パパの仕事が休みの日も、ママは家事と育児に追われます。
しかし、パパは家事もせずに家でゴロゴロ…、または、ママと赤ちゃんを放っておいてさっさと一人出かけてしまう…
こんな時、頭ごなしに「なんで手伝ってくれないの!?」などとパパに怒鳴っても、パパも反発を覚えるだけ。
お互いに不愉快な思いをせず、パパに家事を気持ちよく手伝ってもらうためには、ちょっとしたコツが必要です。
ある休日のできごと
ここのところ雨続きで走れなかったので、久しぶりの晴天でウキウキ。
しかし、そこに
「やることがあるのに、どうして一人で出かけちゃうの!?」
というママの一言。
ウキウキした気分に水を差されたパパは、思わずママにイラッとしてケンカをしてしまいました。
そして、不機嫌になりながらも言われる通りの家事をしましたが、出かける気が失せてしまったため、その日は夫婦で険悪なまま過ごすことに…
パパは言われないと気が付かない
こうしたケンカは、どこのご家庭でもしたことがあるでしょう。
ママは、パパに家事を手伝って欲しいと思いつつも、それをハッキリ口に出して言うことをしません。
一方パパは、基本的に言われないと気が付かないもの。
ママが無理して一人で家事をすればするほど、パパは「なんだ、一人でできるならオレはやらなくていいんだな」と思います。ママが何も言わなければ、手伝う必要はないと判断し、これ幸いと好きなことをしたり、外出しようとしたりします。
ママにしてみれば、普段から手伝って欲しいのに、その気持ちをパパが汲んでくれないイライラが積み重なり、ある時爆発したという感じですが、パパにとっては
- 「ママが突然キレた」
- 「手伝ってなんて言われたことないのに、急に手伝いを強制された」
と感じるため、ケンカになってしまうのですね。
パパにやってほしいことをルーチンワークにしよう
では、ケンカを避けてパパに気分よく手伝ってもらうためには、どうすればいいでしょうか。
一般的に男性は、
- 事前に何をするか明確にわかっている
- 同じことを繰り返すだけでいい
となれば、たとえ家事の手伝いでもさほど苦痛に感じないようです。
つまり「パパが休みの日にしてもらいたいことを、事前に細かく決めておく」というのが最大のコツ。
ゴールが明確だとパパは手伝いやすい
パパに手伝ってほしい家事は各ご家庭で違うでしょうが、無理のない範囲でどんなことをするのかを決めます。
そして、それが終わったらパパの自由時間として、好きなことをさせてあげましょう。
手伝うことがルーチンワークのように決まっていれば、パパもそれをこなすだけでいいので楽ですし、自由時間がご褒美のような役目を果たすため、積極的に手伝ってくれます。
ただし、手伝いが終わったからといって、あれこれと追加して手伝いを頼むのはNG。
せっかく手伝いが終わって、いい気分で好きなことをできると思っているパパに、また違うことを頼むと、全てが台無しになりますので注意しましょう。そして、手伝ってくれた後の「ありがとう」も忘れずに。
ルーチンワークとご褒美を上手に使って、パパを上手にコントロールしてみてくださいね。