卒乳に関する記事でも触れてきましたが、卒乳だけでなく、哺乳瓶やおしゃぶりを止める時も、ママは強い意志を持って臨む必要があります。
寝かしつけに関しても同じように、パパやママが「ブレない」ことが大切。
赤ちゃんの気持ちを尊重し、自由にのびのびと育てることはとてもいいことですが、その一方で親が赤ちゃんに妥協したり、根負けしたりしないようにしましょう。
やめると決めたら貫き通す!優柔不断は赤ちゃんを混乱させます
卒乳や断乳、そして哺乳瓶やおしゃぶりを止める時は、赤ちゃんに泣かれることが辛いと感じるものです。
長時間泣かれて心が折れそうになったり、集合住宅の場合は泣き声が迷惑にならないかと心配したり、同居している姑から「まだ早いんじゃない?」と余計に口を出されたりすると、いっそのこと「やめるのをやめてしまおうか」と悩んでしまいますね。
中途半端は赤ちゃんが可哀想
しかし、泣かれるからといって母乳や哺乳瓶、おしゃぶりを復活させては、いつまでたっても止めることができません。
赤ちゃんだって「泣けばまた母乳やミルクがもらえる」と学習してします。
それで、次の日からまた「やっぱりやめよう」となれば、赤ちゃんは何が何だかわからず混乱してしまいます。
これでは、結局のところ赤ちゃんが母乳や哺乳瓶を卒業できないのではなく、ママ自身がやめられないということになります。
赤ちゃんのためを思うからこそ、ママが負けないこと。卒乳する、哺乳瓶やミルクをやめるとなったら、貫き通すことが大切です。
寝かしつけも、ブレない姿勢で
寝かしつけの時間を守ることも同じで、この時間と決めたらブレないようにしましょう。
赤ちゃんが泣くから「ちょっとくらいDVDを見せちゃおう」「今日だけ遅くなってもいいや」では、赤ちゃんはいつまでたっても寝る時間を覚えてくれません。
寝かしつけが困難になる原因
たとえば、お祭りがあって家に帰るのが遅くなったとか、実家に泊まりに来ていつもの時間に寝れなかったなど、突発的な事態は年に何回かあるものです。
しかし、お祭や実家への帰省など「今日は特別」ということがわかってくるのは、3~4歳になってから。それも、日頃きちんと寝る時間を守っているからこその「特別」です。
日常的に寝る時間をなあなあにしてしまったのでは、寝かしつけをますます困難にするだけですから、注意しましょう。
断乳や哺乳瓶の卒業、寝かしつけにおいては、赤ちゃんに根負けしないことがとても大切です。
妥協して赤ちゃんを泣き止ませることが目的となってしまわないように、気をつけてくださいね。