赤ちゃんの寝かしつけには、少しのコツと根気、そして愛情が必要です。出産という大仕事を終えてクタクタになったその時から、もう育児は始まります。
昼夜関係なく泣く赤ちゃんに振り回されながら、その寝かしつけのコツを探っていくのはとても大変な作業です。しばらくは本を読む時間も、パソコンを立ち上げる暇もないでしょう。
だからこそ、妊娠中に赤ちゃんの寝かしつけのコツを知っておく必要があります。
スヤスヤと眠ることができる赤ちゃんを育てるための寝かしつけは、赤ちゃんが生まれてすぐ、退院して家に帰ってきたその日から実践するのがポイント。
妊娠中に、赤ちゃんの寝かしつけのコツを頭に入れておけば、後々必ず役に立つ日が来るはずです。
赤ちゃんの寝かしつけは退院したその日からスタート
「生まれたばかりの赤ちゃんは、おっぱいを飲んでいる以外は大体の時間を寝て過ごします」育児書、育児雑誌にこんなふうに書かれていることを、鵜呑みにしてはいけません。
赤ちゃんは、自分で寝るのがとても下手な生き物です。だからこそ、寝かしつけが必要になってきます。
「生まれたばかりの赤ちゃんに寝かしつけ?」と思うかもしれませんが、寝かしつけとは習慣の上に成り立っているものです。毎日、毎回抱っこや添い乳で寝かしつけをしているとそれが習慣となり、抱っこと添い乳でしか眠ることのできない赤ちゃんになってしまいます。
それを防ぐためにも、退院した日から、ちょっとしたコツを使って寝かしつけを続けていくことが大切です。
寝かしつけの最大のポイントとは
寝かしつけで一番大切なのは、「生活リズムを作る」ということ。
生後間もなくの赤ちゃんは、昼夜の区別なく数時間おきに泣いておっぱいやミルクを欲しがります。
しかし、だからといって生活リズムを作らなくていいかというと、そうではなくいのです。
生まれた時から常に生活リズムを意識して、1日の流れを作っていくことによって、赤ちゃんは上手に眠れるようになっていきます。赤ちゃんが生まれる前に、そのことだけはきちんと理解しておきましょう。
もちろん、時期がくれば夜泣きも始まるでしょう。イヤイヤ期、魔の2歳児になれば「寝たくない!!」と大泣きすることもあるでしょう。
しかし、生活リズムをととのえ、正しい寝かしつけを継続していれば、その小さな山も容易に乗り越えていけるのです。