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まさか姑の訪問を気が利く母親なんて感じてないよね?ママの心パパ知らず

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赤ちゃんが生まれてから頻繁にお姑さんが家に来るようになった、という話はよく聞くものです。

かわいい孫の顔見たさに何かと理由をつけて突然来訪されたり、あるいは「手伝ってあげるから!」と言われて断れなくて…など、さまざまなケースがあるようですが、実は、お姑さん、つまりパパの母親に家に来られることを大体のママは快く思っていないものなのです。

善意の訪問なのになぜイライラするの?

お姑さんが自宅を訪問することについて、パパは単純に、

  • 母親が来て家事や育児を手伝ってくれれば嫁も楽になる
  • 孫の顔を見せて親孝行でき、喜ばせてあげられる

と考え、来てくれれば一石二鳥、やっぱりお袋は気がきくなあ、などと思ってしまいがち。

しかし、嫁姑関係がどんなに良好だとしても、産後、お姑さんに頻繁に訪問されることはママにとっては苦痛以外の何でもありません。

姑が来たら休めない

まず、ママは産後から慢性的に睡眠不足であり、自分の時間が全くない状態です。

昼間、赤ちゃんが寝ている時にはたまった家事を片付けたり、自分も寝たりして少しでもゆっくりしたいと思っています。

いくら良好な関係で「気を遣わなくていいよ」「本当の母娘だと思って」と言われたとしても、そうはいかないのが嫁と姑。

パパにとっては気兼ねのいらない自分の母親でも、ママにとっては「一番気を遣わなければならない他人」なのです。

お姑さんが家に来るとなれば、家をキレイにしなければならないし、お茶菓子のひとつでも用意しなければなりません。まして、家に来てくれたお姑さんそっちのけで、家事をしたり横になったりすることはできません。

このように、自分の時間が奪われ、細々とした負担が増えるのが、ママがイライラする第一の原因です。

ホルモンバランスが乱れている産後は、ママの心はケモノに近い

産後の女性は、赤ちゃんを守ることに必死です。

そのため、他人に対して攻撃的になったり、イライラしやすくなったりします。

これは動物の本能ともいうべきもので、出産した女性なら誰でも心あたりがあるもの。「ガルガル期」「産後クライシス」という言葉も有名になりましたね。

そんな時に、最も気を遣う他人であるお姑さんが来訪するとなれば、ママはやはり心穏やかではいられません。

お姑さんが赤ちゃんを抱っこしているのを見るだけでも嫌悪感をおぼえ、イライラするこの時期は、たとえ本当に善意でお姑さんが手伝いを申し入れてくれたとしても、ママはその善意を善意として受け取れないのです。

パパはガルガル期の存在を知っておくべき

パパは、ママが産後どうしても精神的に不安定になり、イライラしやすいことを理解しておきましょう。

こうしたことをパパが知らないと、お姑さんを家に招くことでママの精神的な負担になることを考えられず、嫁姑関係だけではなく、夫婦関係にまで亀裂を生じさせる原因となります。

ママがお姑さんの訪問にイライラしてしまう理由は、ほかにもありますが、それは次の記事でお伝えします。

次の記事に続きます

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