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生活リズムを整えてストレスを減らすために。150以上の超具体的な赤ちゃんの寝かしつけのコツ。

神経質な赤ちゃんほど有効!?こだわりへの執着と夜泣きの軽減

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私は30代で出産し、母乳があまり出なかったものの添い乳をして我が子の寝かしつけをしていました。

しかし、娘はとても神経質な子で、いわゆる『疳の虫』がひどく、あらゆる寝かしつけを試みましたが夜泣きが止まなかったため、止むを得ず旦那と一緒に母方の実家へ身を寄せて、子育てをすることにしました。

私自身が赤ちゃんのときに夜泣きが激しかったおかげで、母や祖母、叔母などの経験が豊富で子育てはとてもラクになりましたが、娘の夜泣き、また昼もいっこうに泣き止まなかったです。

最終的には大きくなって止んだのですが、その間に、寝かしつけに有効だった出来事を思い出したので、ここに記しておきます。

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困っていた時に、祖父が出してきたリンゴ箱

うちは祖母から始まり、母、私と続いて非常に神経質な家系でした。

旦那はわりと大らかな方なのに、娘はやはりこちらの家系に似て生まれついてしまいました。そのため、暑さ寒さの温度調節に気をつけたり、家族が交代で抱っこしたり、時には添い乳を再開したりしても、泣く時は一日中泣き続けます。

その上、あまり丈夫でないところも私に似て、しょっちゅう風邪を引いては病院へ通うことになりました。

私が娘を産んだ頃(10数年前)は、40代の私が産まれた頃と違って、小児科が減り始めていました。頼りにしていた実家近くの小児科は閉院、私が子供の頃散々お世話になった小児科も息子さんの代になって内科のみになっていました。

漢方の体質改善で、神経からくる症状が多かったり、体の弱い子が通っていた郊外の小児科(もちろん私も通ったことがあります)も、やはり息子さんが院長になり老人医療にシフトしていました。そのため風邪を引くと、遠い大病院に連れていくしかなく、喉が弱い娘が泣き続けると、喉が枯れて風邪に繋がってしまいます。

いくら実家にいるとはいえ、このまま夜泣きが続いては体力も消耗するし、喉も傷めてしまう…と困っていたとき、祖父が小屋にあるリンゴ箱を見に来い、と言ってきました。

リンゴ箱の中の思い出。これが娘の夜泣きに効くことになるとは⁉

祖父は娘の夜泣きと関係なく、リンゴ箱の中にある私の物を捨てていいかどうか聞きたかったのです。

私は結婚して実家を出るとき、自分のものをあまり整理せず出てきたので、祖父があまりにも古いものは捨てないでリンゴ箱に詰めておいたのでした。思えば、実家へ帰るたびに『捨てるものがあるかどうか見ていけ』と言われていたのですが、その余裕はありませんでした。

私は気分転換に、小屋のリンゴ箱を整理しようとしていたら、子供の頃のぬいぐるみが大量に出てきました。

その中でも、私のお気に入りだったぬいぐるみが出てきました。

それは、私が小学生の頃の誕生パーティーで、友達がくれた恐竜のぬいぐるみでした。その友達は、都会から転校してきた子で、私の住んでいる田舎では売っていないようなオシャレなものをたくさん持っていました。

彼女がくれた恐竜のぬいぐるみは、女の子向けの可愛いピンク色で、もらって本当に嬉しかったのです。私は恐竜のぬいぐるみを持って、子供の頃のことを懐かしく思いながら娘のところに戻りました。

まだ言葉がわからない娘のそばに、恐竜のぬいぐるみを置いたら、娘は非常に興味を示しました。

恐竜のぬいぐるみ本体というより、フェルトで出来ている『背びれ』を激しく舐めたり触ったり、指で擦ったりし始めたのです。

『こだわり』は安心毛布のかわりだった?

