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生活リズムを整えてストレスを減らすために。150以上の超具体的な赤ちゃんの寝かしつけのコツ。

「水が飲みたい」イヤイヤ期の子供を上手に寝かしつける方法

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あれもイヤ、これもイヤ、イヤイヤを連発する、いわゆる「イヤイヤ期」。

2~3歳になると訪れるこの時期は、パパもママも子供の相手をするだけでクタクタになってしまいますね。

この時期は寝かしつけもイヤイヤで上手くいかず、生活リズムが乱れてしまうことも多いようです。しかし、2~3歳といえば未就園児クラスなどに通う機会も出てきて、入園を意識し始める時期。

寝かしつけが上手くいかないからといって、いつまでも夜更かし朝寝坊の生活をするわけにはいけません。

では、イヤイヤ期の子供を上手に寝かしつけるためには、どんな工夫をすればいいのでしょう?

まずは夜更かし・朝寝坊の習慣をリセット

夜遅く寝て、朝も起きるのが遅いという子供の場合は、その習慣そのものを変える必要があります。

しかし、ある日から急に夜早く寝かせようとしても、子供は簡単に寝てくれません。

やっぱり朝7時

そこで、朝早く起こすことから始めましょう。

朝は遅くても7時に起こし、カーテンを開けて朝日を浴びせます。

そうすることで、脳は睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制して、体を目覚めさせます。そして、朝日を浴びてからおよそ15時間後にメラトニンは再び分泌され、体は寝る準備を始めます。

つまり、朝早く起きれば、夜、子供が寝る一般的な時間には自然に眠くなるのです。

夜更かししてても日を当てましょう

朝日を浴びることは、体内時計をリセットし、生活リズムを作る基本。

どんなに夜遅く寝ても、夜泣きをしても、次の日の朝は必ず7時までに起こすようにしましょう。

もちろん、日中は体を動かして遊ぶこと、昼寝の時間を上手く調節して夕方寝かせないようにすることも大切です。

遊びに夢中で寝ない場合は、先に約束を

イヤイヤ期の子供は、夜寝るのも嫌がります。

遊んでいて寝るのを嫌がる場合には、

  • 「○時まで遊んだら、おかたづけをして寝ようね」
  • 「○時になったら、お布団に行こう」

と、あらかじめ子供と約束をしましょう。

先の見通しが立つことで、子供もいきなり「寝る時間よ」と言われるよりもスムーズに寝てくれることがあります。

時計が読めない場合は、「長い針が○のところにきたら」としてもいいですし、あらかじめアラームを設定して「音楽が鳴ったら遊びは終わり」と子供に伝えるのもいいですね。

なかなか寝ようとしない子供の要求を満たそう

また、布団に入ってから

  • 「水が飲みたい」
  • 「トイレに行きたい」
  • 「絵本を読みたい」

などと言い出して、なかなか寝ようとしないこともよくあります。

そうした場合は、布団に入る前に子供が言い出しそうなことを先にやってしまいましょう。

水を飲み、トイレにも行き、絵本も読み、手遊びなどをして十分に満足させたその上で、「全部できたから、これで安心して眠れるね」と、子供に声を掛けます。

要求を繰り返す時は、スキンシップと見守りを

何度も同じ要求をするのは、寝ることでママと離れることを不安に思っているのが理由になっていることもあります。

子供を抱きしめたり、隣で手を握ったりして、肌と肌を触れ合わせて不安を和らげてあげるようにすると、よりいいかもしれません。

甘えて要求を繰り返すときは

また、もし子供が再び「水が飲みたい」と言い出しても、それに応じないようにしましょう。

ここで子供の要求を聞き入れて何度も水を飲んだり遊びに付き合ったりしてしまうと、子供はますます寝なくなります。

一度要求を満たしたら「もう大丈夫」と安心させて、静かに眠らせる方向に持って行きましょう。

そこでイヤイヤの癇癪が起こってしまっても、静かに見守りつつ、必要以上に子供に応じないことが、上手な寝かしつけのコツです。

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