パパの実家に帰省した時、あるいは、自宅にパパの両親が訪ねてきた時、パパはちゃんと両親の相手をしていますか?ママとお姑さんが二人きりになることはありませんか?
自分だけさっさと自室にこもってしまう、というパパは要注意。
もしかして、ママから恨まれているかもしれませんよ。
ママはお姑さんと何を話していいかわからない
逆の立場になってみましょう。
パパは、ママの実家で、ママの父親と二人きりになったらどうでしょうか?何を話せばいいか困ったり、気まずくなったりしてしまいますよね。
よっぽどの話し上手でないかぎりは、相手の親と差し向かいで過ごすというのは、精神的に辛いもの。
ママも同じように、パパの母親、つまりお姑さんと二人きりで話をするという状況になると、どうすればいいかわからなくなってまうのです。
話し好きのお姑さんと、無口なママ
ある時、お姑さんが泊まりがけで家に遊びに来ました。
夕食を終え、片付けをしている間に、パパはさっさと自分の部屋に引き上げてしまい、私はお姑さんと二人きりに…
話し好きなお姑さんは、あれこれと私が相槌を打つ間もないくらいの勢いで喋りまくります。しかも、実家のご近所さんがどうしたとか、ワイドショーがどうだとか、私には興味のない話ばかり。
お姑さんの話を切り上げようとする私を全く意に介さず延々と話し続け、結局2時間近くも話を聞くはめになりました。
これが自分の母親なら、私も「もう眠いから」とか「後は明日ね」などと適当に話を切り上げることができますが、お姑さんだとそういうわけにはいきません。
精神的に疲れ果て、お姑さんから解放されてから私は夫に、
「なんで自分だけさっさと部屋に行っちゃうの!?」
と怒りをぶつけました。
その後もしばらくは怒りが収まらないくらい、これは嫌な経験でした。
自分の母親でも、ママにとっては「他人」ということを忘れないで
それでも、ただ話をするくらいならまだいい方かもしれません。
中には、パパがいなくなると途端にママに対して嫌味を言ってきたり、意地悪な態度を取ったりするお姑さんもいます。
「自分の母親はそんなことするわけがない」
とパパは思うかもしれません。
しかし、ママにとってお姑さんは「他人」ですし、またお姑さんにとってもママは「他人」。他人同士だからこそ、わだかまりが生まれやすく、残りやすいことを忘れてはいけません。
パパのいないところでお姑さんに嫌な思いをさせられると、ママはお姑さんだけでなく、その場にいてくれなかったパパに対しても不信感を持ってしまいます。
余計な摩擦を生まないためにも、自分の母親とママは決して二人きりにしないこと。それが、嫁姑問題を避ける一番のコツです。