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生活リズムを整えてストレスを減らすために。150以上の超具体的な赤ちゃんの寝かしつけのコツ。

赤ちゃんの体重が減っても…完全母乳育児を目指すママへ追い詰められないための5つのポイント

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赤ちゃんを母乳で育てたいという思いは、どんなママでも持っていることでしょう。その中でも、できれば母乳だけで育てたい、いわゆる「完母」になりたいと思うママは少なくないはずです。

今はミルクを足しているけど、ゆくゆくは完母になりたい、と頑張っているママ。食事やマッサージなど、もう既にいろいろな努力をしていることと思いますが、少しだけ心に留めて置いてほしいことがあります。

完全母乳育児に憧れるあまり、自分を追い詰め、赤ちゃんとともに辛い思いをしないためにも、ぜひご一読ください。

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完母を目指すママはこんなことにも気をつけてみましょう

赤ちゃんが生まれてから今まで、完母を目指していろいろやってきたママなら、授乳の仕方、生活面や食事面での注意点やマッサージのポイントなどはもうとっくに知っていて、実行していることでしょう。母乳外来などに通って、専門的なアドバイスをもらっているママもいますよね。

しかし、そんなふうに頑張っていても、なかなか完母になれなくて落ち込んだり、完母にこだわりすぎるあまりストレスをためてしまうことも多いものです。

完母を目指すのは決して悪いことではありませんが、必死になるあまり、ママが母乳のことしか考えられなくなったり、赤ちゃんの栄養状態に影響が出たりしては大変です。完母になりたいといろいろな努力を始める前に、次のようなことにも少し気をつけてみましょう。

1.「頑張れば完母になれる」と思い込まない

ネットの掲示板などでは「どうしたら完母になれる?」という相談とその答えが非常に多く掲載されています。また、リアルではママ友や先輩ママなどに相談をすることもあるかもしれません。

そうした相談に乗ってくれる人の中には、善意で「頑張れば完母になれるよ」といった声をかけてくれる人もいるでしょう。しかし、その人たちは専門家でも何でもなく、実際にあなたが授乳している様子を見ているわけでもありません。

「完母になりたい」という気持ちが強いと、「頑張れば大丈夫!」という耳障りの良い言葉しか耳に入らなくなってしまうことがありますが、母乳育児は努力だけでどうにもならないこともあるもの。「頑張れば~」という言葉を信じて頑張りすぎるとストレスがたまったり、それでも完母になれない自分を「努力が足りないからだ」と責めたりしてしまいます。

まずは、頑張ったら必ず完母になれるという思い込みを捨てましょう。

2.ネットの情報に振り回されない

インターネット上には、完全母乳になるための方法や、母乳を出すためのノウハウも数多く掲載されていますが、完母になるためには、それをそのまま実行しなければならないということはありません。

母乳育児をする上でとても役に立つ、有益な情報を掲載しているサイトはたくさんありますが、人によって合う方法、合わない方法はありますし、こと母乳に関しては個人差や赤ちゃんとの相性が非常に大きい部分です。その全てを取り入れて、指示通りに授乳しなければならないということはありません。

また、中には真偽の不確かな情報や古い情報が掲載されているサイトも存在します。こうした膨大な情報に振り回されると、何が正しいのかわからなくなったり、あれもこれもしなければと思うあまり、ママ自身が疲れてしまうことも。

ネット上の有効な情報は自分でソースを確かめた上で、無理のない範囲で実行できそう、かつ、自分と赤ちゃんに合った方法を探すようにしましょう。

3.小児科、産科の医師や助産師さんなど、複数の人の意見を聞く

母乳について悩む時期は、周りのママたちやネットの情報にも助けられますが、やはり頼りになるのは専門家の意見。それも、1人だけではなく、できるだけ多くの専門家の意見を幅広く聞くことをオススメします。

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たとえば、母乳外来でママに寄り添った意見や母乳を多く出すための具体的な方法を聞くだけでなく、小児科で赤ちゃんの体重の増え具合や今の栄養状態を確認してアドバイスをもらうなど、ママと赤ちゃん、それぞれの立場に立った専門家の意見を聞き、完母になるために、また、赤ちゃんを健康に育てるためにどんな努力をすればいいのかを総合的に考えることが大切です。

4.ストレスを感じたら無理しない

母乳育児に一番よくないのは、ストレスです。

完母になるための努力も、ママ自身が楽しんでできているならいいのですが、反対にストレスになるようなことがあっては、逆効果です。

頻回授乳ばかりでご飯を食べる暇もなくイライラする、食事の制限が苦痛に感じる、赤ちゃんの体重がなかなか増えなくて不安になるなど……、そんなふうにママがストレスをためるのは厳禁。完母になるための努力なのに、ストレスをためて母乳の出が悪くなってしまったら、本末転倒ですよね。

今すぐ、絶対に完母にならなければならない! なんてことはありませんので、ストレスを感じたら無理せずにミルクを足したり、母乳のことを頭から切り離してリフレッシュしたりして、精神的に追い詰められないようにしましょう。

5.完母を目指すのは本当に赤ちゃんのためなのか、よく考える

母乳は頑張って出るものではありませんし、母乳が出ないことは努力不足とは何の関係もないもの。

それでも、頑張っても頑張っても完母になれない……と落ち込み、自分は母親失格だとすら考えてしまうママも少なくはありません。ネガティブな気持ちになってしまったそんな時は、何のために完母を目指すのか、一度考えてみませんか?

よく「赤ちゃんにとっては完母が一番!」という意見も聞きますが、完母を目指して母乳の出にかかわらず頻回母乳をし、ミルクの量を制限して赤ちゃんの栄養状態に問題が出たり、ママがストレスをためて追い詰められたりすることが、果たして本当に赤ちゃんのためになるでしょうか。

赤ちゃんにとって大切なのは、母乳、ミルクにかかわらず、お腹がいっぱいになること。

適度に、自分と赤ちゃんに合った方法で、ストレスなく完母を目指して努力をするのはいいことです。でも、赤ちゃんの成長や栄養状態を全く考えず、「完母になりたい」と行き過ぎた努力をすることは、赤ちゃんに関係のないママのエゴだとも言えます。

今一度、完母になりたいのは誰のため、何のためなのかを、ママ自身しっかりと考えてみましょう。

ゆっくりじっくり、無理のない努力を続けよう

完母になりたいと願う多くのママは、日々一生懸命授乳に取り組んでいることでしょう。

確かに、努力は大切です。しかし、本来「完母」というものはただの結果であり、目指してなるものではありません。

授乳は、ママの体質、赤ちゃんの性格や成長、赤ちゃんとママの母乳との相性など、さまざまなものに左右されます。幸運にもその全てが合致した結果が完母という状態なのであって、努力したから、頑張ったから必ず完母になれるというわけではないのです。

完母はあくまでもひとつの授乳の形に過ぎません。

周りの人から「母乳なの?」「完母?」と聞かれるプレッシャーやストレスもありますし、周りのママが完母だと焦りや不安を感じてしまうこともあるでしょう。でも、完母だからって特別に偉いわけではありません。

授乳の形は、ママと赤ちゃんの数だけあるのが当たり前。自分と赤ちゃんに合った授乳ができて、毎日笑って過ごせていれば、それで十分なのです。

「できるだけ母乳で育てたい」という気持ちは大切ですし、そのための努力は必要ではありますが、何事もほどほどが肝心です。

あまり完母にこだわりすぎずに、ゆっくりじっくり、ストレスを感じない範囲で、細く長く母乳育児を続ける努力をしてみてくださいね。

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