男性と女性の間には、睡眠の質や眠りのサイクルに違いがあります。
また、出産後の女性はホルモンの影響で赤ちゃんの夜泣きに対応できるような睡眠サイクルになっているため、ママばかりが赤ちゃんの夜泣きのお世話をして、その隣でパパがイビキをかいている、ということもあります。
毎晩それが続いて、イライラしているママも多いもの。
では、パパにも夜泣きに協力して欲しい場合、どんなふうにお願いすればいいのでしょう。
パパに協力してもらうなら、休日前がオススメ
パパにも一緒に夜泣きに対応して欲しい、少しでも協力して欲しいというママは、パパの仕事が休みになる前日にお願いしてみましょう。
パパの中には、睡眠不足になると仕事に深刻な影響をもたらす職業の人もいるでしょうし、体調が悪くなったりイライラしたりして、思うように仕事ができなくなってしまう人もいます。
外で働いているパパも、パパなりに大変なのです。
ママもそのへんを理解した上で、何も予定がない休日前に「今日だけ夜泣きの対応を変わってほしい」と伝えてみましょう。
毎日ゆっくり眠れないことが辛い、ストレスになっていることも合わせて伝えると、パパも気遣ってくれることでしょう。
パパがどうしても無理な場合は
夜泣きの対応をどうしても変わることができないパパの場合は、
- 休日に赤ちゃんと一緒に出かけてもう
- 帰宅時間が早い場合は、夕食後に少しの間赤ちゃんを見ていてもらう
など、工夫してママが少しでも仮眠を取ることができる時間を作るようにしましょう。短時間でも一人で寝ることができると、体も心も休まります。
奥の手は寝室を分けてしまう
それでも夜泣きで起きないパパにイライラするという時は、いっそのこと寝室を別々にしてしまいましょう。
寝ているパパが視界に入るからイライラしてしまうのです。
自分と赤ちゃん二人きりになり、協力を期待する人がいない状況になった方が心が落ち着くこともあります。
下の子は夜泣きがひどかったため、上の子が頻繁に起きてしまったり、パパの仕事にも影響があるためだったのですが、夜泣きの対応と睡眠不足に限界を感じると、土曜日などに「今日はお願い」と寝室を変わってもらい、私と上の子、パパと下の子で寝ることがありました。
そうすることで、私も一晩だけですが体を休めて眠ることができ、またパパも夜泣きで起こされることの大変さを身をもって知ってくれ、ことあるごとに労いの言葉をかけてくれるようになりました。
それによって、夜泣きでイライラして衝突することが少なくなり、夫婦関係もよくなったと感じます。
パパがどこまで赤ちゃんの夜泣きに協力できるかは、各ご家庭の事情によってさまざまだと思います。
しかし、大切なのはお互いに対する思いやり。
パパが夜泣きに対応することができなくても、ママに「いつもありがとう、協力できなくてごめん」と伝えるだけで、ママのイライラも解消することがあります。
また、ママもパパの仕事の大変さを理解し、協力を無理強いしないようにしましょう。