育児が大変なのはわかったけど、何を手伝っていいのかわからない…
産前、または赤ちゃんが生まれたばかりの頃は、そんなパパがほとんどだと思います。
それでは、具体的にパパは何をすればいいのでしょうか?
家にいる時間帯にできることを
パパが外で仕事をしている場合、家事育児の負担はどうしてもママの方が大きくなりがち。
ママの負担を減らすためにパパができることは、第一に「自分のことは自分でする」こと。
食べた後の食器を洗う、洗濯物は洗濯カゴに入れるなど、当たり前のことを自分ですることが分担の第一歩です。そのうえで、パパが家にいる時間帯にできることは何かを考えてみましょう。
たとえば、
- 夜はパパの方が長く寝られるので、朝早く起きて簡単な朝食を用意する
- ママが朝食を用意している間、赤ちゃんを抱っこしてあやす
- 朝出勤する前に洗濯機を回す
など。
朝は出勤の支度で忙しいでしょうが、ママは夜中に何度も授乳して寝不足です。パパの方が早く起きて、できることをしてくれるとママは助かります。
早く帰宅できるパパは、育児の主戦力に
仕事の関係で帰宅時間が早いというパパは、手伝えることがたくさんあります。
- ママが夕食の支度をしている間に、赤ちゃんをお風呂に入れる
- 夕食後、食器を洗う
- 赤ちゃんの寝かしつけをする
など。
夕方は赤ちゃんも起きていることが多いので、たくさん話しかけたり遊んだりしてあげましょう。
パパが赤ちゃんを寝かしつけるメリットが大きいことは、以前の記事でも触れましたね。余裕があるパパは、ぜひ寝かしつけにチャレンジしてみてください。
忙しすぎるママはご飯も食べられない
また、ママは赤ちゃんのお世話で食事もままならない時があります。
ママにとって、食事は母乳を出すための大切な活力源。食事が疎かになってしまうと、栄養不足や貧血にもつながり、母乳が出にくくなるとともに、産後の体の回復も遅れてしまいます。
赤ちゃんのお世話で夕飯が食べられないなんていうことがないよう、パパが気を配ってあげてください。
ママができないことを中心にフォローしよう
また、新生児の赤ちゃんを抱えているママは外に出られないので、仕事の行き帰り、あるいは昼休みなどを利用して、外の用事を済ませるのもいいですね。
- 出勤前にゴミ出しをする
- 帰りにスーパーで買い物をする
- 昼休みにATMでお金をおろす
といったことは、ママはなかなかできませんので、パパにお願いしたいところです。
ただし、これらはあくまでも一例です。
ママの性格や、パパの家事能力によっては、してほしいこと、してほしくないことが違ってきますので、まずはママが何を望んでいるのか確認してみましょう。
2人で育児をするにあたっては、夫婦間のコミュニケーションが大切。よく話し合って、どんなふうに家事育児を分担するか決めておくと、赤ちゃんとの生活がスムーズになるでしょう。