パパにちょっと手伝ってほしい時、ママは何と声をかけていますか?
あるいは、パパが「何すればいい?」と聞いてくれた時、どう答えているでしょうか?
せっかくパパに手伝おうという気持ちがあっても、ママの一言がキッカケでパパのプライドが傷つき、育児への参加を拒否してしまうこともあるのです。
ここでは、パパに対して言ってはいけない禁句をご紹介します。
ママがつい言ってしまいがちな一言
イライラして余裕がなくなってくると、パパにもキツくあたってしまいがちになりますね。
自分が忙しく動きまわっていて、座る余裕もご飯を食べる余裕もない…そんな時、パパが手伝おうと思って、
「オレ、何すればいい?」
と聞いてきたとしても、ママはつい
- 「見てればわかるでしょ!」
- 「自分で考えてよ!」
- 「私の気持ちを察して行動してよ!」
などと言ってしまいがち。
これらは、ついママの口から出てしまう一言ですが、パパのプライドを大きく傷つけます。
パパには「家庭を守っている」という自負がある
外で仕事をしているパパには、お金を稼ぐことで家庭を守っているという自負があります。
それなのに、ママにそんな言い方をされると、見下された、小馬鹿にされたと感じてしまうのです。
「見てればわかるでしょ」というのは、パパに対して「そんなこともわからないの?」と言っているのと同じこと。ママにそんなつもりはなくても、プライドの高い男性は屈辱的な思いをしてしまうのです。
こうした言い方をしてしまうと、プライドを傷つけられたパパが意地になって、その後育児に全く参加しなくなってしまうこともあるので、気をつけて。
ママはどんなにイライラしていても、パパが外で働いているからこそ、家で育児に専念できることを忘れてはいけません。
たとえ何をすればいいかわからなくても、仕事をして疲れて帰ってきて、なおかつ家事や育児手伝おうと声をかけてくれる、その気持ちに感謝することを忘れないようにしましょう。
「察してちゃん」にならず、具体的にお願いしよう
女性は肝心なことを言わず、気持ちを察して行動することを男性に求めてしまいます。
しかし、育児においてはそんなまどろっこしいことをしている間に赤ちゃんは泣くし、オムツは汚れるし、吐き戻しはするしで、時間がムダになるだけです。
パパに手伝ってほしいことがある時には、イライラを態度に出したり、嫌味を言ったりするのではなく、ハッキリと「〇〇を△△してね」と、具体的に言葉で伝えましょう。
男性は、家事育児関しては何をどうするか、きちんと指示されないと動けない面があります。
しかし、仕事と同じで、慣れればママが望むように何をすればいいかを考えて手伝うこともできるようになりますので、それまでは優しく見守ることも必要です。