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フリーランス駆け出し|単価の高い仕事を多く得るためにしたこと

フリーランス駆け出し|単価の高い仕事を多く得るためにしたこと

フリーランスで仕事をするようになってから感じたこと。それは「どうすれば仕事を依頼してもらえるか考える必要がある」ということです。

仕事を選ぶ時、贅沢は言わないとしても、やっぱりある程度は効率よく報酬を得られる仕事の方がいいですよね。

単価が高い仕事とは。それを任せてもらうには。そのために資格があると有利なのか。実体験から考えてみました。

最初は単価が高い仕事を請けにくい

フリーランス駆け出しのころは仕事はない
クラウドソーシングサイトには多数の仕事が登録されています。しかし、その多くが非常に単価が安い仕事です。時給に換算するとあり得ないくらい低い額で愕然とします。

例えば「誰でも簡単! ブログ記事を書くだけ!」という仕事の場合、1000文字以上の記事を10本書いて報酬が1000円というような仕事があります。1本100円になりますね。

ブログを書く仕事といっても、テーマを決め、どんなキーワードを盛り込んで書くか考え、記事を作り、誤字脱字などのチェックをする。これらの一連の流れを、どのくらいの時間で終えることができるでしょう。

厚生労働省によれば、2016年10月1日から東京都の最低賃金は932円です。アルバイトなどで1時間働けば932円は保証される、ということです。1000文字以上のブログを7~8分で完成させられるなら、この最低賃金に見合うと思います。

仕事の最初から最後までにかかった時間と報酬が釣り合うか。「まぁ、いいや」と思える仕事を見付けるのが難しいと感じるのが現実ですね。

だったら安い報酬の仕事は請けなければいい。こういう結論に達しますが、報酬額が高い仕事は競争率が高いんですよね。応募しても、アピールポイントも実績もない人は、実績や資格を持つ人に勝てません。

では、どうすべきなのか。考えた結果、私は「とにかく実績を積み、好評価を得てから、高単価の仕事に応募する」ことにしました。

安い仕事でもスピーディに100%達成する。これを目標とし、ある程度、実績と評価が付いてから高単価の仕事に応募するようにしました。

それなりの数の実績ができてから気付いたことは

  • 本当に条件が良い仕事は一部の人にしか公開されていない
  • 一定条件をクリアしている人でなければ応募できない仕事が多い
  • 実績がある人に直接仕事が依頼されることがある

ということです。

人の考え方次第ですが、下積み生活を続けて実績を積み上げることは必要だと思います。そのために、安い単価の誰でもできる簡単な仕事を請けることも悪いことではない、と感じました。

もっとも「請ける人がいるから安値で依頼するクライアントがあとを立たない」「安すぎる仕事を請けていると、そうした仕事がなくならなくて自分の首を絞めることにもなる」そんな考え方もあります。

目先の自分の実績を考えるか、クラウドソーシングの全体の質を考えるか。なかなか難しい所だと思いますが、「実績・アピールポイントがない人は、報酬が高い仕事を任せてもらえる確率が低い」ということだけは確かだと思います。

やっぱりアピールポイントがあると強い

フリーランスとして勝負するならアピールポイントを武器に
クラウドソーシングのサイトで評価が高い人のプロフィールを見てみると「過去の実績」「資格」「OOOができます」といった、アピールポイントが必ず掲載されています。

幅広いジャンルに対応できると宣伝する人もいれば、ジャンルは限られているけれど専門的な知識を持っている人もいます。

報酬が高い仕事をもらうためには「OOOができます」という自己アピール能力が欠かせない、と感じました。

自分になにができるだろう。

これは結構難しいですよね。この疑問の答えを探す方法のひとつに「色々な仕事を請けてみて、自分に向いている、と思えるものを探す」というのがあります。

自分探しではありませんが、自分にできることを探すことが「アピールポイントを作る方法」ではないでしょうか。

クラウドソーシングには幅広いジャンルの仕事があります。それらを色々見て回り、自分の得意・不得意を知る。そして、そこからアピールポイントを探し出す。こうすれば「平凡な私」が「アピールポイントを持つ私」になれる。そう思いました。

自分の能力を表す道具、それが資格

アピールポイントを武器にするなら資格は強い
いろんな仕事を見たり、請けたりしていると「コレができる!」ということが見えてきます。できることをプロフィール欄に書いてアピールすればいいのですが、この時に「ひとことで能力を紹介できる」といいと思いませんか?

