の相手は自分でしてください。
ルールその3.手伝ってくれるママに「ありがとう」を忘れずに
料理や片付けなどの手伝いをしてくれるママには、労いと感謝の言葉を忘れずにかけましょう。パパの実家なんだから手伝うのは当然、というのは間違いです。
自分の家以外の場所での料理や、苦手なお姑さんと台所にこもっていることは、ママにとって苦痛なもの。
せっかくの休日にまでパパの実家で家事をしているママに、パパの口からきちんと「ありがとう」「お疲れさま」を伝えてあげましょう。
ルールその4.時間ができたら姑抜きで外出を
パパの実家では、炊事などの手伝いが終わればママは何となく手持ち無沙汰になってしまいます。
子供が赤ちゃんの場合はお世話がありますし、目も離せないためそれほどではありませんが、子供が大きくなって手がかからなくなると、何をしていいのかわからない時間が増えて、居心地が悪いと感じることも。
もし可能であれば、お姑さんを抜きにしてママと子供と外出する時間を作るようにしましょう。
近場を散歩するだけでも構いません。パパの実家を出て、外の空気を吸うだけでもママは気が休まります。
いかがですか?
今年のゴールデンウィークに帰省を考えているパパは、ぜひ参考にしてみてください。