BabyNET

生活リズムを整えてストレスを減らすために。150以上の超具体的な赤ちゃんの寝かしつけのコツ。

寒くてツラいなら試してみて!冬の夜の授乳を温かく乗り切る工夫

526

寒い季節になると、授乳のたびに起きるのが辛くなってきますよね。まして、冬の夜のあの寒さの中、あたたかい布団から出て授乳を始めると、すぐに震えるほど冷えてしまうことも。

月齢の小さな赤ちゃんを抱えるママたちは、寒い冬の夜の授乳をどうやって乗り切っているのでしょうか?

ここでは、冬の夜の授乳を暖かく乗り切るコツや、ちょっとした工夫をいくつかご紹介しましょう。

冬でも部屋全体がほんのり…一番オススメの暖房はコレ!

冬の夜、暖房を切って寝ると、すぐに室温が下がってしまいます。朝までぐっすり寝るなら何の問題もありませんが、夜中に何度も授乳で起きると、そのたびに部屋の寒さが身にしみますよね。

小さな赤ちゃんを抱えるママの中には、暖房を一晩中つけっぱなしにしている人も少なくありません。

低温度に設定できて、音も静か、そしてポカポカとあたたかいオイルヒーターは、数年前から高い人気となっています。電気代はかかりますが、暖かさにはかえられないというママは、ぜひオイルヒーターの導入を検討してみましょう。

ただ、特に空気が乾燥してしまうエアコンの場合、一晩中つけっぱなしにしておくのはあまりオススメはできません。赤ちゃんは鼻や喉の粘膜がまだ未熟ですから、くしゃみや鼻づまりの原因となることも考えられます。

また、乾燥による肌荒れも心配ですね。

もしも冬の夜の授乳にエアコンを活用したい時は、オンタイマーやオフタイマーを上手に使って、一晩中つけっぱなしにしないこと、加湿器などで部屋の湿度を下げないようにすることを心がけましょう。

使えるものは使って、寒さ対策を万全に!

さて、室温が低くてツラい授乳時は、使えるものは何でも使って、できるだけ寒さをしのぎましょう。ママの体が冷えると、母乳の出に影響することもありますし、赤ちゃんに寒い思いをさせるのもかわいそうですよね。

次に、寒い冬の授乳に役立つあったかグッズや、注目したいポイントをあげてみましょう。

即暖性の高い暖房器具が役立つ!

スイッチを入れるとすぐに起動するハロゲンヒーターや電気ストーブ、セラミックヒーターは、冬の夜の授乳にピッタリです。

これらは安全性も高く、長い時間つけっぱなしにするのでなければ、それほど電気代がかからないのが嬉しいポイント。ただ、ハロゲンヒーターをつけると予想以上に明るくなるので、赤ちゃんにとって光の刺激とならないように工夫したいですね。

腹巻きをして寝る

腹巻きをしていると、授乳でパジャマをはだけた時に外気に触れる肌の面積が小さくなり、寒さ対策になります。

あまり厚手のものや、モコモコした素材のものだと、布団の中で温まりすぎたり、痒くなってしまったりすることがあるので、薄手で温かいものを選んでみましょう。

さっと羽織れるものはすぐそばに

起き上がって授乳をする時、パジャマのままだとすぐに体が冷えてしまいます。さっと羽織れるものを、布団のそばに準備しておきましょう。

フリースやボアなど、温かい素材のパーカーやポンチョなどは特にオススメ。フード付きのものなら、フードをかぶって授乳すれば頭や首の後ろの冷えを防ぐことができます。

また、昔ながらの綿入り半纏なども思いのほか暖かく、侮れません。羽織れるものが何もない場合は、毛布や大判のひざ掛けで代用しましょう。赤ちゃんも一緒にくるんであげると暖かです。

カーテンの長さにも注目

寝室の窓のカーテンは、長さにも注目してみましょう。カーテンが床に届かない丈だと、冷たい空気が室内に入りやすくなります。

腰高窓などの場合でも、カーテンを長くして床に近づけることで、冷気が入るのを抑える効果があるそうですよ。

ミルクの場合は枕元にしっかり準備

夜中の授乳をミルクにしている場合は、その準備を万端にしておくのがポイント。

寒い中、眠い目をこすりながらいちいち寒い台所へ行ってミルクを作るのは大変ですから、枕元にミルク、哺乳瓶、熱いお湯の入ったポット、湯冷ましを入れた水筒を用意しておき、授乳の時間になったら、お湯と湯冷ましでささっと調乳するようにしましょう。

最強のポカポカ手段・添い乳

ママも赤ちゃんも、布団から出ることなく授乳を済ませられるのが、添い乳。やはり、ポカポカしたまま楽に授乳をする手段といったら、コレですね。

しかし、添え乳はとても便利ではありますが、月齢の小さいうちは窒息や吐き戻しの危険がありますし、添え乳に頼りすぎると、添え乳をしなければ赤ちゃんが寝られなくなってしまう可能性も考えられます。

また、添え乳だと赤ちゃんも飲みながら寝てしまい、十分にお腹いっぱいになることがないため、30分~1時間という短い時間で泣かれることも。さらにママも無理な体勢を長時間取ることで、肩こりや腰痛の原因となりやすいのです。

暖かで楽ちんな添え乳ですが、こうしたデメリットも踏まえて、特に寒い夜だけにとどめておいた方がいいかもしれませんね。

寒い冬の夜の授乳は、本当に大変です。

起きるたびに寒さとツラさが身にしみて、泣きたくなってしまうこともあるでしょう。でも、寒い冬はほんの数ヶ月。暖かい春がくるまで、上記のような方法を参考に、少しでも暖かい環境で授乳ができるように工夫してみてくださいね。

Return Top