ダラダラと文章で説明するより、ズバッとできることを説明してくれる言葉があると便利ですよね。この「ありがたい一言」が「資格」です。

資格がないと、フリーランスで仕事はできないの?

こうした疑問があると思いますが、答えはノーです。資格がなくても仕事はできます。ただ「報酬が高い仕事を続けたい」「いい仕事を多く獲得したい」と考え、単純明快に自己アピールしたいなら「資格」はとても便利なものだと思います。

資格は、特定の勉強をしたり、テストを受けて第三者から付与されるものです。「自称:XXX」ではないんですね。

自称で名乗るのと、国や団体が認定する資格を名乗るのと、どちらが信憑性があるでしょう? こう考えると、資格は持っておくと「お得」と思えませんか?

私は、大学で学んだこと、会社勤めをしている時に得た知識、自分の興味を元に、こうした知識が関係する資格を探しました。数多くの資格がありますが、通信教育で取得できる資格も多くあります。

仕事をしながら勉強する時間を確保し、課題をクリアしたり、テストを受けるのは大変です。もちろん、お金もかかります。ですが、それが今後の仕事獲得率アップに繋がるなら、ある程度の出費も許容範囲。そう考えて私は複数の資格を取得しました。

資格には、医師や看護師といった国家資格と、特定の民間団体が認定する民間資格があります。民間資格なんて意味がない! そういう人も確かにいます。

私は複数の資格を持っていて、国家資格と民間資格、両方あります。ただ、フリーランスの仕事でよく役立つのは民間資格の方ですね。

資格は使ってナンボ、とも言います。使う、使わない、というのも大事ですが「自分を説明する便利な言葉」と考えれば、無駄はないと思います。

私はプロフィール欄に資格を掲載しています。これにより、自分から応募しなくても依頼者側から仕事の打診をもらえるようになりました! もちろん、得られる報酬もいっきにアップです。

必須ではないけれど、持っていると便利なもの。資格はあるといいですね。

資格の選び方とお得な学費援助情報

資格を得るためにしたいお得なこと
私は複数の資格を持っていますが、勉強するのが苦手です。興味がないことは、いくら勉強しても知識が頭に定着しません。すぐに投げ出してしまうタイプです。

ですから、資格を選ぶ時に「自分の興味がある分野」というのを重視しました。これなら楽しく勉強できますし、その知識を元に仕事をする、ということもストレスが減ります。

もうひとつ「既に持っている知識を広げていく勉強」を選ぶことにしました。大学で勉強したこと、会社で経験したこと。これらをさらに深掘りしていくような資格なら「経験あり」ということになります。

資格取得の方法として「自分で参考書を準備し、資格テストを受ける」「通信教育を利用する」この2通りがあります。

自分で必要最低限の参考書を準備するなら安く済みます。ただ、どの参考書を選べばいいのか、漏れなく勉強するための参考書を揃えられているのか。こんな疑問が出てきます。また、勉強している最中の疑問点は自力で調べなければなりません。

一方、通信教育は資格取得に必要な参考資料が全て揃えられていて、課題の添削サービスがあります。さらに疑問点を教えてもらうこともできます。テスト受験サポートがあったり、課題をすべてクリアすればテストなしで資格がもらえるケースもあります。

ズボラで面倒くさがり屋の私は、勉強から資格取得まで全てお膳立てされた通信教育を利用しました。生涯教育のユーキャン、ヒューマンアカデミーのたのまな、ニチイ学館、キャリアカレッジジャパンなど、いろいろサービスがあります。自分に合うものを選べばいいと思います。

お得情報として「学費援助制度がある」というのがあります。カリキュラムによっては「教育訓練給付制度」が適応されるものがあります。いくつか条件がありますが学費の一部(学費の20%。上限10万円)を国から援助してもらえます。