娘は恐竜のぬいぐるみについているフェルトの背びれを指で擦ったり、舐めたりしながら眠ることが多くなりました。

そのため、ぬいぐるみをキレイに洗って娘に預けていました。

例のぬいぐるみを与えて以来、手放そうとしないので洗うだけでも大変でしたが、ぬいぐるみの背びれに『こだわり』を持っているうちは泣き止んでいるので、とにかく側に置くようにしました。

ぬいぐるみが好きなのか、それともフェルトが好きなのか最初はわからず、他のぬいぐるみも与えてみましたが、そちらには無関心。また、手芸用のフェルトを与えてみても、それでは遊びません。いろいろ試してみた末、『背びれ状に飛び出している布地』に執着している事がわかりました。

子供には、こういう『こだわり』があります。

とくに神経質な子ほどその傾向が強く、私も赤ちゃんの頃、ウサギのぬいぐるみの毛をむしって丸裸にしたことがあると聞いていました。当然、それより大きなものや有名キャラクターものには目もくれなかったそうです。

そして、いつまでも丸裸にしたウサギのぬいぐるみをかじっていたとか…。きっと、スヌーピーに登場するライナスの『安心毛布』のようなものだったんでしょうね。

娘の『こだわり』は、布が擦り切れるまで続いた

娘は徐々に大きくなり、前述したぬいぐるみのフェルトのおかげか、夜泣きも少なくなってきました。

しかし、もともと神経質な子です。古い思い出のぬいぐるみはフェルトがよだれでベトベトになり、擦り切れ、徐々に指で擦る場所がなくなってきました。

そこで高齢の祖母が、しばらく使っていなかったミシンを使い始め、手製のぬいぐるみを作って背びれ状にカットしたフェルトを縫い込んだものをいくつか作ってくれました。

それに娘は、最初は興味を示しましたがすぐに飽き、やはり背びれが擦り切れた古いぬいぐるみを抱いて寝るのです。

『こうなったら、背びれがなくなるまでいじらせておくしかないね』という話になって、そのままにするほかありませんでした。

この『こだわり』というのは我が家独特の言葉で、なぜそれに関心をもつのか、なぜ執着するのかわからないものの、こだわるのを見ているのが面白いのでそう言っていました。

娘はフェルトの背びれにいちばんこだわっていましたが、その次には素材を記してあるタグの布も手で擦っているようでした。

『素材ポリエステル100%、洗濯は中性洗剤で押し洗い』などと書いてあるタグが、服と同じようにぬいぐるみにも縫い込んであるので、それも擦ってちぎれてしまいました。

とにかく、『飛び出している布地』が好きな上、素材が古くて柔らかく、それほど大きくないものがいいようでした。

偶然だったけど、『こだわり』の発見に大感謝!

私はあまり母乳が出なかったにもかかわらず、娘はおしゃぶりなどには一切興味を示しませんでした。また、他のおもちゃもあまり効果がなく、夜泣きが止むのは大きくなるまで待つしかないと思っていました。

実際それしかありませんでしたが、偶然に昔のぬいぐるみを発見して、娘がそれに強いこだわりを持ったことで、寝かしつけはラクになり、夜泣きがかなり軽減しました。

いまとなっては、あの時友達からもらったぬいぐるみが見つからなかったらどうなっていたか…と思う時があります。

例のぬいぐるみが真っ黒になる頃、娘はオムツが取れていました。

もう見る影もない、何のぬいぐるみだったかわからない姿になったけど、記念に取っておいては、たまに娘に見せてからかっています。

添え乳の止め方や、寝かしつけに答えはない、というのが本音です。

何が子供の心にヒットするのか、まったくわからなかったのに、偶然が救ってくれた感じがします。

ぬいぐるみをくれた友達は、いまはどこにいるかわかりませんが、子供の頃の楽しい誕生パーティーを思い出せたことにも感謝ですし、本当に助かりました。

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