2~3歳になるとお昼寝をしなくても平気な子が出てくる一方で、まだ数時間ぐっすりお昼寝をしているという子もいますね。
しかし、お昼寝が長すぎて夜の寝付きが悪くなる、夜に何度も起きてしまうとなると、生活リズムにも影響してきます。
この時期のお昼寝は、適切な時間を守ることも大切。
では、お昼寝が長い子供の場合、どのように時間を調節すればいいのでしょうか。
お昼寝で生活リズムを乱さないために
お昼寝の時間が長いと、午後2~3時位からお昼寝を始めて、夕方5~6時に起きるということが出てきます。
しかし、夕方まで寝ていれば、夜の寝付きは悪くなることが多いのは当然。
寝付きの良し悪しは子供の個性にもよるため、「うちの子は昼寝をたっぷりしても夜もぐっすりです!」というご家庭もあるかもしれませんが、生活リズムを乱さないためにも、夕方まで寝かせておくことは避けたいものですね。
お昼寝のし過ぎは避けたいけど・・・
しかし、だからといって、お昼寝を早めに切り上げて起こすだけでは逆効果な場合も。
お昼寝をしっかりしないと疲れが取れずに機嫌が悪くなったり、かえって夜泣きしてしまうこともありますので、子供が満足するお昼寝時間を確保しつつ、夜もすんなり寝てくれるように、親が上手にコントロールしてあげましょう。
お昼寝は午後の早い時間にスタート
お昼寝が長い子は、無理してお昼寝を早く切り上げるよりも、午後の早い時間から寝かせて、夕方になる前に起こしてあげるようにしましょう。
お昼ごはんを早めに済ませ、午後1時くらいからお昼寝をスタートできれば理想的。
そこからお昼寝をすれば、3時間寝たとしても午後4時には起きますから、就寝時間にはさほど影響を与えずに済みます。
朝起きる時間を少し早くしてみよう
しかし、お昼寝をすれば長く寝ているけれど、早くお昼寝させようとしても寝てくれない子もいますよね。
そういった場合は、起床時間を少し早めてみましょう。
朝は6時~6時半くらいに起こしてしまい、午前中にたっぷり遊ばせると自然に眠くなる時間も早くなり、お昼寝が早めにスタートできます。
ママは少し大変かもしれませんが、早起きして体に悪いことはありません。夜にぐっすり眠るためにも、起床時間から見直すことも必要です。
お昼寝が必要がどうかは子供の個性や体力によって違ってきます。
長い時間お昼寝をしたがる子供は、それだけ眠る時間が必要であるということなので、無理やりお昼寝を短くするよりも、起きる時間やお昼寝をスタートする時間を調節してあげるといいでしょう。