この情報は、通信教育サービス提供会社から得ることもできます。対象となる講座を受講した場合、教材と一緒に申請までの流れなどの説明書ももらうことができますよ。

勉強の仕方、挫折しないコツ

資格を取りたい主婦の挫折しない勉強法
私は仕事と子育ての合間に勉強し、1年間で4つの資格を取得しました。勉強を続けるコツは「計画・目標・ご褒美」だと思います。

馬の目の前にニンジンをぶら下げて特定の区間を走らせる、といったように、自分の目の前に直ぐ食いつけるエサを準備します。

  • スタートから資格取得までの期間を決める
  • 勉強のペースを決める(途中で多少サボっても大丈夫な、余裕のある計画を立てる)
  • 教科書半分終わったら、スーパーでエクレア1個買う、と決める
  • 課題をひとつ提出したらカフェにいってプチ贅沢をするご褒美
  • 資格を取得したら外食する

私の場合、大体、甘い物や家事を楽する、といったご褒美がメインでした。すぐ達成できる目標を掲げ、自分なりのご褒美で自分を自分で褒めながら勉強する。なんとも甘々で情けない気もしますが、そんな風に自分を甘やかせながら勉強しました。

また、子供が病気になったり、保育園のイベントが続くと思うように勉強時間を作れないことがあります。夜、子供達が寝た後に10分だけ、30分だけ、といった無理のない勉強時間を設けるようにしていました。

嫌になったり、体を壊しては意味がありません。一世一代の大学受験! というわけでもありません。気を楽にして自分のペースで「ちょっと頑張る」を続ける。これがコツだと思います。

プロフィール欄を充実させると受注率はアップする

フリーランスはプロフィール欄で勝負せよ
資格を取ったお陰様でプロフィール欄にアピールポイントを明記できるようになった私。その結果、仕事の量がいっきに増えました。

クラウドソーシングのサイトで得ていた月1000円の報酬も20倍以上にアップ。クラウドソーシング以外で直接、法人から依頼を請けられるようにもなりました。

ありがたいことに、自分の処理能力を超える量の仕事の打診をもらい、断ることもあります。ちょっと驚きです。

人と話をするときも「OOOという資格を活かして仕事をしている」と言えば、なんとなくどんな仕事をしているのか、イメージしてもらえます。説明する手間が省けます。

資格というのは、クライアントに能力を説明する言葉であり、第三者に仕事のイメージを伝えるのに使える言葉です。

請けられる仕事が増えれば実績も増えます。「こんな仕事をしたことがあります」と書き加えることができます。

資格をポン、とひとつ書き加える所からプロフィール欄がどんどん充実していく。なんだか、魔法でも使ったみたいでした。

フリーランスで仕事をするには「自分を知ってもらうこと」が大切

フリーランスはベネフィットを語れ
個人、法人問わず、フリーで仕事を請ける時、クラウドソーシングサービスを利用すれば営業はとても楽です。

誰にでも任せてくれる仕事も多くあるので、特にこだわらないならアピールも資格もなしで仕事ができます。

ですが「もうちょっと条件がいい仕事をやりたい」「興味のある仕事をやりたい」と感じたら、それがかなうようにアピールする必要が出てきます。

また「やりたい!」と言うだけでなく「こんなことができるので、こういうことを任せてください」と伝える必要があります。

アピール方法はいろいろあると思いますが、解りやすくパッと伝える手段のひとつに「資格」があります。今は、仕事や育児をしながら通信教育を利用することもできますし、学費援助制度もあります。

仕事をするのに資格は必須ではありませんが、持っていると自分の売り込み・アピールが楽になります。

解りやすくアピールできれば、請けられる仕事の量が増えます。仕事の量が増えると選択肢が増え、より良い条件の仕事を請けられます。

自分の事を知ってもらう方法。これを考えることがフリーランスで仕事を続けるコツだと思います。なにか自分なりの「知ってもらう方法」を考え、実践してみてください。きっと、仕事の量が増えていくと思いますよ。

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