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「あなたの子宮は0点」産院選び失敗談

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みなさんは、産院を選ぶ時にどんなことをポイントにしていますか?

  • 家からの距離…
  • お医者さん、看護婦さんの評判…
  • 病院食の味…

決め手は人それぞれでしょうが、産院は赤ちゃんが誕生するとっても大切なところ。その大切な産院選びを、私はあまり深く考えずに決めてしまいました。

「この医療が進んだ日本なら、産院なんてどこも大して変わらない!」

そう思っていた、…というか、そう信じ込んで、産院についての情報収集を面倒臭がった私のショックで痛すぎる体験談をお話したいと思います。

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失敗した私の産院選びは、『距離』と『食事』が決め手!

私が第一子を妊娠したのは、旦那の転勤で引っ越してすぐのことでした。

土地勘もなし、情報もなし、友達もいない…引っ越したばかりの土地で初めての子を妊娠した私は、正直なところ、『産院選び』と呼べるほどじっくりと産院について検討しませんでした。

その理由は、

「産院なんて、どこもそんなに変わらないでしょ!」

と、何となく思ってしまっていたからです。

『出産』なんて日本全国どこでもしているわけで、『帝王切開』は大変ですが、難病のようなものではありません。この医療が進んだ日本なら、同じような規模であれば、全国どこの産院でも同じ水準の医療が受けられるだろうと信じ込んでいたのです。

私が引っ越した市には産院が1つしかありませんでしたが、隣接する市町村も合わせれば、車で20分~30分の距離に3つの産院がありました。

しかし、その3つの産院の中で、引っ越したばかりの私が場所を知っていたのは、よく通る国道沿いにあった1つだけ。他の2つの産院は見かけたことがなく、通おうと思えばまずは場所を調べなきゃならないという状況でした。

「場所調べるの面倒だし、あの産院は国道沿いで入りやすいし、あそこでいいかなぁ~」

ホームページを見る限りは、同じような規模の個人病院が3つ。

場所をすでに把握している病院が、アクセスがいいし外観もきれいだったので、とりあえずそこに行ってみようと心の中で決めた頃に、旦那が重要な情報を職場の人から仕入れてきました。

「あそこの産院、食事が飛び抜けてうまいらしいよ!」

これで私の心が完全に決まってしまいました。

同じような規模の個人病院なら、食事が美味しい方がいい!と言うか、違うところを選ぶ理由がなーい!

同じような距離にある同じような規模の他の2つの産院に、実際に足を運ぶこともなく、私は大切な産院を決めてしまったのです。

今さら変えられない!出産直前で医師から言われた衝撃の一言!

産院というのはどこも混んでいるものでしょうが、私が通った産院も混んでいました。診察券を出してから、診察してもらえるまで1~2時間。とても時間がかかりましたが、「この産院にして失敗だった!」と思うようなことは、出産予定日まで一度もありませんでした。

「この病院なら、安心して産めそうだなぁ~」

そんな風に普通に思っていたのですが、出産予定日を過ぎてしまってからの診察で、医師からカルテを見せられ衝撃的なことを言われてしまいました。

「このカルテを見てください。出産可能になってから、複数の医師が診察して、子宮口の開き方など、あなたの子宮の生まれやすさについて点数をつけていたのですが、あなたの子宮はここまで0点です」

子宮が0点!

生まれやすさについてのことなのですが、出産直前の私には衝撃的な言葉でした。医師は、カルテの『0』を指さしながら、さらに言葉を続けました。

「自然分娩に挑戦してもかまいませんが、お子さんの頭が大きくて骨盤を通らない可能性もあるので、もしも自然分娩に挑戦したいのならば、紹介状を書くので他院で今すぐレントゲンを取ってください。
…けれど、僕の経験では、あなたの場合は自然分娩に挑戦した場合、散々苦しんだあげく、帝王切開になると思いますよ。
帝王切開の場合は、三日後に手術しますので、今日の午前中までに決めてお電話ください」

できることなら自然分娩で産みたかったのですが、私の子宮は0点…。

医師に0点と言われてしまった子宮で、無事に子供を出産できる自信がありませんでした。

旦那と話し合って、子供が安全に生まれることを第一に考えることにして、帝王切開することに決めました。その日の午前中のうちに病院にそのことを伝えると、先生から折り返し電話がかかってきて、

「それでは、明日帝王切開するので、明日の13時までには病院に来てください」
「え?明日ですか!?3日後じゃなかったですか!?」
「明日なら先生が2人いるので、明日切っちゃいましょう!先生が2人いる日の方が安全なんで」
「…あ、はい」

『子宮が0点』と医師に言い放たれたその日、手術日も一転二転しながら帝王切開による分娩が慌ただしく決まりました。

『子宮が0点』と言われたことはショックでしたが、ここに来て病院を変えることなど不可能です。手術の日にちがコロコロ変わることに驚きつつも、言われた通り、翌日に手術を受けに産院に向かいました。

