
まさか…?生後3ヶ月の子供の動きが気になるママへ。
赤ちゃんを抱っこしたり、授乳したりしているとふと「あれ?」と思うこと、ありませんか?
ママの中には、
- 赤ちゃんと目が合わないような気がする
- 抱っこを嫌がられる
- いつも泣いてばかりで心配
- 発達が遅い?
などなど、何となく心配や違和感をおぼえてしまう方もいるようです。
赤ちゃんの発達には個人差があり、その差は意外に大きいものです。また、生後3ヶ月くらいでは発達が遅いか早いか、何らかの問題があるのかを判断することはできません。それでもやはり、かわいい我が子だからこそ、小さなことが気になってしまうものですよね。
そんなママたちの心配が少しでも和らいだり軽くなったりするよう、ここでは生後3ヶ月の赤ちゃんの発達や、気になる様子についての対処などをお伝えしていきましょう。
生後3ヶ月の赤ちゃん、できることは?赤ちゃんの発達について
生後3ヶ月になると、生まれたばかりの頃と比べて、出来ることが少しずつ増えてきますね。この時期の赤ちゃんの発達の様子やできることを、以下に簡単にあげてみましょう。
- 首がすわり、うつ伏せにすると頭を持ち上げる
- 手や足をバタバタ動かす
- 自分の手をじっと見つめたり、目の前で両手を組んだりする(ハンド・リガード)
- 近くにあるパパやママの顔、おもちゃをじっと見つめたり、目で追ったりする
- あやすと笑い返す、声を出して笑う
このような様子が見られることが増えると、パパもママも育児が楽しくなってくる頃でしょう。
ただ、これらはあくまでも目安。赤ちゃんの中には発達が早い子もいれば遅い子もいますので、生後3ヶ月だからできるはずだ!などと思い込まないようにしましょう。
赤ちゃんと目が合わないのはなぜ?もしかして発達障害?
生後3ヶ月になると、赤ちゃんの視力はおよそ0.04くらいになってきます。近くのものが見えたり、色も認識できるようになってきますので、ママの顔をじっと見つめたり、目で追ったり、あるいは笑った顔を真似して笑ったりすることも出てきます。
しかし、中にはママとなかなか目を合わせてくれない赤ちゃんもいるようです。ママと目が合わないという特徴は、発達障害や自閉症において見られることが多い特徴であるため、もしかして……と不安になるママは多いかもしれませんね。
- 抱っこしても視線が合わない
- 周囲の人への関心が薄い
- 抱っこを嫌がり、そり返って泣く
- 肌と肌との接触を嫌がる
- 人見知りをしない
ただ、これに当てはまるからといって、発達障害や自閉症であるとは言えません。発達障害や自閉症の判断はとても難しく、1歳~2歳くらいでもまだ確定しないことがほとんどです。ましてや、生後3ヶ月という非常に早い段階でにおいては、どんなに優れた医師に相談しても明確な答えは出ないと考えられます。
赤ちゃんの個性や成長はそれぞれ!生後3ヶ月で判断はできません
上記であげた傾向は、生後3ヶ月くらいであれば、発達障害や自閉症に関係なく、多くの赤ちゃんにたまに見られることもあります。
生後3ヶ月の赤ちゃんは、まだ視力がそれほど発達していはいません。だからパパやママの目をしっかりと見て、視線をバッチリ合わせてくれるとは限りません。また逆に、生まれた時より若干見えるようになってきたことで、周囲に興味がうつりがちにもなります。
生後3ヶ月なのに抱っこが嫌い!?
生後3ヶ月の赤ちゃんにも、抱っこの好き嫌いがあります。その時の気分、泣いている理由、抱っこの仕方などによって、抱っこしても泣き止まないことも、抱っこされることを嫌がることもあります。
そのため、この時期に目が合わない、抱っこを嫌がって泣くというだけで発達障害や自閉症を疑うことはできません。
また、人見知りが始まる時期はもう少し先の生後6~7ヶ月ころからと言われていますが、その出方もそれぞれに違います。
気になる特徴が見られたからといって、過度に心配しすぎないようにしましょう。
それでもやっぱり心配?ママが今できる対策とは
まだ生後3ヶ月で、目が合わないという理由だけで発達障害や自閉症を疑うことはできません。
不安な場合は、気になる点を育児日記などにメモしておきましょう。そして、不安が大きくなったらそれをもとにして、小児科医や自治体の保健師などに相談してみることをオススメします。
詳細な記録をもとにアドバイスがもらえれば、ママも気持ちが楽になります。相談したこと自体が安心感につながります。専門家に相談したという記録を残しておくという意味でも、有効ですね。