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夜間断乳を失敗させない6つのコツ

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夜間断乳に踏み切るにあたっては、ママの強い決意と、いくつかのコツが必要です。

  • 「失敗して大泣きされたらどうしよう……」
  • 「ちゃんとできるかしら?!」

夜間断乳にはそんな不安がつきものですが、ここで、どんなコツが重要なのかをしっかりとチェックしてみましょう。

コツをおさえれば夜間断乳はきっとうまくいく!

「断乳」だからといって、ただやみくもに赤ちゃんに母乳を飲ませないという方法では、ママも赤ちゃんも辛い思いをするだけに終わってしまいます。

夜の間だけとはいえ、今までのように母乳がもらえないのは赤ちゃんにとってはとても大きな変化ですし、ママにとっても精神的な負担がかかること。しっかりと準備をして、どんなポイントを気をつければいいかを確認しておきましょう。

それでは、以下に夜間断乳を成功させるために必要と思われるコツを6つあげてみます。

1.赤ちゃんにしっかり言い聞かせる

赤ちゃんに何も伝えず、突然夜間断乳をスタートさせると、赤ちゃんもびっくりしてしまうかもしれません。まず大切なのは、赤ちゃんに「夜中の授乳はしない」ことを理解してもらうこと。

夜間断乳に踏み切るくらいの月齢になれば、赤ちゃんもママの言うことを何となく理解しています。言葉なんてまだわからないと思わず、赤ちゃんの目を見てしっかりと言い聞かせてあげてください。ママの真剣な気持ちは、赤ちゃんもちゃんと伝わります。

2.授乳に代わる入眠儀式を用意する

それまで母乳を飲みながら眠りについていた赤ちゃんが、母乳ナシで眠るということは、まさに青天の霹靂とも言うべき変化。

眠る方法を突然失った赤ちゃんは、どうやって眠りにつけばいいかわからず、大泣きしてしまうことも考えられます。できれば夜間断乳の前から、少しずつ授乳に代わる入眠儀式を取り入れたいですね。

パジャマに着替える、布団で絵本を読む、電気を消す、ママやパパと「おやすみ」のハグをする、お気に入りのぬいぐるみや毛布と一緒に布団に入るなどなど、赤ちゃんが「これをしたら寝る時間」とわかるような一連の行動を決め、毎日実行しておくていいでしょう。

こちらの記事では先輩ママたちが断乳直後に効果を感じた入眠儀式を7つ紹介しています。

3.週末など休みの前に始める

夜間断乳をスタートさせると、数日間は夜中の大泣きが続くかもしれません。それに対応するママはおそらく、ヘトヘトになってしまうことでしょう。また、日中ママと二人きりで過ごしていると、赤ちゃんが今まで以上に母乳に執着してしまう可能性もあります。

そのため、お出かけや人の出入りが多い休日の前にうまく夜間断乳のスケジュールを当てはめ、日中の刺激を多くしてあげましょう。また、パパがお休みの日なら、夜の寝かしつけを代わってもらったり、夜中に泣かれた時も抱っこしてもらったりと、協力してもらうこともできますね。

ママ1人で頑張るよりも、パパにも力を貸してもらい、家族みんなで夜間断乳に取り組む方がスムーズかもしれません。夜間断乳をスタートさせる日にも、ぜひこだわってみましょう。

4.日中はたくさん遊ぶ

赤ちゃんが夜にすんなり眠れるよう、昼間の刺激はいつもより多めにしておくことをオススメします。

あまりに刺激が多すぎても、逆に興奮して眠れなくなることがありますので、外遊びを少し長めにするとか、体を使ったダイナミックな遊びを増やすとか、その程度で構いません。赤ちゃんがほどよく疲れを感じるように、パパやママが遊びを調節してあげてくださいね。

5.真夏と真冬は避ける

通常の断乳でもそうなのですが、一般的に真夏や真冬は避けた方がよいと言われています。これは、体調を崩しやすく、赤ちゃんの水分補給に母乳が必要となることが多いため。

夏場はヘルパンギーナやプール熱など、高熱が出る病気も流行しますし、熱中症の心配もありますね。冬はインフルエンザやウイルス性胃腸炎などの病気も流行します。

夜間断乳を決行している時にこうした病気にかかってしまうと、思うように水分が摂れず、赤ちゃんが脱水を起こす危険も考えられます。

また、夏場は乳腺炎になるママも多いことから、断乳には向かない時期とされています。

冬場は、外遊びの機会が減ってしまうため、赤ちゃんの気を紛らわせにくいという点もちょっと心配ですね。こうしたことから、できるだけ気候の良い時期に夜間断乳をスタートさせるようにしましょう。

6.ママが折れない!

夜間断乳の最大のポイントは、やはりママが折れないこと。
どんなに泣かれても、ママが揺らいではいけません。

  • 「こんなに泣いて、かわいそう」
  • 「もう母乳あげちゃおうかな……」

そう思って根負けして授乳してしまうと、赤ちゃんにとって夜間断乳はただ単に「母乳をあげるのを焦らされただけ」になってしまいます。そして、泣けばまた母乳がもらえると理解します。

そうなると、再び夜間断乳に踏み切るハードルはぐんと高くなりますから、一度夜間断乳をすると決めたら、赤ちゃんのためにも、気持ちをしっかり持って臨んでくださいね。

夜間断乳は、スムーズに行けば2日~3日ほどで赤ちゃんの大泣きがおさまり、しだいに長く寝てくれるようになっていくことが多いようです。辛くても、上記のコツを参考にして、とりあえず3日間は挫けずに頑張ってみましょう。

赤ちゃんがぐっすり寝てくれる夜は、もうそこまで近づいているかもしれません!

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