痛くて泣き叫ぶのが前提!?麻酔のあまり効かない恐怖の帝王切開手術

陣痛や自然分娩だって怖くてたまらなかったのに、帝王切開に決まった私はビビって足がガクブル震えてしまいました。抗生物質の注射などを受けながら、恐る恐る看護婦さんに、

「帝王切開の手術って痛いですか?」
「う~ん、ちょっとチクッとするけど、大丈夫よぉ~」

その言葉を聞いて、少しホッとしました。他院ですが、帝王切開で出産した友達が何人かいたのですが、みんな、「切られているのはわかるけど、痛くはなかったよぉ~」と言っていたので、きっとその通りなのだろうと信じきったのです。

しかし、いざ手術が始まってみたら…痛すぎて衝撃!

「…せ、先生、麻酔効いてないみたいで、痛いんですけど!」
「痛いじゃすまないことしてるんで、痛いだけなら麻酔は効いてるんで大丈夫ですよ」

――ふざけんな、大丈夫じゃねぇよ!!!!!

と、心の中では思い切りツッコミましたが、お腹を切られている状態で医師に反論なんてできようはずもありません。

あまり麻酔が効いていない状態で、お腹を切られる…。

――野戦病院かよっ!!!!!

私は激痛の中で、昔見た戦争映画などを思い出して心の中で叫んでいました。まさか、帝王切開の手術がここまで痛いとは思っていなかったので、手を押さえつけられながら、十分な麻酔もされずに手術されて気が動転してしまいました。

――早く終わってぇぇー!!

ただそれだけを願っている私に、医師の怖い言葉が色々聞こえてきます。

「んん?どこ切っても血管だぞ!?んんー、どうするか」

――どこ切っても血管!?

おいおいおいおい!

帝王切開のようによく聞く手術、しかも緊急ではなくて予定通り。医師が困るようなこともないと思っていた私は、気が気ではありませんでした。

激痛と、無事に手術が終わるのかという不安で、内心はパニックになりながらも、身動きしないように必死に耐えていました。やっと子供が生まれた時には、子供の顔を見たいというよりも、早く閉じて終わって欲しい気持ちでいっぱいでした。

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後に旦那から聞いた話ですが、生まれたばかりの子供を見せにきた看護婦さんは、「お母さん、手術を怖がっていたから心配していたんですが、すごく頑張りましたよ。みなさん、痛くて泣き叫んだりするんですが、お母さんはじっと我慢して強かったですよ~」

――みなさん、痛くて泣き叫ぶ手術なんですか!?

それを聞いた旦那は心の中で驚いたらしいですが、旦那からその話を聞いた私も同じように仰天してしまいました。

帝王切開を受けた友達たちは、あまり痛みを感じなかったと言っていたので、自分だけが麻酔が効きづらくて痛みを感じてしまっているのだと思って耐えていたのですが、私が生んだ産院で帝王切開を受けたママたちは、みんな泣き叫ぶほどの痛みを感じる手術を受けていたのです。

初めての授乳で乳首を噛み切られた!その時の看護婦さんの指示がバラバラでショック!

私が帝王切開で生んだのは、元気すぎる男の子でした。息子は初めての授乳で、私の乳首を噛み切ってしまったのです。

血をにじませて痛みに悶絶している私に、看護婦さんは

「お母さんの最初の母乳には栄養も免疫もたっぷりあるから、痛くても頑張って授乳しましょうね~」

そう言われた私は、頑張りました!看護婦さんが馬油をくれたので、出血している乳首に馬油をぬって、手術痕も痛む中、出血している乳首で泣きながら授乳していました。自然分娩で生んであげられなかったから、せめて母乳で育ててあげたい!…その一心で、ちぎれた乳首で我が子に授乳し続けたのです。

けれど、勤務交代の時間が来て、違う看護婦さんに代わると、その交代した看護婦さんは私が授乳しているのを見て血相を変えて怒鳴ってきました。

「何してるの!?血が出てるのに授乳するなんて、何考えてるの!?赤ちゃんに雑菌飲ませてるようなもんだよ!?赤ちゃん、病気になっちゃうよ!」
「…え」

――だって、さっきまでの看護婦さんが、血が出てても授乳しなさいって言ったから!

赤ちゃんのためだと思って、痛みに耐えて必死に授乳してたのに、それが赤ちゃんを病気にさせる行為だったなんて…。

ショックすぎて、何も言葉を返せませんでした。あんまりだと思ったし、どっちが本当!?…と、混乱したので聞き返したかったのですが、自分の術後の体や、赤ちゃんの面倒も見てもらうのに、この看護婦さんの心証を悪くしたら困ると思って黙るしかありませんでした。

けれど、今思い返しても、産院で毎日行われている『授乳』に関してくらい、統一した指導ができないもんなのかなぁ~と思ってしまいます。

産院選びには口コミが重要!後に知った、その産院の口コミとは…

出産時には、引っ越したばかりで友達がいなかったのですが、出産後にはママ友も増えて、『産院トーク』もよくするようになりました。出産後、私の産んだ産院について色々なことを聞いたので、ちょっとまとめてみたいと思います。

  • 自然分娩は上手
  • 問題が起こるのを嫌うので、すぐに帝王切開にする
  • 3人に2人は帝王切開している
  • 別の病院で1人目の帝王切開をした時も痛みを感じたという人が、この産院で2人目の帝王切開をしたら1人目の時の比じゃない痛みでパニックになった
  • 手術中あまりの痛みで苦しんでいたら、「動かないでください」と注意された。下半身麻酔が効いているはずなのに、体が動いてしまった。
  • 麻酔の後遺症が出ないように、麻酔を少なめに使う
  • 通院の看護婦さんは親切だけど、入院の看護婦さんは言うことがバラバラで一人すごく冷たい人がいる

これらはあくまで口コミなので、真実とは違うかもしれません。けれど、自分も激痛を体験したので、この口コミには「うんうん!わかる~!」と頷いてしまいますし、私の体験談も『この産院の口コミ』として地元のママの間では広がっているかもしれません。

出産の時の話、産院の話はママ友の間ではよく話題になります。実感としてですが、地元のママの口コミは本当のことが多く、産院選びの時に参考にする価値は高いと思います。

もしも、このような口コミを知っていたら、いくら食事が美味しくてアクセスが良くても、私も違う産院を選んでいたことでしょう。

産院選びで後悔しないために

うちの息子は、産院で生まれてからずっと、大きな病気をすることもなく、すくすく元気に育っています。

帝王切開が痛すぎたり、授乳の指導がバラバラだったりしましたが、五体満足に分娩してくださった産院には、基本的には感謝の気持ちの方が大きいです。

産院不足、産科医不足が叫ばれている中、よほどのことがない限り、病院名を名指しして悪い内容を口コミサイトに書き込むママはいないでしょう。なので、産院の本当の口コミを知りたかったら、地元のママに聞くのが一番だと思います。

けれど、私のような引越ししたてでは口コミ情報を得るのが難しかったりしますので、その場合は、せめて、通院可能な範囲にある産院の全てに、直接、診察に行ってみてください。嫌なこと、不信感を抱くことが起こっても、産院を途中で変えるのはとても難しいので、面倒でも、最初にじっくり選ぶことをオススメします。

無事なお産にするために、私たちママにできることは、健康管理と軽い運動ぐらいです。

いざお産となった時には、産院の先生・看護婦さん、助産師さんたちの技術、知識、経験に全てを委ねる以外ありません。つまり、私たちママが『無事なお産』のために直接できることは、産院選びしかないのです。

医療技術が高い日本では、ほとんどの子が無事に元気に生まれてきますが、お産は何が起こるかわからないもの。

私の知り合いには、難産になった後、なかなか帝王切開をしてもらえずに、子供に重大な障害が出てしまったというお子さんもいます。

  • 何か起こった時に後悔しないために…
  • 違う産院を検討しなかった自分を責めないために…
  • この子が無事に生まれるために、できるだけのことはしてあげたと胸を張れるために…

産院選びはじっくり、慎重に行ってください。

ちなみに、私は麻酔があまり効かない激痛の手術がトラウマになって、なかなか第2子をつくることが考えられなくなりました。あの痛みと恐怖をもう1回と思うと、体が震えてきてしまうのです。

いくら周りの人が、『ふつうは麻酔ちゃんと効くから!』と言ってくれても、人生で初めての手術で麻酔が効かなかったという経験は、ショッキングすぎて尾を引いてしまいました。

これから初めての出産という方は、最初のお産のイメージが、その後の人生計画にも影響を及ぼすことがあると思いながら、自分にあった産院を慎重に選んでください。個人的には、せめて帝王切開の時に麻酔の効く産院を選ぶことを強く強く強くオススメします。

まとめ:産院の選び方

後悔しないお産にするためには、産院の情報はできる限り集めてください。

  • 地元ママの口コミ情報を集める
  • 通院可能範囲の産院には、できるだけ足を運んでみる。

産院の雰囲気、先生との相性などを知るだけでも、安心してお産に望めるようになります。私も、二人目の出産の時には、ママ友から話を聞いたり、直接行ける範囲の産院には直接行ってみたりして、後悔しないようにじっくり丁寧に産院を選んでみたいと思います。

これから産院を選ぶママのみなさん、できるだけ情報を集めて、私のような後悔だらけのお産ではなく、素敵なお産にしてください。

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